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WEBで読める、おすすめの塚田作品。

ツイッターやnoteで僕のことを知り、「ちょっと作品でも読んでみるか」と思った方のために、WEBで無料で読める塚田の作品の紹介とちょっとした解説を記しておきます。どれも短い作品なので気軽に読んでいただけたら幸いです。


「帰ってきたじいちゃん」

この作品は死んだ祖父がお盆に帰ってくるショートショートなのですが、たくさんの方に読んでいただけた作品です。描いたのは2017年。第十五回坊っちゃん文学賞に応募した作品です。結果的に大賞に選ばれたのは「オトナバー」ですが、こちらもお気に入りです。

続いては。

「足跡レストラン」

不思議なレストランを舞台にしたショートショートです。こちらはブックショートのSOLAREAWARDという企画の8月期の優秀賞に選ばれはしましたが、最終的になにか賞をもらえたわけではありません。個人的にはもっと評価されてもいいと思うのですが。。。そんな事情もあり、お気に入り作品のわりにあまり読まれていない作品です。なので是非読んでみてください。そいえば8月期の優秀賞の副賞としてホテルの宿泊券を頂きました。利用しようと予約までしたのですが、コロナ渦になってしまい断念しました。

三本目は

「親ガチャ」

この作品は親ガチャをテーマにした児童文学です。北日本児童文学賞で一次通過、ステキブンゲイ大賞では三次通過した作品です。親ガチャという言葉は執筆当時(2020年)から使われていましたが、この翌年にちょっとした流行語になりました。描き上げたとき、「これは大賞もらった」と思うほど自信があったのですが一次通過という喜んでいいのか悪いのか中途半端な結果になりました。その後ステキブンゲイにアップして多くの方に読んでいただけました。あまり長くないのでぜひ。

「おそろいのキーホルダー」

この作品は2000字に満たない児童文学系の物語です。親友が転校するお話です。僕自身、小学校時代に親友が転校してしまったことがあって、当時の寂しい気持ちを物語にしました。ちょっと切ない話ですが気に入っています。

「狐」

こちらは、僕が連載しているちくま未来新聞に掲載された800字小説です。もう2年以上連載しているのですが、正直あまり評判がよくなかった、というか評判を聞かなかった作品です。でも僕は気に入っている。そんな作品です。だいたい評判がいいのはどんでん返し系です。しかし、この作品はそういうのが一切ない地味な作品なので、うけないのも十分理解できます。でも情景が浮かぶし、少年のピュアな感じが出ていてとても好きです。こちらはもともと挿絵ありきで、挿絵を見たインスピレーションで描きました。幸い作者の長門先生からは、「美しい作品」と誉めていただけました。


以上おすすめ5作品です。気になった作品があったら是非読んでみてください。

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