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血で 肉で そのすべてかもしれない今

宮谷一彦、カルメンマキ、スティーブ・ジョブズ、ミック・ジャガー、
小林麻美、ジム・モリソン、南佳孝、来生たかお、北野武、開高健、
矢作俊彦、ブルース・リー、ジェームズ・コバーン、大瀧詠一、
ダニエル・クレイグ、萩原健一、桑田佳祐、チャールズ・ブロンソン、
景山民夫、イレブン、デジャブー、ハンバーガーイン、びっくり寿司、
大八、天鳳、深沢図書館、早朝の駒沢公園、シカゴドック、青野、
メゾンカイザー、天下寿司、コロンボ、カリフォルニア、アービーズ、
高輪図書館、ネオジャパネスク雅、にんにくや、ペーパームーン、
鈴木屋、とよかつ、ピガピガ、原田、寿司文、沢木耕太郎、
マイクル・クライトン、フレッシュネスバーガー、ダン・ブラウン、
立川談志、まっくろう・・・。

いまの自分の一部を形作っている、
そう思われる人や場所を書き出してみた。
もちろん奥さんと息子、父や母、好きだった女性、
友人といった身近な存在は抜きにしてだ。
本当は、他にも思い出す場所はあるのだが、
今となっては名前さえ記憶の闇の中。
ペーパームーンの通りを少し先に歩いたあたりにあったメンズショップ。
恵比寿から北里の通りに向かう坂道の途中の今川焼。
そうだアイスドアというのもあったな。
もし明日、遠い星の流刑地に幽閉されるというシチュエーションで
こう質問されたら、どう答えるだろう。
「今、お前が挙げた場所のうち3箇所だけを選べ、連れて行ってやろう」
温情に溢れた執行者様なのだ。
しかも、思い描いた時間のその場所へ、当時のままの姿でなのだという。
まぁ死刑前のごちそうみたいなものだと思っていい。
3ヶ所ね、これその時々で答えは変わってくるやつだな。
では今の気分なら、まずアービーズでローストビーフサンドイッチ、
その後ネオジャパネスクで遊んで、シメは天鳳いや大八か。
だめだな、みんな遠い昔の話だ。
その遠い記憶の残照であるところの私。

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