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【235日目:毎日ご質問回答】最近テンションが上がったことを教えてください!

ご質問ありがとうございます。

偶有性を考えながら上機嫌に行動していくと、文字通り思いの外の出来事に出会えるんだなーと、最近テンションがグッと上がっています。

偶有性は哲学者のアリストテレスが最初に提唱した言葉ですが、私が主に使っているのは2005年から脳科学者の茂木健一郎さんが書籍の中で使われている意味での偶有性です。

これほんとにおもしろいですよ。
みなさん、子供の頃何にでもなれるとワクワク感が毎日心の中を占めていませんでしたか。偶有性は人間というか生命は偶然と必然との間の偶有で生きているのではという問いかけを毎日自分にすると、まずは小さな出会いを気付けますし、その出会いをものにしようと勇気が湧いてきます。

前々から、茂木さんの本を読んでいて、クオリアと偶有性って面白い言葉だなと客観的に面白がってました。クオリアの方はまだまだ奥が深くて、この概念から得られることがはっきりとしませんが、偶有性ははっきりと感じとる機会に恵まれました。

時間があるときに、ブロックチェーンの技術を使ったオンライン捺印の暗号をマイニングをしているのですが、この暗号が全くのランダムなんです。数か月前に始めた最初の一か月くらいはいつ暗号を解読できるか分からない不毛な作業だなと認知していました。しかし、あっランダム性というのは参加している人皆に確率的には等しく当たりとっても愛のあるシステムだなと実感したんです。

今回選んだ数字で暗号を解読することができるかもしれないし、次回以降かもしれない。この事象を偶有性という言葉の物差しで広げて世の中を見ると、そうか生きているという事は小さな可能性があちらこちらに落ちている、隠れているんだなと素直に認知できたんです。

私見ですが、精神的に落ち込んだ時、疲労困憊の時などは世の中の可能性に目を向ける勇気が持てなくなっている時です。臨床心理学の中の認知行動療法で「〇〇するべき」という思考がその人自身を苦しめる思考の一つだと扱われています。そりゃそうだ。可能性があちらこちらに落ちているのに、「こう生きるべき」なんて考えを毎日生活する指針にしたら苦しくもなるよ。

ということで、偶然と必然の間のグラデーションである偶有性を体感するのに、ランダム性のある暗号解読が大変役に立って、愛を感じて、最近テンションが爆上がりしました。世の中を小さな可能性の集まりだという認知すると毎日楽しいです。

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