【329日目:毎日ご質問回答】こんな大人になりたいと子供の頃に思ったことはありますか?今どうですか?
ご質問ありがとうございます。
それは、フーテンの寅さんです。小学校の時に父親に連れられて二人で地域の市民ホールで映画を見たのが、その頃の自分にはとても衝撃でした。そうかー。こんな自由に生きていいんだ。こんなに自分の思いを言葉に態度に涙に出していいんだ。そして、誰もがなぜか憎めない。誰かの心に必ずいる。目の前の人が笑顔になるために一生懸命になる。私にとっては寅さんはいい兄貴分であり、憧れるヒーロー像そのものです。
人生の酸いも甘いも経験してきて、私は自分の性格に合わせた寅さんを演じているようだなとつくづく思います。困っている人がいたら自分のできることから助ける。あえて助けないという事が助けになることがあることも承知の上。自分の気持ちを正直に相手に言葉に態度に出す。涙もろい。全国どこへでも行って、その土地の人たちと仲間となる。オンラインでもオフラインでもつながる人と対話を通し、人間的に成長していく。同じ間違いをしても鼻で笑って、へでもない。年を重ねるうちに自分の中の寅さん像に近づいています。
昨夜は久しぶりにじっくりと『男はつらいよ』を見させてもらいました。画家の夢が破れた看板屋の男性と10年前に亡くなった大衆演劇の座長の娘で今は地元の宴会の芸者をしている女性との話でした。
その映画を通して、なぜか憎めない人でいるための3つのチェックポイントを分析してみました。
1.自分の失敗談を昇華した面白い話として話してますか?
2.会いたい人に自分から出向いて会いに行っていますか?
3.過去のつながりや一期一会の出会いを大切にしていますか?
寅さんが九州に向かうフェリーから降りる時に北海道に向かう的屋仲間の男性とのお互いに笑い転げる会話でこんなセリフを発します。
『俺とお前はお風呂のおならのような関係だ。前と後ろに行き別れ。』
これからも、色々面倒をかけてしまうが、なぜか憎めない茶目っ気たっぷりの人間像も自分の中に持ち生きていきます。
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