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No.1 【BRAND BOOK】 Vo.1     UNIQLOの凄さとは?(後編)

皆様こんばんは!
ファッションスタイリストのKojin(こうじん)です。

最近夏が本格化してきた〜って感じの気温じゃないですか!?
まだ6月なのに…先が思いやられますよ全く。😃

自分は非常に汗っかきなので、
夏用のTシャツはできるだけ安いものを多く仕入れて、来年には持ち越さず…
って感じで過ごしていますので、今回紹介するブランドは愛用しております。

(前編はこちら!)

今回の記事は6/17投稿分の後編となります。
前編をまだ読んでないよ!って方はまずはこちらを↓

前編では、
日本人なら、と言うか誰もがよく知る世界的ブランド【ユニクロ】について、
その歴史や基礎情報をお届けしました!
〝ユニクロの名前の由来〟って知ってます???

普段何気なく使うからこそ、是非知ってほしい!
ぜひ楽しんで読んでください☺️


1.UNIQLOはなぜここまで成長したのか?

では本題といきましょう!

UNIQLOは世界的にみても非常に有名なブランド、と言うかアパレル企業です。
最新の情報はちょっとわかりませんでしたが、
『UNIQLOがアパレル企業時価総額世界一に!』
という記事が出て、話題になりました。

ファーストリテイリングの公式サイトより!

…と、思ったらまさにファーストリテイリングの公式サイトに、
最新版のアパレル企業の時価総額ランキングがありました。
さすが痒い所に手の届くユニクロさん…笑(なんか違う)

見ての通りですが、2024年5月末時点で、
一位はZARAの【インディテックス】。
二位はH&Mの【エイチ・アンド・エム・ヘネス・アンド・マウリッツ】。

現在はそれに次いで三位となっておりますが、
確か数年前に、インディテックスを抜いて世界一位に…すごいですよね。

世界的にみてもそこまで評価されている日本のアパレル企業であるUNIQLOは、
なぜそこまでのブランドになっていったのでしょうか?

個人的な意見ですが、そこには大きく二つの要因があると思います。


2.〝日用品〟として、まさに生活に浸透。

突然ですが、問題です。

ユニクロは〝ファストファッション〟か?

ファストファッションに関する境界線は難しいものがありますが、
個人的な答えは『NO』です。

ファストファッションの定義を簡単に言うと、
『流行の服を〝最速で製作〟し〝最速で提供〟、それを〝最速で繰り返す。〟』

です。
ZARAやユニクロと同じ会社のGUはまさにそんな業態のアパレルですよね。

ただユニクロはどうでしょうか?

ユニクロの代表作はたくさんありますが、
[ヒートテック][エアリズム][感動パンツ・ジャケット]
[ウルトラライトダウン]などなど…

ユニクロ公式サイトより!

ユニクロの商品って、
同じ商品が何年もずっっっと定番としてお店に並んでいませんか?

これってファストファッションとは逆の売り方なんですよね!
ファストファッションどころか、
アパレル全体と逆の様式をとっていると言っても過言ではありません。

もちろん、全ての商品が毎年全く同じと言うわけではありません!
時代に合わせて、少しずつサイジングや色味などは変わっています。
それでも、どんな時代でも使えるようなシンプルな服が、
定番の商品として何年も出続けている。

これがユニクロのすごいところ。

最近でこそ、
『ユニクロの服でオシャレな着こなしもできる!』
という風潮はありますし、実際にユニクロを上手く着こなすインスタグラマーは
日常的にみるようになりましたよね。

ただ、とは言ってもやはりユニクロを買う理由の多くは、
【日用品としてのイメージが強いから】なんだと思います。

・「暑くなってきたけど夏用のTシャツがないから、とりあえず買わなきゃ。」
・「下着がよれてきたから総入れ替えしたいな〜」
・「持ってる靴下がクタクタに!とりあえず買わなきゃ!!!」

…なんて状況になった時、どこに行こうと思い浮かびます?
きっとユニクロだと思うんです。

この『〜になったからとりあえず買わなきゃ。』という状況下で
真っ先に思い浮かぶブランドとして隆盛した、

つまりは、
【日用品としてのブランドイメージを勝ち取った。】ということ。


田舎にも優しいよね。

またユニクロって、ZARAやGUに比べて、田舎にも店舗が多くないですか?

少し前のデータにはなりますが、
もうダントツです。笑

おそらくですが、
田舎でZARAを店舗展開しても、そこまで売れないと思います。
言ってしまえば、それは〝日用品としてはオシャレすぎる〟から。

ユニクロのシンプルで時代に左右されづらいデザインは、
流行やデザイン性を求めない層の人たちにも、
〝日用品〟として受け入れられやすい
わけですね。


3.ファッション好きにこそ刺さるコラボ


前章で、ユニクロは
『流行に左右されずらいアイテムを通年展開することで、
           〝日用品〟としてのシェアを大きく獲得している』

という話をしましたが、
それとは別ベクトル…というかもはや真逆の凄さを別に持っています。

それこそが二つ目の理由、
【ファッション好きにこそ刺さるコラボ】の実現です。

ユニクロに行くと、
服のタグに[+J]や[UNIQLO U]という表記をみませんか?

+Jのタグ
この〝J〟ってなんのJでしょうか?
もはや定番化している【UNIQLO U】

服好きが衝撃を受けた…

結論から言うと、
この[+J]や[UNIQLO U]はデザイナーコラボのシリーズです。

[+J]のJは〝ジル・サンダー〟を表すJ。
[UNIQLO U]はクリストフ・ルメールとのコラボを表す。

詳しいデザイナーの解説は省きますが、
どちらも世界的ファッションブランドのデザイナーです。
ルメールなんて、一時期あの【HERMES】のデザイナーでしたからね…!!!
どちらも、数万円・数十万円が当たり前のブランドのデザイナーです。

そんな超超有名なデザイナーとのコラボシリーズを、
日本人なら誰もが知っている低価格帯ブランドがやると言い出したのですから、
服好きは度肝を抜かれたわけですね。笑



ユニクロを馬鹿にできなくなった。笑

多分僕が大学生ぐらいの時期なので、
ざっと今から5,6年ほど前の話なのですが、

「ユニクロを日常的に着てるやつはダサい。服好きを名乗るな。」

といった風潮がその時にはまだありました。
(薄れつつある境目の時期だったとは思いますが。)

ユニクロはあくまでも〝日用品〟であって、〝ファッション〟ではない。
ユニクロをただの衣服として着るならいいが、
オシャレをしたいのならもっと高くていいブランドを着るべき。

と言った感じ。

まあ実際ユニクロはトレンドを押さえたデザインはしてませんし、
なんなら何年も同じようなデザインの商品を通年売り出しているので、
気高き服好きたちは、ユニクロを着ている奴らと
自分達を一緒にされたくはなかったわけです。笑

しかし、
そんなユニクロがジル・サンダーやクリストフ・ルメールといった
世界的ファッションデザイナーを迎えて、
コラボコレクションを発表したわけです。

[+J]の発売日に並ぶ方々

それはつまり、
『世界的デザイナーたちが、ユニクロを認めた。』
『世界的デザイナーが認める質の良さが、ユニクロの素材にはある!』

ということになる…!!!

そしてそれと同時に、
『世界的デザイナーが認めたブランドを、俺たちは今まで馬鹿にしてたのか?』

となってしまったわけ。笑

=世界的デザイナーに裏付けされた【品質】


…そんなわけで、
服好きには、『あのデザイナーのデザインがユニクロで買える!』

というニーズでブッ刺さるコレクションが別にあるので、
日用品使いではない用途でも売れるようになった。
と言う背景があります。

ただそれ以上に、
この各コラボコレクションがもたらした最大の恩恵は、

『あの世界的デザイナーが、ユニクロの品質を認めたのか!!!』

ということです。

ユニクロは、値段の割に品質が圧倒的にいいです。
その事実は別に変わっていませんが、
世界的デザイナーとのコラボの実現が、その事実を証明した、わけですね。


4.終わりに。

みんな大好き日本人御用達の世界的アパレル【ユニクロ】。
その人気の秘密を、2回に渡ってお届けいたしました。
いかがだったでしょうか?

正直、
まだ語り足りないのですが…笑
すでに予定している文字数を余裕で2倍くらい超えているので😃

ご要望があれば、また別の記事で語りますね!!!

ここまでお読みいただきありがとうございました!!!
次回もご期待ください😁


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