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勝てるワーク第2ラウンド[後半戦]

勝てるデザインの巻末にあるワーク2周目を完遂しましたので、ワーク08〜15をこのnoteに記録していきます!

前半戦はこちらです。

以下勝てるワーク後半の記録です!



勝てるワーク08 うすっぺらい作品から打破せよ!

自分のフェチ(視覚的、感覚的にゾクゾクするもの)を書き出し、自分フェチの雑誌の表紙のアートディレクションを企画、デザインするワークです。
このワークは前回もそうでしたが、作るのが楽しみです!

自分フェチをなるべくたくさん書き出す

前回書き出したフェチは下記です。

・ミニチュア
・食品サンプル
・食べ物系の写真やイラストがプリントされた文具など
・ショッキングピンク
・薄いピンク
・ゴールド
・お洒落なお菓子パッケージ
・お洒落で凝った紙アイテム
・タイポグラフィが美しいチラシなど
・バラ園
・上品な食器
・上品な盛り付けをされたフレンチ
・ジェットコースター
・スワロフスキー
・大理石柄

フェチはそう簡単に変わるものではないので、前回のものを参考に進めていこうと思いますが、もうちょっと絞り出してフェチを追加しようと思います!

追加フェチ
・活版印刷されたもの
・パッケージでもイラストが入ってるやつ
・写真で背景がボケてるやつ
・真っ黒な紙に白やシルバーの印刷
・雑誌に使われている可愛いあしらい
・滲んでる明朝体とか上品な明朝体とか
・ひのき風呂
・ダークモード
・グレーを入れたデザイン

思い浮かべても、ほぼデザインに関わることしか出てこないので、今年はもっと視野を広げるために外へ出かけることにします泣

具体的なフェチを選ぶ

上記のフェチ一覧から、前回と被らないように今回の企画や表紙に反映させるフェチを選びました。
・おしゃれなお菓子パッケージ
・パッケージでもイラストが入ってるやつ
・グレーを入れたデザイン
・薄いピンク

で、私が良いなと思ったパッケージをピンタレストで集めました。


雑誌の企画書を作る(言語化する)

■コンセプト
おしゃれなお菓子パッケージ、デザインや紙にこだわったお菓子パッケージを紹介する雑誌
■ターゲット
デザインやパッケージに興味がある人
■ネーミング
package of sweets
■特集記事
こだわりのパッケージができるまで

マニアックな雑誌よりマニアックに、楽しんで作るだけ(他人がどう反応するか?を想像しながら)

マニアック度にはあまり自身がないですが…思いっきり自分好みに寄せて楽しんで作りました!

完成した雑誌の表紙

結構頑張りました。イラストを。
ちょこっとずつProcreateに慣れてきた気がします。イラストをメインに持ってくるのはかなりの冒険でしたが、なんとかかんとか出来上がって良かったです。
ちなみに最初のラフはこんな感じでした。

最初のラフ

本当はタイポグラフィも手書きで頑張ろうと思ったのですが、全然まとまりのあるデザインに行き着かなくて、結局フォントに頼ってしまいました笑
でも完成した表紙、めちゃくちゃ気に入ってます!!!

このワークを終えて

イラスト描くの結構時間かかりましたが、描いている間は時間を忘れる自分がいました。絵を描いたことないとか、苦手だから出来ない、という食わず嫌いみたいなものはこのワークで無くなった気がします!
前回のワークで作った表紙も思うがままに作りましたが、今回の方が遥かに良いものが出来上がったと思ってます。



勝てるワーク09 本当のトレースはこうやれ!

デザインのトレースはお手本を見ながらやるのが主流だと思いますが、このワークは「観察タイム」→「お手本を隠す」→「再現する」の繰り返しです。
今回はある楽器屋さんのロゴをトレースしてみることにしました!

感想をひとことで表すと、「激ムズ」でした。
トレース前に枠のガイドだけは引かせていただきました。文字やロゴの縦横比の枠がないと無理かと思ったので…
ロゴタイプはなんとかそれっぽくなってますが、シンボルマークはどうにもこうにもいかず、形が違うという自覚はあったんですが、どう頑張っても本物のロゴの形に持っていけませんでした。。斜めって難しい。。

もとのロゴとトレースしたロゴを重ねました。「島」の文字が一番近い!
シンボルマークはまず斜めの角度がどれくらいなのかが難しく、それぞれのパーツの太さやバランスなどの調整も完全にお手上げでした。ロゴタイプも全体的に細かったみたいです。なかなか良い勉強になりました。

このワークを終えて

1つトレースしただけでも、かなり得るものが多かった感触でした。文字ってこんなふうに組み立ててるんだなとか、錯視の調整も思わぬところでされていたりとか、、
あと、勝てるワーク2周目をやり始めたばかりの時に、手書きでもいくつかトレースをしていました。

これらのトレースは見ながら描きましたがなぞってはいません。
SNSのロゴをひたすら見て描くをこれだけやっただけでも、これ以降に実案件で作成したロゴは綺麗な形を作れるようになりました。すごく不思議なくらい。トレースってすごいです。



勝てるワーク10 タイムスリップして原体験をさぐれ!

このワークは過去の自分とクリエイティブの接点についてnoteを書くというものです。
これは2周目をやっても内容が被ると思ったので、1周目で書いたnoteのリンクを貼ります。

読み返すと、そういえば小学生の時はよく絵を描いてたな〜と思いました。中学生以降は全くと言っていいほど描いてなかったですが、このワークで色々と絵を描いてて苦に感じないのは、本当は絵を描くことが好きなんじゃないか、と思ってきました。



勝てるワーク11 作り方がわからない案を出せ!

このワークは、書籍「勝てるデザイン」を売るための駅内広告を10案以上作るというものです。すぐに作れそうなアイデアはボツで、「これどうやって作るの?」という案を出していくワークです。

広告の要点を把握し、どこで誰が何を伝えるかを書き出す

今回考える広告は、「勝てるデザイン」を広く伝えるのが目的というのがワークの課題です。

1周目のワークでは、本に書かれている内容が自然に実践出来たり、後々本の内容が記憶に残るような広告を考えました。

ワーク1周目で考えた広告コンセプト
・広告自体が勝てるデザインへの道のりの第一歩になっている
・本に書かれている内容について読者が今後の仕事などに活かせるように、広告をきっかけに本の内容が実践できるようになっている

今回はコンセプトの方向を変えて
「ネイビーといえば勝てるデザインだよね!」「デザイン本といえば勝てるデザインっしょ!」というように多くの人の頭に印象付けれるような広告
を中心に考えようと思います。他にも印象深い広告が思いつけば…!
インスピレーションを沸かそうと思い、このワークの直前に出かけてみました。

↓↓お出かけ中に思いついたことをメモ↓↓
・地下鉄で外が暗くなったら見える広告
・電車と電車がすれ違ったら見える広告
・電車の窓の日よけに広告
・〇〇往復切符
・地下街のシャッターに広告
・立体的な前田さん(人形とか)を置く
・店内が統一されたデザインになっているように1車両をそうしちゃうとか
・お手洗いになんか仕掛ける

写真撮ったものはピンタレストへ

ワーク2のようにデザインをひたすら集めるのとは違って、企画目線で街の中を歩くと全然違う視点が持てるので面白かったです。ただ、写真を撮ってきたものは何ら広告とはあまり関係のないものばかりですが…

手書きのラフを書く


01 車両丸っと勝てるデザインの世界観

ブランドショップ等の店内の世界観が統一されているように、勝てるデザインの世界観で車内を包み込む。勝てるデザインの印象を多くの人に染み込ませることが目的。


02 勝てるデザイン往復切符

乗車券販売機に「勝てるデザイン往復切符」が販売されている。その乗車券に従って旅をすればきっと勝てるデザインに出会えるであろう。。


03 トイレのアメニティが魅力的

勝てるデザインは捨てられないデザイン。おしゃれなものが好きな女性たちにとっておきたくなるようなおしゃれなものを用意すればきっと印象に残るはず。


04 駅構内をネイビーとゴールドで埋め尽くす

不特定多数の人々に勝てるデザインを印象付けてもらうならこれくらいするしかない!ネイビーとゴールドを使うことはもちろんのこと、カッコイイデザインで埋め尽くす。


05 勝てる売店

勝てるデザイン本の他にも勝てるグッズを取り揃えた売店を出す。「勝てるデザイン」からだけではなく、グッズへの興味から認知度アップや本の購入に繋ぐことを狙う。


06 勝てる物々交換

○ニタリングでやってたちょっと良いものに物々交換の企画をそのまま勝てるデザインの物々交換へ。テーブルの上に「物」が置いてあって、その物よりもさらに勝てるデザインの物に置き換えていく。最終的には最強のデザインの物になっているだろう…(広告というより企画ですねスミマセン)


07 等身大前田さん人形が宣伝

車内に等身大人形の前田さんが勝てるデザインを持って座っている。インパクトがありすぎて一度見た人は忘れないでしょう。


08 本をそのまま飾る

車内にショーケースを設置して、その中に開いた状態の本を飾る。開いているページしか読めないから続きが気になれば購入に繋がる。


09 100種類の広告を探せ!

駅構内に勝てるデザイン広告を100種類出す!これだけたくさんの種類があれば面白い。あと全種類見つけた人には何か良いことが起こるように企画する!


10 駅員さんがダサTで宣伝

駅員さんがなんと全員ダサTを着ている!あまり見ないようにしたくてもついつい見てしまう乗客。ダサTには「勝てるデザイン」や「どんなデザインでもカッコよくします!」など宣伝文句が入っている。

このワークを終えて

1周目の時も10案考えるのは結構大変だったので、2周目ではネタ切れが早くて結構苦労しました。でも事前にインスピレーション沸かしのためのお出かけをしていたので何とか10案出ました…!
最近気づいたことは、デザインだけじゃなくて企画視点のストックも一緒にしておく必要があるということです。自分のデザインにやっと余裕が出てきて見えてきた課題なので今後はもっと意識していきたいです。



勝てるワーク12 ダサいTシャツを作れ!

ダサいを知ることで、自分の作るデザインで、ダサさを回避できるようになる、というワークです。

Pinterestを使って自分が思う「ダサい」Tシャツを大量に集める

ダサいTシャツ、集めました。

前回も思いましたが、「ダサい」を集めるのは「良いデザイン」を集めるより遥かに難しいです笑
自分の好みじゃないTシャツをピンしそうになりますが、それはダサいとは違うので、デザイン目線で見て「ダサい」と感じるものを頑張って探しました。
でも、Tシャツって何でもアリなところもあるので、線引きが難しいです…笑

様々な「ダサい」を言語化する

今回は150ピンしました。その中からいくつか「ダサい」を言語化していきます!

内臓を突き抜けるような奥行きを感じるTシャツ
構図が悪いとか色がダメとかじゃなくて、着るメリットが思いつかないからダサいに入れました。


ヤケクソ感があるレイアウト
カラフルで明るい!とかおしゃれ!ではなくて、ぐちゃぐちゃに重ねすぎてるデザインなので、これでもかーどやー!ていうくらいヤケクソな気持ちで重ねちゃったように見えて美しくないです。


リアルな写真そしてサイズ感が違和感
アイデアは面白いですが、リアルで可愛くないというかバランスが悪いというか…着ている人とのサイズ感のギャップと赤ちゃんのイラスト(写真?)のリアルさに違和感を感じてしまいました。


レイアウトと色使いがちょっとな…
なんでTシャツの上から下まで広々と配置してしまったのだろうか、めちゃくちゃバランスが悪い。あとグラデーションが素人っぽ過ぎて美しくない。


着ている人とのデザインのバランス
Tシャツのデザインがそこまで変じゃなくても着る人に違和感があればめちゃくちゃダサく感じるんだな、と思いました。


ひかりすぎ
光彩の付け方が乱暴な気がします。自然な光り方を意識しないとダサくなっちゃいます。


麺類の写真が入ったTシャツ
食べ物の写真が大きくプリントされているTシャツをいくつかピンしましたが、その中でも私の中ではダントツで「麺類の写真」が入ったTシャツがダサく感じます。理由は分かりませんが麺類が一番ダサいです笑


全面人の顔
こんなに大きくプリントされていると見ているこっちもソワソワしてきます。全面写真プリントのTシャツは大体ダサく感じますが、人の顔となるともう感想を述べる言葉も出てきません…


色とフォントとレイアウトが。。
ベタ打ちでデザインされていない感じがダサい。色とフォントの選定も問題あると思う。


文字の入れ方が素人くさい
文字がものすごくダサい。グラデーションの付け方もイマイチだが、カーブの仕方が文字自体が伸びてしまってて美しくない。


ダサいTシャツのデザインを完成させる

言語化した「ダサい」を10案のダサいTシャツデザインに落とし込んでいくことにします!

01 内臓を突き抜けるような奥行きを感じるTシャツ
02 ヤケクソ感があるレイアウト
03 リアルな写真そしてサイズ感が違和感
04 レイアウトと色使いがちょっとな…
05 着ている人とのデザインのバランス
06 ひかりすぎ
07 麺類の写真が入ったTシャツ
08 全面人の顔
09 色とフォントとレイアウトが。。
10 文字の入れ方が素人くさい


このワークを終えて

このワークは前回と同じ要領でこなしました。ダサいって難しい…
10案考えるのは一苦労でした。しかも前回とネタが被らないようにというのもあったので、だんだん思いつかなくなってきて、外人写真の合成で誤魔化そうとしてたのかもしれません!
そしてこのワークは一番やる気が出ないワークかもしれません笑
でもダサいを知るのは大事なので、Tシャツだけじゃなくて他のいろんなデザインの良し悪しの判断ができるようになりたいです。



勝てるワーク13 鬼フィードバックで限界の限界を超えろ!

このワークは、自分のこれまでの制作物の中から自信作3つを選び、自分に鬼フィードバックをして、自分の限界を引き上げるワークです。
自信作でやりたいのですが、実案件はほぼ公にできない物ばかりなので個人で作ったものや受けたもので鬼フィーやります!

01 アプリデザイン

ワーク前半戦でも題材にした、私が2年以上前に作った仮想アプリデザインのうちの1画面の鬼フィーをします!

鬼フィーする画面。アプリのメイン画面

before

アプリデザインへの鬼フィー
・ヘッダーが古臭くないか?
・「新商品」や「期間限定」のタイトルの文字がデカすぎかも
・「もっと見る」ボタンが線で囲まれて矢印も付いててくどい
・そもそもヘッダーにロゴ必要?(あ、でも省略してるのは大手が多いかな)
・一覧でもお気に入りボタン押せるようにしては?
・どの写真も彩度を高くすれば良いってもんじゃない…
・商品写真と商品写真の間の余白が広く感じる

とりあえずパッと気づいたことを列挙して、あとは実際手を動かして気づいたら直す感じで進めました。

after

スマホでもデザインを見てみましたが、かなり見やすくなりました!

02 冊子の表紙

パンフレットと資料の間のような冊子をここ1年以内に作ったやつがあって、その表紙の鬼フィーをします!

before

和楽器、Jazz、Classicの収まりがもうちょっと何とかならんかな…と感じます。(実は作ってる時から感じてました…)
少しいじってみました。

after

守りに入ったレイアウトになりましたが、ジャンルが増えた時の対応はバッチリです笑 でもまだ納得度50%くらいです…
ライトの位置を調整したけど、でも余白が気になるので2024を発行するときは中に掲載されてるアーティストさんの名前を列挙して賑やかすのか、あえてもう文字は置かないか、色々考えようと思います。

03 ロゴデザイン

制作したロゴで、もう少し調整したいと感じているものがあったので、ロゴの全体のバランスやパスの扱い方の知識を以下2人の方の動画から知識を補充した上で調整してみました。

https://coloso.jp/visualcommunication/graphicdesigner-satokoji-jp

ロゴのモチーフは「馬」と「R」です。

before

beforeは自分の目を信じてバランス調整しています。
ここから黄金比に当てはめて、さらに各所のパスの角度も調整していきました。色も調整してます。

黄金比に当てはめて調整
after

beforeは頭でっかちに見えましたが、シュッとしました!

このワークを終えて

自分への鬼フィーは難しいです。どうしても甘くなってしまいます…。ワークでやっているのは修正した先にクライアントがいないから甘くなってしまってると思うので、実案件のデザイン中に常に自分へ鬼フィーをすることが一番効果的だなと思いました。
それにしても、01で久しぶりにアプリデザインを観察しました。アプリデザインにもWebデザインのヒントや流行がすんごい入ってると感じたので、これからはアプリも見るようにしようという気づきがありました!



勝てるワーク14 ぶっとんだ名刺を作れ!

このワークはSNSでぶっとんだ名刺を作らせてもらえる人を募集して、完成したらSNSで公開するというワークです。
で、1周目も2周目もこのワークではおサボりをしてまして…「SNSで募集する」というところを完全に無視して知り合いの名刺を作っていることだけご了承くださいませ…
今回も普段作らないような名刺を作ってみました!

ヒアリングする

今回作成させていただくのは音楽教室の運営と講師をしている友人の名刺です。音楽教室だけではなくて作曲や演奏もやっているのですが、その「作曲家」にスポットを当てて作ることにしました。
なのでヒアリングでは作曲についての想いなどを聞きました。

■仕事依頼がくるルート
・今まで仕事受けた人からの依頼
・紹介
■どんな仕事があるか
・ドキュメンタリー映画の主題歌
・ミュージカル
・バトントワリング などなど
■名刺はどんな人に渡すか
・初めて会った人に渡すので、しっかりした人ですよ!が伝わってほしい
■気になる(憧れ)の作曲家
・菅野よう子
・松本淳一
・アラン・メンケン
・ガーシュウィン
■これから作曲家としてやりたいこと
・多ジャンルを作れるようになりたい
・ジャンルにとらわれずに、場面にあった音楽を作りたい
■あなたにとって音楽とは
音楽は魔法と思ってて、なんでもできて、その人の心を音楽で掴みたい

そしていろんなアイデアを頭の中を走らせました。
・ジャケット風名刺
・楽譜で何かできるかな
・DTMソフトのミニチュアみたいな感じとか
・エレクトーンで何か形作ったら可愛いかも?
・三連符とか音符で何か…
・多ジャンルだからいろんな画像を集めてコラージュみたいにするか

そして出来上がったデザインがこちらです。(氏名などは仮入れ)

今回は折り名刺で考えました。
その友人の屋号がyappy happy musicなのですが、それを表紙に切り抜きで入れました。

ヒアリングした中で
「音楽は魔法と思ってて、なんでもできて、その人の心を音楽で掴みたい」と言っていたので、魔法と言えば…妖精がピッタリ!と思い、妖精が魔法の粉を出し続けているイラストを屋号の裏に入れました。

氏名などの情報が入った紙はトレーシングペーパーにして、後ろが透けるようにし、透けた先には「その人の心を音楽で掴みたい」の意味を込めてハード型の波紋を入れました。

名刺全体をちょっと不思議な世界観にした理由は、その友人の音楽を聴くと別世界に引き込まれてく感覚があるからです。
真っ黒な表紙と裏表紙の中に不思議な世界が広がっている、そんなイメージで作りました。

印刷して出来上がったのがこちら

レザーカットってこんな細かいカットもできるんですね!と感動しました。
あと失敗したのが、トレーシングペーパーの名前の右上にも妖精の粉をデザインでは入れていたのに、入稿データでは抜けてしまってました…ああショック。。

ぶっ飛んだ名刺って言うと難しいですが(どうしても一般的な綺麗さに整えてしまう…)普段できないことができて良かったです!

このワークを終えて

このワークは楽しいです!実際に印刷するところまでやるので、実物を手に取って学べることもたくさんありますし、誰かに使ってもらえるというのがやっぱり嬉しいです。
前回も今回も名刺として使えるものと思って作成したので、ぶっ飛びきれてないかもしれませんが、アイデアは自由だし力を抜いて作れるから楽しいと言うのが醍醐味なワークだと思いました!



勝てるワーク15 感情を乗せろ!

このワークは、これまでで一番の思い出(感情が動いた時)を書き出して、それをビジュアルアート表現し、作品にリアリティを吹き込む力が得られるというものです。
ワーク2周目なので、「これまでで一番の思い出」をちょっと変えて「この1年間の一番の思い出」にします!

心が動いたことを書き出す(喜怒哀楽)

【喜】
この1年間は過去で一番たくさんのデザインを作れたことが嬉しかったのと、一番成長が実感できた1年間だったから喜びを感じています!周りにデザインを見せた時の反応がこれまでと全然違いました。努力してきて良かったな〜と一番心に染み渡りました。

【怒】
怒りはあまりここには書きたくないです笑
といっても、すぐに思いつく怒りはないです。そりゃあイラっとしたり嫌だなあと思うことなんて山ほどあったけど、そんなの自分のスキル不足と受け取り方に原因があるのだから、自分をもっとレベルアップしていけば良い話であって、怒りではないかな。。
怒るならば、周りと比べてしまう自分に「周りと比べない!!」と怒りたいくらい…笑
でも負けず嫌いの性格やからな〜しゃあないんよ。。

【哀】
哀しみ、、これもあるよ、あるけど哀しくなるからここに書きたくないけど、まあでも絶対的自信のあるレベルを持っていて、それなりの人間性も持ち合わせていれば、感じている哀しみは気にならないのかもしれないな。
でもなー理不尽は嫌いだ。理不尽と感じてしまうのも実力をまだまだ上げる必要があるっていうこと。

【楽】
楽しかったことか〜仕事かなあ笑
仕事はこの1年が、というよりも前職からずーっと常に楽しいですね!
仕事大好きで自分としては常に全力のつもりなので、自然に色々チャレンジや自己研鑽ができてるのではないかと思ってマス。
デザインに関して言えば、ストイックに頑張るだけではなくて今後は「楽しむ」を大事にしてもっと可能性を広げていきたいなーと思っています!

最も心が揺れ動いたことを選ぶ

怒りや哀しみに書いたことがやっぱり一番心にグッサグサきてるし、普段の生活の中でも気を抜けばそれで落ち込んでることが多かったりと、ここらがやっぱり最も心が揺れ動いてることだとは思います。
仕事中心生活なので、怒りや哀しみの感情も仕事をしている中で持ってしまってるものですが、喜びや楽しさも仕事からきているものです。
というか全部もう、この一言に尽きます!笑

すごい良い言葉だな〜コレ。

ひっくり返せば、仕事が面白いと感じることが増えてきたら実力がついてきたということなので、励みにもなるこの言葉。

最適なビジュアル表現を選んで、その時のことを思い浮かべながら作る

その時のことを思い浮かべながら作るより、今回は今後自分がどうしていきたいかを考えて作ろうと思います。そっちの方が今自分が作りたいものなので勝手にアレンジします笑

人生の中で何かの分野において誰よりも尖れるほどの実力をつけたいな〜誰にも負けないものが欲しいな〜とずっと思っていて、もともとはピアノを25年以上やっていたのだけど、本気になれるほどの好きさではなく、あとジストニアも高校生の時に発症してたので思うように弾けなくてピアノでそれを目指すのは違うな〜と思いました。

その後デザインをやり始めて、デザインは本気で頑張っていきたいなと思いました。そして、実力的にはやっと心に余裕が出てくるくらい案件がこなせるようになってきたかなとは思います。
心に余裕が出てきたからこそ、デザイン力をもっと磨いていくにあたって今後心がけていきたいことは
・ジャンル問わず視野広く
・デザインも私生活も思いっきり楽しむ
・目標値はぐんと高く持つ
・良い意味で頑張らず、全力で楽しむことを優先する
・クライアントにとって良い仕事をする、自分の成果がどうかではない
です!

で、その中の
「ジャンル問わず視野広く」「楽しむ」
あたりのイメージで作ろうと思います。

結果出来上がったのが以下デス。。

ジャンル問わず視野広く楽しむ

思いついたものを無計画にどんどん組み立てていった結果です。
楽しむという文字にお花を絡ませて、さらに幅広く楽しむの意味を込めていろんな写真を挿入させました。
椅子に誰か座らせればもっと面白かったかもしれません笑
もっと明るいイメージにしようかと思いましたが、こういうアンティークチックなデザインは普段全く作らないですし、いつもと違うことをしたいという気持ちで作った結果です。
制作時間の3分の2以上が切り抜き作業で大変でしたが笑、案件ではやらないような表現を無駄に時間かけて試してみる良い機会になりました!

このワークを終えて

自分がやってみたい表現で自分の好きなこと(気持ち)をビジュアルに起こすのは楽しいなと思いました。クライアントワークだと、クライアントごとに最適な表現が様々で、自分の引き出しにないものも引っ張ってきて組み合わせて組み合わせて生みの苦しみを通ってやっと出来上がるということが多い中、自己表現は自分の引き出しを最大限に試してみることができて、これはこれでクライアントワークでの表現の幅を広げることに繋がるんじゃないかな〜と思いました!
今気づいたけど、ワーク1周目もバラが入ってる。やっぱりバラが好きなんだな。



勝てるワークを2周やって得たことや感じたこと

勝てるワーク2周目もやっと終わりました。
結構大変でしたが、達成感あります!

勝てるワーク1周目で得たこと

1周目は2022年の3〜4月にやりました。
勝てるデザインの本は初版を手に入れて、巻末の勝てるワークについてはワーク2だけやってみましたが、全てをやろうとはこれっぽっちも思ってませんでした笑

1周目をやったきっかけは勝てるデザイン著者の前田高志さんが、勝てるデザイン養成ギプスの受講者を募集してたことでした。
勝てるワークを全てやりきり、noteを書けば応募できるという条件でした。それには結局期限に間に合わなくて応募できませんでしたが…泣

でも勝てるワークを1周やってこれは自分にとってかなり意味のあることでした。
大きく感じた変化は2つです。

①クライアントワークでのデザイン表現の幅が広がったこと
②日頃のデザインインプットのやり方を覚えたこと

1つめの変化は自分の中でもかなり大きかったです。
クライアントから「デザインかっこいい!」てこんなに言われるの初めてでしたし、他にも「感動!」とか「素晴らしい!」とか私もその反応にびっくりしました。
今までの中で一番、デザインのクオリティが上がって成長できたことが実感できました。

もちろん勝てるワークだけをやっていたわけではなくて、それ以外にやってる自己研鑽の中の1つなので、それらが総合的に良かったんだな〜という感想ですが、間違いなく勝てるワークはかなりプラスになって身になったと思います!

2つ目の変化については勝てるワークの中でデザインを大量に集めたり、その集めたデザインに対してのワークもあったので身についたものだと思います。
ワークの他にも前田さんのSchooの講座を聞いたり、他の人の講座も同時に受講してたのもあると思います。

デザイナーにとって、日頃のデザインインプットは本当に大事だと思うので、これはかなり良い学びになりました。

勝てるワーク2周目をやってみて

まだ2周目終わったばかりなので、今後自分のデザインでどういう変化が出るかはこれからのお楽しみですが、2周目のワークでは1周目に「もっとこうやれば良かった」と悔いが残ってる部分を潰しながら出来たことが良かったです。

また2周目では1周目にあまり意識してなかったロゴ、タイポグラフィ、イラストに焦点を当ててやりました。
私の根源はWebデザイナーです。紙媒体のデザインも仕事でやってますが、Webが多いです。
Webはグラフィカルなデザインを良い感じに避けて通ることができます。
でも避けると味気ないデザインだったり、見る側にインパクトを与えられなかったりするので、ずっと避けて逃げて苦手なままでは壁を突破できないなと感じて、2周目のワークで強化することにしました。

イラストを時間かけて描いたり、コラージュ作ってみたり、ロゴをトレースしたりと初めてやることが多かったですが、その「初めて」をやれたことが今後のデザインの幅をもっと広げるんじゃないかと自分で期待しています。

簡単ではありますが、まとめの感想は以上です!
ワーク2周目を終えて、自分のデザインがどう変化していくかは、もし何かお伝えできそうなことが出てこればnoteかTwitterで発信しようと思います。

長いnoteを最後までお読みいただきありがとうございました!

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