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「なぜ本を読まなくちゃいけないのか?」を年間100冊読書する経営者が書いてみた

「一時間の読書をもってしても和らげることのできない悩みの種に、私はお目にかかったことがない。」__モンテスキュー

個人をエンパワーメントする会社、Nateeの代表をしてます小島です。今月はnote強化月間ということで、自分の頭の中にあることをどんどん記事に落とし込んでいこうと思っています。

昔からよく「おすすめの本はなんですか?」と聞かれることは多いのですが、おすすめの本もいいのだけど、本を読む意味だったり、読み方をレクチャーすることの方が大事だなぁと最近思ってます。

本は読み方がわかってくるとサクサク読めますし、本を読まないと気持ち悪い、みたいな状態になってくるのでまずは本と親しむことが大事。でも、なんとなく本ってハードルあると思うし、そもそも本がそこまで好きじゃない人もいると思うので大上段の部分から書いてみようと思います。

なぜ本を読めと言われるのか?

一言で言うと、「知識は置き場所に困らない財産」だからです。モノはなくなるし、人間関係も壊れますが、唯一頭の中だけは誰にも奪うことはできません。人間は肉体においてではなく、思考において自由を勝ち取るのです。極論、「刑務所にいても自由であると言えるようになりたい」というのが僕の目標の一つです。

この記事を読んでいる方はビジネスパーソンも多いと思います。ビジネスの観点で本を読む理由は「頭の中にデータベースを作るため」なのかと思います。かっこつけて言いましたが、知識と事例を頭にたくさん貯めておきましょうということです。

基本的に人間は知識と経験からしか思考することができないので、知っているということそのものが大きな武器になります。まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ですね。

小説などコンテンツ自体を楽しむためという読書ももちろんありますし、それも欠かせません。ビジネス本や実務書だけしか読まない人より、小説なども嗜んでいる人の方が人間性に広がりがありますし、結構おすすめです。

苦にならない本の読み方はこんな感じ

本が苦手な人はあんまり本との付き合い方が上手じゃないなって思います。ので、Tips的に僕がやっている方法を書いてみました。

1. 全部読まない
まず、本は全部読む必要はありません。基本的には冒頭の15%くらいに書きたいことは全部書いてあるのでそれを丁寧に読んで、あとは流し読みしながら自分の興味ありそうなところだけをつまみ食いしましょう。どうせほとんどの内容は覚えてないのでw

もちろん全部読みたいと思った本は全部読みましょう。

2. 一冊ずつ読まない
「この本を読み終わらないと次の本に手を出しちゃいけない」と思う人は多いですが(僕も昔そうでした)、まったくそんなことはありません。

むしろ5冊くらい同時並行してると気分転換にもなるし、スイッチングのたびに新しい気持ちで読めるし、記憶の定着率としても複数回にまたいで読んだ方がいいので結構オススメです。

3. 読むのをやめる
読んでて「なんかこの本乗り気しないな」って思ったらそれは今読むべきタイミングじゃないので、容赦なく読むのをやめて次の本にいきましょう。頭に入ってこないのにだらだら本を読むのはシンプルに時間がもったいないです。

「人生は非常に短い。しかもその中の静かな時間はあまりに少ない。私たちはつまらない本を読むことによって、その一時間をも浪費すべきではない。」__ジョン・ラスキン

そして、ある時に「あ、あれを読み直してみようかな」と思うタイミングが来て、めちゃめちゃハマる時があります。自分の置かれている状況や心理状態などによって本の解釈はまったく異なるので、読むべきタイミングに読めばいいのです。

総じて読書が苦手という人はだいたいにおいて真面目すぎるんですよね。

4. 尊敬できる人に勧められた本は全部買う
我々若手起業家は先輩起業家との会食とかに呼んでもらえることも多いのですが、毎度すごく感心するのは先輩から本の話が出るとみんなその場でAmazonのアプリ開いてポチってるんですよねw

もっと頑張るなら(僕はそこまでしていませんが)、紹介してもらってから3日以内に読み終わって感想を送りましょう。そこまでやる人は1%もいないはずで、「お、骨のある素直なやつ!」と思ってもらえること間違いなしです。

Twitterとかでも流れてきた書物で「おっ」と思ったのはだいたいその場でポチります。読むか読まないかも考えずに、忘れないようにポチります。本ってそういうもんで、自分の本棚に加えておくことが大切。

5. 買ってきたらまずその日に15分読む
これは元東京都知事の猪瀬直樹さんが言っていたことですが、本を買ってきたら絶対にその日に15分だけパラパラと読むようにしましょう。僕もこれを実践するようになって、相当ストレスが減りました。

いくつか理由があるのですが、本をたくさん買っていると積ん読がどうしても溜まっていきます。そうするとすごいストレス感じますよね?でもそれって、中身がわかってないために「あの本を読んだら素晴らしい内容があるかもしれないのに自分は読めていない」といういわゆるFOMO(Fear of Missing out)の感情なんですね。

でも15分ざーっと読むだけで大体の内容はつかめるので、「これは今じゃない」とかの判断もつくし、「これ買うだけ意味ないやつや」と思って捨てることもあるし、「これは最高だ」とそのまま読むこともあるからです。

知識は指数関数的に増えるので、若い時こそ本を読もう

僕は世間一般と比べたらよく本を読む方だとは思いますが、若い時には本当に読みまくった方がいいです。30歳になった時に知識量で10倍から、下手したら100倍くらいの差がつきます。

自分のことを博識と語るほど愚か者ではないですが、世間一般の同年代の知識量からするとだいぶこの世に対する解像度は高いとは思ってます。

すべての思考のベースになるのは知識であり、すべてのセンスのベースになるのはパターンです。

大学生の時に人間は全てニューロンによって動かされていることを知って、「人間はシナプスなんです!!!」と当事同居していたIBMの先輩に力説していた記憶があります。「え?」みたいな顔されて終わりましたが。。笑

このニューロンというのは大変おもしろくて、脳の経路の話なんですね。たとえば東京やロンドンなどの大都市に道を一本増やすのと、アマゾンの奥地に道を一本作るのとどちらが大変だと思いますか?

それと同じで、ニューロンの連絡経路が未発達な場合は一つの知識を得るのに時間がかかります。逆に、知識があればあるほどその結びつきによって知識はつけやすくなる、という特性があるんです。だから知識は指数関数的に伸びていきます。

僕も経営者になりたての頃は経営の本をたくさん読んで、それなりに時間がかかりましたが、ある程度知識としては一巡したため、新しい本を読んでもそこまで時間はかかりません。これを「知の高速道路」と呼ぶらしいです。いや、今僕が勝手に思いついたのでもしかしたら誰も呼んでないかもしれません。

知識は蓄積するし、抽象化をして理解ができるようになると他の分野でも汎化できるようになるので、どんどん本を読むのが楽しくなります。

本、読みたくなりました?

おわりに(宣伝)

いつも通り宣伝をして終わります!

1. 一緒に働いてください!
今めっちゃ楽しいんで、一緒に働きませんか?トレンドのど真ん中で、事業創造をする経験ほど人生を彩るものはないと起業家として断言できます。

Nateeはまだ創業から2年4ヶ月ですが、すでにフルコミの社員は13名ほど、電通やリクルートの若手のエース社員がどんどん入ってきています。今期はまた爆伸びする予定なのでぜひ仲間になってください!

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