見出し画像

カクコツ 書く準備⑬| 企画書は3つの呪文で

企画書/提案書を書くコツのようなものは
以前の記事でも触れました。

でも、そもそも企画書って何なのでしょうね。

わたしが考える企画書とは、
企画を実施するプロジェクトチームの
旗印であり、海図であり、
提案先へのラブレターでもあります。

ラブレターを分担して書く人はいませんよね。
だから、最後は立案者が1人でまとめます。
情報集めや調査は分担してできますが
最後にまとめるのは1人。
孤独な作業です。

たいへんですよね。
情報や知識、依頼元からの信頼が充分にあって、
「好きに考えてください」なんて
言われた場合は、とくにそう。
何を創ってもうまくいきそうに思えるし、
まったくダメにも思えてきます。

でも大丈夫。
チームには、アナタの仲間がいます。
おおよそ、立案者が思っている以上に、
仲間は助けてくれるもの。
アナタの仕事ぶりが真摯で誠実なほど、
その姿勢は仲間に必ず伝わっています。

アートディレクターの故・長友啓典さんが
人生の指針にしているという
3つの呪文があります。

「まあ、ええやないか」
「やってやろうやないの」
「なんとかなるわ」

こう考えて、アナタが好きなような
企画をつくればいい。
いまは周りの評価なんて忘れましょう。
バットは大振りしてこそ
ヒットが出ます(野球の話しですが)。
あとは仲間が何とかしてくれるはずです。

そう、企画書って1人で書くけど、
決して1人だけでは書けないものなのです。
禅問答のようでごめんなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?