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台湾国歌をオリンピックでIOCが認可しなかった本当の理由

みなさん、オリンピック楽しんでいますか?感染ばかりがクローズアップされていて、「オリンピックどころじゃない〜!」って思っている人も多いんじゃないかな。

で、今日はオリンピックの「台湾」について考えてみたい。そもそも台湾と中華民国って同じって思ってますか?もともと国民党は中国共産党に追われて、台湾へ逃げ込みました。台湾にはもともと台湾人が住んでいて、台湾語もあったのです。今では話ができる人は少ないですね。中国語のピンインなんかは勉強してないので使いませんので、携帯電話やPCを使うときは別の方法で打つ人も多いです。中国大陸では中国の昔ながらの文化や伝統は実はだいぶ破壊されてしまったので、台湾にしか残っていないものも多いですね。中華民族っていう大きな括りでは同じってことですが。この辺はそのうちまたnoteします。

さて、前置きが長かったですが、今回台湾ではオリンピックで大変な盛り上がりを見せているとか。というのも、もちろんメダルの数も多いってのもありますが、開会式から端を発しています。これまでのオリンピックでは、チャイナ台北で紹介されての入場。ところが、今回は「台湾!!」で入場。この大きさが分かりますか?上層部も相当意図的に行なったはずです。アナウンサーが「台湾です!」と興奮気味でいった言葉は今、台湾でちょっとしたブーム??。

ところが、IOCは台湾の国歌斉唱を認めなかった。なぜか? 

以前にこのnoteでも書きましたように、IOCは世界の王族たちが仕切っている組織です。今回台湾の国歌を歌わせるには、リスクが多すぎる、そう考えたに違いありません。王族たちにとっては、このタイミングで中国が台湾を取りに行くと都合が悪いんですね。それはなぜか?

その理由は多岐にわたっていいます。

①これから中国統治を変更していく上で、今、中国共産党つまり習近平を追い詰めて、台湾をとりに行かせるのは早いこと。現在、アメリカ、フランス、イギリスと軍事的圧力をかけて、対立を演じていますね。(日本の政府にも台湾を支援しますって言わせてしまうのがすごい。)地政学的に台湾はクリティカルなのですが、あくまで、中国の内部崩壊、内部対立を激化させることに主眼をおいているんです。台湾を焼け野原にしても意味はないですね。

そもそもスピリチュアル的には台湾と沖縄は相当重要な場所なんです。それを王族たちもよくわかっている。そもそも王族の役割は宇宙と繋がって、未来を指し示すこと。その意味で台湾を失うことは大きなことです。

③現時点で台湾を独立国として扱いを強めるなら、日本へも矛先が向くことになります。そうなると大変。尖閣諸島だけでなく、沖縄本土さえも危うくなります。現に、日本防衛白書では、80%は中国に対しての戦略になっていますね。

④大きく捉えるなら、台湾に中国が侵攻しても、おそらく中国は負けます。ただし、台湾がそれにより独立したところで、中国の統治システムを変えることはできない。つまり、真の目的は達せられません。今はいくつかのカードがありますが、ひとつ目はウイグル人権問題、二つ目は貿易制裁、三つ目は金融システム。特に三つ目は自分達も傷つきますので余程のことがなければ発動しません。

まだ細かくはありますが、この辺を押さえておくとこれから起こること、そしてその後の展開がわかるのではないでしょうか。台湾問題は領土の問題だけではないんですね。世界の統治エリートたちに取っては、カードでしかないということ。最終的には中国をどう変革させるかという壮大な目的のために今の事件や対立があるのです。

#オリンピック #台湾 #台湾侵攻 #IOC #中国問題 #統治 #ウイグル人権問題  

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