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ハピネスチームビルディング

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ITエンジニア向け月刊誌「Software Design」2022年4月号から連載している「リモートワークでも楽しいチーム開発をめざすハピネスチームビルディング」の連載記事を、本… もっと読む
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#勉強会

個人開発を通じてみんなで楽しく成長する(#11)

この記事の初出は、Software Design 2023年2月号です。 はじめにこれまで楽しいチーム開発をするためにチームの取り組みを紹介してきましたが、個々人がソフトウェアの開発自体が楽しいという経験を得る事も大切です。 日々の業務の中でその経験が得られれば、それに越した事はありませんが、メンバーのスキルや業務の状況との兼ね合いで、それが難しい場合もあると思います。 そこで、開発が楽しいと感じやすくなる体験として、「各自が企画したアプリ・サービスを作ってリリースする」と

主体的に学習できる環境を作ってアウトプットを習慣づける(#9)

この記事の初出は、Software Design 2022年12月号です。 はじめに「ハピネスチームビルディング」では、新しい技術・ツール・プラクティスを積極的に施行して、得た知見をアウトプット(技術記事で情報発信)し、いいねをもらってモチベーションアップする経験を繰り返す事で、皆で楽しく成長する事を目指しています。 つまり、チームのメンバー全員が学んだ事をアウトプットする習慣を身につける事が重要になります。 そのため、前回と前々回に引き続き、学んだ事のアウトプットを習慣づ

毎朝15分の設計勉強会で楽しく設計のスキルアップ(#8)

この記事の初出は、Software Design 2022年11月号です。 若手育成のための設計若手を育成するために設計する機会を与えたいけど、業務の都合上、なかなか若手向けに適切な難易度の設計タスクを与えられないということはないでしょうか。 もしくは、自分が若手で、設計がやりたいけど業務でその機会がなかなか得られないということはないでしょうか。 今回は、そのような場合におすすめの施策を紹介します。 前回は「毎朝15分のアウトプット勉強会(書籍編)」を紹介しましたが、今回

毎朝15分の書籍勉強会でアウトプットを習慣づける - ハピネスチームビルディング[7]

この記事の初出は、Software Design 2022年10月号です。 はじめに前回、「ハピネスチームビルディング」の活動方針として、新しい技術・ツール・プラクティスを積極的に施行して、得た知見を社内や社外にアウトプット(技術記事で情報発信)し、いいねをもらってモチベーションアップ経験を繰り返す事が「楽しいチーム開発」に繋がる事を紹介しました(詳細はこちらの記事を参照)。 この活動において重要なのは、チームのメンバー全員が学んだ事をアウトプットする習慣を身につける事で