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不機嫌な相手に飲み込まれないで!プンプンおじさんも可愛く見えちゃう
他人の怒りに直面したら「この怒りで守ろうとしているものは何なのか」、怒りの本質を探ってみましょう。
プンプンおじさんも、ちょっと許せるかもしれません。
他人の怒りについてあなたはどんな印象を持っていますか?
怒ってる!何か雰囲気悪いな。(嫌悪感)
怒ってる!何か気に触ることでもしたかな?(恐れ)
怒ってる!こんなことで怒らなくてもいいのに。(軽蔑)
「怒りにまかせて努力する」っていう事もあるけど(それもどうなんだろう?)、だいたいマイナスなイメージですよね。
そんな他人の怒りの感情を別の受け取り方で観察できたら、だいぶ生きやすくなります。
実父から考察する怒り
私の父はいわゆるすぐにキレるタイプでした。
自分の気にくわない事があると、ものにあたる、大きな声で発散する。
実際に手をあげられた事はありませんが、まあ怖いですよね。
自分の気が向いた時や母が夜勤の仕事の時だけあらわれ、美味しいご飯を作って、一晩したら去っていく。そんな父でした。(謎)
大人に守ってもらわないといけない幼少期は、父がキレないように気を使って生活していました。
そんな訳で大人になった今でも、大きな声で怒っている人や、怒りを表に出す人がいると「うわぁー」って、本当に本当にひいてしまいます。
その私がある一節に出会って、怒りの見方が変わりました。
「怒りは何かを阻害されたとき、自分を守るためにおこる」
人が怒っているときは自分を守りたい時、むしろ弱い精神状態の行動である。
そうなんだ、あんなに怒っていた父が怖かったのに、本当は弱い人だったんだ。
弱い、弱い、自分を守ろうとしていた。。。
自分のプライドを守るため。
自分の大切なものを踏みにじられないため。
追い込まれた自分の心を守るため。
父はキレるとき、子どもにやいばを向けないようにしていました。
怒りをおさえられない弱い自分を自覚していたのかもしれません。
子どもの時の印象は最悪ですが、大人になった今なら、そんな時もあるよねって父を肯定できるようになりました。
弱い、弱い、自分を守ろうとしている。
そう思えば、あなたの職場のプンプンおじさんも、親戚のプンプンおばさんも少しは可愛く見えてきませんか?
相手の背景を想像してみる。
「この人は何を守ろうとしているのか。」
「何を怖がっているのか。」
怒りの感情にぶち当たったら真正面から戦うのではなく、「この怒りで守ろうとしているものは何なのか」を考えてみると、その人の本質が見えてきます。
プライドを守りたいのか、自尊心を傷つけられるのか怖いのか。
それらが守れないと思うから、自分を強く見せているのか。。
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