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ファシリテータに#コミュ力なんていらない

この記事は石倉秀明さんの新刊『コミュ力なんていらない』を応援するnoteとして、執筆したものです。早起きコミュニティ「朝渋」にて9/16(水)朝7:30より、新刊トークイベントをzoomにて行います。

イベント:https://peatix.com/event/1601770/view

おはようございます。22時に寝て5時に起きる5時こーじです。

朝渋を開始して4年。これまでに160回以上のイベントを開催してきた。イベント運営術に関しては過去にnoteを書いたことがある。あれから半年が経ち、世の中が変化し、リアルイベントからオンラインイベントへ切り替えざる追えなくなった。運営の方法も変化した。

運営としては、リアルイベントよりも、オンラインイベントの方が難しいと感じることがある。その一つの理由として、「ファシリテータ力」を取り上げたい。

リアルであれば、当日の会場の熱量が伝わるので、ゲストとコミュニケーションを取りやすいが、オンラインは一発勝負な部分も多い。イベント中もリアルであれば会場の反応を見ながら話を展開させていくが、オンラインだと参加者の反応が見えない。ゲストとの相槌のタイミングが上手くいかないこともしばしば。

そのなかで、周りからは「朝渋はオンラインになってもクオリティが下がらない!すごい!」と言ってくれることも多い。ファシリテータを担当する私のコミュ力があるからだと思っている人も多いかもしれないが、ぶっちゃけ私はコミュ力が低いタイプだ。(顔が濃いので社交性があると勘違いされるが、根は暗い。)

今日は#コミュ力なんていらない ファシリテータ術をお伝えしたい。

ゲストと仲良くなることが目的ではない

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よく、「豪華なゲストと人脈があってすごいですね!」と言われることがあるが、人脈なんてない。そもそも「人脈」というワードを使ってコミュニケーションを取ってきた人とは心の窓をシャットダウンしてしまうくらいだ。(人脈なんてクソだ。

ゲストが朝渋に登壇いただける理由は、「本の宣伝」だ。僕と仲良くなりたいからイベントに登壇するゲストなんていないし、朝渋に登壇して「5時こーじさん、朝渋出てよかったです!」と言われて初めて信頼関係を築くことができる。

ゲストの本に興味を持ってもらうためには、ファシリテータをする際は、容赦なく意地悪な質問をすることもある。参加者からしたら、「そうそう、その質問聞きたかった!」という質問を投げかけたいし、本に書かれていることだけを話にしてもイベントの満足度は下がってしまう。

ファシリテータをする際は、ゲストが何のために登壇してもらっているのかを毎回考えてからファシリテータに臨んでいる。

#コミュ力なんていらない のだ!

心を掴むテキストコミュニケーション

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イベントのクオリティを決めるのは、実はイベント開始前の1ヶ月間の対応によって決まる。イベント中のナイスな司会進行によってゲストの心を掴んでいると思われがちだが、相手に信頼してもらう土台を1ヶ月前から作っているのだ。

基本は1ヶ月前からゲストとFBメッセを交わすことが多い。登壇依頼、イベントページ作成にあたっての提出物、集客情報、当日の流れなど、確認しなければいけないことは多くある。

その際に大事にしているのは、相手を不安にさせないことである

・当日何時スタート?
・イベントの流れどうなってるんだっけ?
・イベント何人が参加するの?

当たり前のことだが、ゲストに伝えるのが遅くなるケースも他のイベント運営者で見受けられることがある。このような心配事をしなくても良いような、コミュニケーションを徹底している。余談だが、当日の朝も「起床確認」をしているのは朝渋イベントならではなコミュニケーションかもしれない。

しっかり事前のコミュニケーションをしていれば、「事前の対応が丁寧なので、当日も安心して任せられる」と思ってくれるだろう。

#コミュ力なんていらない のだ!

徹底したカンペ作り

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「ファシリテータの話のアドリブの機転が素晴らしかった!」と言われることも多い。しかし、アドリブで話をすることはほぼない。約1時間のトークセッションは徹底したカンペ作りによる進行である。

1つの大テーマには3つの質問を。その質問に対しては3つの深掘り質問を。1つのテーマだけでも最低9つの質問を用意しておく。だいたい4つの大テーマがあれば話の尺的には問題ないのだが、その倍の8つの大テーマを用意する。合計すると72の質問を最低でも用意することになる。

「やりすぎでは?」と思うこともあるかもしれないが、私はアドリブ力が高くないので、徹底した準備力でカバーしているのだ。結果4つの大テーマ、1つのテーマに対して3つほど深掘りすると12の質問で終わることが大半だが、イベントの進行がどうなろうと、残りの60の質問を用意しておくと、不安や緊張は無くなるのだ。

要するに

#コミュ力なんていらない のだ!

#コミュ力なんていらない

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ここまでの話で学びがあったら嬉しいが、全て忘れてもらって構わない。

僕の話の10倍、100倍為になる話が発売された。「コミュニケーション能力が低くても、人脈がなくても、仕事で成果を出すことができる」と語る石倉さん。

9/16(水)の朝渋イベント、是非ご参加あれ。



お読みいただき、ありがとうございました! 現在全国にてコミュニティメンバーを大募集! https://community.camp-fire.jp/projects/view/243458 是非一緒に朝活しましょう^^