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日本各地、フィールドレコーディングの旅をした2023年末

2023年の12月、静岡〜福井〜京都、そして長野にてフィールドレコーディングをした。環境音を使った作曲仕事の依頼があったから実施。狙ったのは冬の山の音。

ZOOM H3-VRによるアンビソニック録音と、モノラルマイク2本によるステレオ録音の両方を、音場の雰囲気によって使い分けた。


松本の白樺の森にて

松本では白樺が霧氷で倒れた光景に圧倒された。ここでは遠くの木々が揺れる音と鳥の声、近接の風の音を採集。冬の山の少し悲しい感じをまるごと切り取れた。

真冬の山はかなり寒かった。フィールドレコーディングのあるあるかもしれないが、録音中、モニターしているときは集中しているので寒さを一時的に忘れる。

また、生体電位をMIDI化して記録した。これは前に佐賀県と一緒にやったサウンドインスタレーションのシステムを転用。(以下動画)


これらの録音の一部は、松本の扉温泉明神館という歴史ある旅館の館内音楽に使われる。館内に入った途端に空気がスッと変わるような、非日常にふさわしい音楽を、アンビエントと環境音、それから生体電位を使って制作中だ。

福井県、小浜市の明通寺。これまで訪れた寺社仏閣の中でもトップクラスの美しさを備えていた。ここではH3-VRで全方位を録音。この録音は、小浜・若狭と協働している他のプロジェクトで使う予定。

フィールドレコーディングの旅のあと、京都で坂本龍一+高谷史郎
async - immersion 2023 を鑑賞。

この展覧会を含め、かなり上質で豊かなインプットができた。


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