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【一斉1on1ミーティング】のススメ/リモート時代、転職社員が会社に馴染むベストな方法

noteに入社して、早くも3ヶ月が経ちました。

テトリスのように降り注ぐ様々な課題を一つ一つ潰しながら
事業開発部のメンバーとしてサービスの改修に励んだり案件のディレクターをやったりと日々楽しく働いています。

(働く環境もとても快適で、こんないい環境で働けて本当に良いのか!?徹夜仕事でタクシー帰りしなくて良いのか?!と遠い新卒時代を思い返しています。)

そんな中、note入社時のオンボーディングで用意してもらった
「一斉1on1ミーティング」がとても良い制度でしたので、今回はこちらを紹介したいと思います。 

※オンボーディング:組織やサービスに新たに加入した人に手ほどきや支援を行い、定着を促したり慣れてもらう活動のこと。noteに入社してからこの言葉を知りました。

一斉1on1ミーティングって?

『1on1ミーティング』は、今もやっている・聞いたこともあるという人も多いかと思います。週1ペースや月1ペースで上司と部下が1対1で行う面談のことです。

『一斉1on1ミーティング』は、その1on1面談を、上司に限らず自分がこれから仕事に関わっていく人たちと一気に行うことを意味します。
入社直後『1on1ミーティング リスト』を渡され「リストにある8名の方がこれから直接仕事に関わる社内メンバーです。30分間の1on1を打診して、1ヶ月以内に完了してね。気軽に頼んでOKだよ。」と指令を受けました。


何が良いの?何を話すの?

おそらくシャイな方にとって
「え、知らない他の社員と30分も話すのか…」
「それも大量に…」
と及び腰になるかもしれません。

私もややそういう気質があるので
「この時間が空いているようなのですが1on1を入れさせていただいてよろしいでしょうか?」と恐る恐る打診していました。
※note社はカレンダーが空いていたら自由に予定を入れて良い文化があります。ですが、わざわざslackしてました。

しかし結果的に、このおかげでその後の仕事がとてもスムーズに行き、完全リモートの環境下で会社やチームに素早く馴染むことができたのです。

主に話した内容は以下の通り。

①自己紹介:出身地やこれまでやってきた仕事など
②これから自分がやる役割の共有
③相手の役割のヒアリング
④お互いの仕事で一緒にできそうな部分の摺り合わせ
⑤余ったら雑談

特に②〜④が効果的でして、この1on1を行った後、別の会議・プロジェクトで一緒になった際「この人に何を頼んだらいい良いのか」がお互いに把握できた状態のため、スムーズに仕事を依頼・進行することができるのです。

ちなみに、リストに渡されたのは8名でしたが、1on1をしている中で「この人とも話しておくと良いですよ」と教えてもらい、結果的に14名程の方と1on1を行いました。

リモートにはリモートの馴染み方を

Beforeコロナ時代は、
・歓迎飲み会
・同行営業
・会議同席
・気軽にランチ
・そもそも常に物理的に距離が近い
など、入社してから同僚や上司と関係値を築く仕組み・仲良くなるための仕組みが自然と溢れていました。

しかし、リモートワークが前提になった時代で、自然と関係性が生まれる機会は激減したように思います。オンラインにおける仕事コミュニケーションは、能動的に仕掛けなければ構築されていかないのです。

とは言え、転職した人が自発的に同僚にオンラインランチを打診する、なんてことはなかなかハードルが高い。
オンライン会議に同席させてもらっても、メインの話し手以外は(オフラインと比べて)影がかなり薄いので、なかなか距離が縮まらない。
だからこそ、「一斉1on1ミーティング」を入社後のto doとして与えられた事は、非常にありがたいものでした。

「全体会議で”入社メンバー紹介タイム”など挨拶の場は設けているもののなかなか転職メンバーがチームに馴染まない…」
といった悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

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この記事は【noteのみんな アドベントカレンダー2020】の第19日目(12月19日分)にエントリーしています!

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