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留学生活編「明日は日本へ帰国します。その日の様子」  159番目

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       2010年 12月29日 水曜日
私は、今日は、午前3時45分に起きました。
明日には、もう帰国しなければいけないので、こんなに早くメールをするのもどうかとは思いましたが、直ぐに、中国の携帯電話から、良く授業を休んだ華奢な髪の毛の長い蚊の鳴くような声で喋る意外とお洒落な、其れでいて大単位引っ越しして、中国で誰も知らないマンションで1人で暮らす勇気のある自由人ぽい、殆ど食べないそのくせ大胆な所もある少し変わっている可愛い福田さんへ、中国の携帯から、最初にメールをたくさん中国語でしたためて、福田さんの中国の携帯へ打ちました。

それから、小柄な少し色気のある化粧を何もまだしていない田舎から出てきた現代的なダンスのとっても上手な女の子で、そして、ミニスカートを穿いてクリスマス会で、大単位踊っていた明るい負けん気の強い英語のできる、しかし、日本語の喋れない、おちゃめな女性の遼寧師範大学大学院生である黄玉婷老师(ホアン、ユーティン先生)に、教室で1週間に3回中国語を教えて頂いたお礼と感謝を込めて中国語で中国の携帯から、メールを発信しました。「谢谢老师!」(シエシエラオシー)ありがとう先生!

続いて、同じく、大学院生の中で一番出来るであろう優秀な、気品のある、魅力的な、いかにも頭の良さそうな、お金持ちの家のお嬢さんのような、それでいて年齢がもう、20歳代後半と言う卒業後に大学の先生になる素敵な、私に、自分の使っていた中国語の大きな辞書をプレゼントしてくれた優しい、また、その辞書の使い方も親切に1から教えてくれた、発音練習の時に、手鏡が必要ですねと言われて、これもプレゼントしてくれた親切な、クリスマス会の時に、1人でチャイナドレスを纏い、扇子片手に恥ずかしそうに照れながら、部台で踊り歌っていた綺麗な品のある女性である遼寧師範大学大学院生の王欣欣老师(ワン、シンシン先生)へ、時々、お世話になったお礼を込めて、メールを中国の携帯から、先生の携帯へ打ちました。

 そして、洗濯のカードが、まだ、残っていたので、5階の留学生共同の洗濯機で最後の洗濯をしました。しかし、20回使えるカードが、2回分残ってしまいました。

 まだ、外は、暗く多分温度は、零下10度以上だろうと思いながら、明日帰国するための整理をスーツケースの中にしていました。
午前6時55分、日本から持参の一杯出しコーヒーを入れて、留学生寮での最後になるであろうコーヒーを味わっていました。
明日帰国する準備と部屋の掃除や荷物の整理をしていたら、もう昼になり、宮木から電話があり、昼ごはん一緒に食べましょうということで、12時に5号館の宿舎の一階ロビーで待ち合わせをして、2人で近くの韓国料理店へ行きました。

 そこで、2人とも韓国風オムライスの大皿に卵焼きでチキンご飯をかぶせた、見たからに、多すぎて食べきれそうもない量のオムライスを食べました。
なぜ量が多いかと言うと、若い留学生の子たちに合わせているからで、も60歳に近い私や63歳の宮木さんには、多すぎる量で、案の定2人とも残してしまいました。
味は悪くも無く、と言ってとても美味しいには、ほど遠い感のする味だと思いました。
この時もまた、宮木さんは、別れた奥さんの同じ話を繰り返し、して見えました。
世間で言う、女は、きっぱり諦めて次の行動に移るが、しかし、男は、未練の残る人が多いと言われる通り、やはり、宮木さんも未練が、いつまでも残るのかと感じました。
それで、宮木さんは、いつも女性の話が多く、若い女性と遊んでいるのかと思いました。なんだか、気の毒な可愛そうな気も少しして来ました。

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