【体の冷えをなんとかしたいあなたへ②】足から血がふきだす自然治癒力のすごさ
こんにちわ! コジエリです。
前回の続きで、冷えを改善する方法は色々ありますが、私がどのような冷え取りをしたら、体から薬の毒がでたのかお伝えしますね。
前回の記事をお読みでない方はこちらをお読みください。
私も、20代はお腹を触ると冷たく、体が冷えていました。
甘いものは好きだし、暑い日は薄着だし、生理痛もひどく毎月寝込んでいました。
冷えとは
冷えにもいろいろあり、前回お伝えしたお腹が冷えている“内臓冷え”もあれば、今回お伝えする“人体の上下の温度差”からくる冷えもあります。
この場合、上半身が36.5度、下半身が31度程度の人が多く、自覚はないけど下半身が冷えていることが多いです。
生命維持のための重要な臓器のほとんどが、体の上半身に集まっています。心臓、肺、肝臓、消火器、腎臓、そして脳も。
24時間働いていて、発熱器官になります。
胴体や頭はこれらが発散する熱を受けるために、冷たくなりにくいのですが、内臓が少ない下腹部や足元は、いつも体温が低く冷えています。
足元が冷たくて、上半身が温かいと、気や血の巡りが悪くなります。
こうして体の上下の温度差ができてしまった状態が“冷え”です。
男女年齢関係なく、ほとんどの人がこの冷えの状態をもっていることになります。
冷えがあると
血管が縮んで血液の流れが悪くなる→血行不良が起こる
動脈から十分な血液がこない→体全体の細胞に必要な酸素や栄養分が供給されない
老廃物や疲労物質を運び去ることもできなくなる→細胞の機能が鈍ったり、狂いだす
内臓機能の働きが悪くなる→免疫力の低下、潰瘍の形成、腫瘍細胞の発生につながる
冷え取りで血管を拡げるといいのです。
次のような自覚がない人も冷えている可能性があります。
暑がり、のぼせる、寒がり、気温の変化で疲れる、手足がほてる、布団から足をだして寝る、靴下を履くのが苦痛、シャワーのみ、イライラする、いつもびくびく、クヨクヨ、思いやりがない、空腹に耐えられない、汗がでない
冷え取り靴下との出会い
10年前の2月に、素敵なオーガニックカフェに行った時、5千円の靴下がディスプレイされていました。
友達に「なんで靴下があんなに高い値段なの?」 と聞いたら「あれは冷え取り靴下だよ」って教えてもらい、
足の指先の冷えで困っていたので、インターネットで4枚入り3千円のお手軽価格の冷え取り靴下を買って試しに履いてみました。
重ねて靴下を4枚履くと、普通の靴が入らないので、1つ上のサイズの、ミッキーマウスの足のような、失敗してもいい3千円ぐらいの靴を買いました。
大きなサイズの靴を履くことにより、足が少し大きくなりますが、足先が包まれて、とても温かくて気持ちがいいのです!
3か月程実践して、ポカポカ気持ちがいいけど、正しくできているのかよくわからなく、冷え取りフォーラムに入って、体が何も変わらないと相談したところ、その会のメンバーの長崎に麻酔科の女医さんに
「今の人は、クーラー、砂糖、薬とかで、冷え取りが始まった時より、体が冷えているから4枚じゃ足りなく、6枚か8枚履いて、レギンスも履かないと体は変わりませんよ」 とアドバイスをいただきました。
そうなのかと、靴下を6枚にして、パンツの下に、シルクとコットンのレギンスを履きました。
体に触れるものはシルクがいいとのことで、下着も肌着も全てシルクにしました。
冷え取り健康法とは
頭寒足熱と腹八分目を基本とします。
主な内容な下記の通りです。
靴下の重ね履き
基本は天然素材の靴下を4枚。
1枚目シルク→2枚目綿→3枚目シルク→4枚目綿と交互に履きます。
重ね履きにより空気の層が増えて温かく、シルクの排毒を促す性質により毒素が外に排泄されると言われています。
冬は綿をウールに変えたり、冷えの強い人は6枚、8枚、10枚履くことも。
化繊の靴下は不快な暑苦しさを感じるので、一番外側に履くのであれば大丈夫です。
シルク:保湿性に優れ、排毒作用が強い
綿:湿りやすい。安価で洗濯が楽
ウール:保湿性に優れ、湿気を外にだす。
洗濯は、毎日洗う人もいれば、1~2枚目のみとか、それぞれの判断になります。
基本、汚れないので頻繁に洗濯は必要ないです。
靴下が湿っぽくなって冷たく感じたら変えます。
半身浴
40度以下(37~38度)の気持ちのいいぬるめのお湯に最低でも20分~30分。
みぞおちから下あたりをお湯につけ、腕も外にだします。
頭寒足熱の状態を作ります。
頭寒足熱の服装
ゆったりと締め付けない、血管が圧迫されない服装。
背中の下部、下半身を温める。
上半身を薄く、下半身を厚く、シルク、綿、麻、ウールなどの天然素材を身に着けます。
レギンスやレッグウォーマーが効果的。
靴は紐で調整できるスニーカーで大丈夫です。
女性誌“Very”でもおしゃれな着こなしが特集されていました。
食べ過ぎない
消化は非常に体力を使います。食べ過ぎると血液が消火器に集中し血の巡りが悪くなります。
温める食材(玄米、根菜類、海藻類、豆類、塩、味噌などの発酵食品)による腹7分目の食事を心がけます。
冷える食材は全体の5%までに。(白米、白砂糖、動物性脂肪、果物、葉物野菜、添加物、香辛料、お酒など)
2月から靴下を履き始め、夏でも6枚履いて、シルクレギンスとコットンレギンスをパンツの下に履いていました。
夏に6枚の靴下なんて暑いのではと思われますよね。
夏でも暑くなく、快適なんですよ!
それはシルクに秘密があります。
シルクのもつすごさ
シルクは人間と共通する成分、18種類のアミノ酸で構成されているため、肌着にはもっとも快適な繊維と言われています。
シルク原料の蚕の繭は、本来は蚕が大人になるためのものです。
デドックス=毒だし効果を生み出す
繭の中で幼虫が成虫になる過程で、新鮮な空気を取り込み、汚物を吸い取って排出します。
繭はもともと内からの汚れを外に出し、外の悪い物は入れない機能があります。
吸湿性・放湿性が高い
繭の中の幼虫が快適に過ごせるように、繭の中は常に適度な温度を保つための機能があります。
足は体内の毒素が最もよく出る場所で、足の指と指の間は特に多量の汗がでます。
シルクは悪い成分を吸い出す力があるので、肌側にシルクが触れるようにシルク→綿と靴下を履きます。
シルクの間に他のものを挟むことで、その効力が増すため、重ねるほど、毒素吸収力が上がります。
夏に涼しいとされるさらさら化繊素材(ポリエステル混素材)は、肌に大事な水分も奪って取ってしまうデメリットがあります。
冷えや乾燥に悩む女性ほど、シルクが肌着としておススメ素材だと思います。
靴下から排毒が始まる
冷え取り靴下が気持ちいいなと思いながら続けていたら、夏頃から、靴下の1枚目の親指に穴が開くようになりました。
1枚目の親指の内側ばかり穴があきます。これは肝臓の毒だし。
解毒は肝臓や腎臓・膀胱経絡からなので、足の親指や小指が破れやすいです。
6枚履いているのに、1枚目のかかとがボロボロに破れました。
当時は、卵巣腫瘍と子宮筋腫がありました。婦人科系の毒だしです。
あと、シルクレギンスの小股のところもボロボロに破れました。
履いてすぐ同じ箇所が破れます。
4枚履いているのに、靴下の1枚目の親指と小指のみに穴があきます。
なんかすごいなと思っていました。
足から血がふきだした!
(注意:ここから足の汚い写真がでます。不快に感じられましたらスキップしてください)
私は毎年冬になると足首が乾燥して、皮膚科でステロイド軟膏をもらって塗っていました。
冷え取り健康法は、体からでるものは出しましょうと書いてあり、
今年は、ステロイドをやめて、足首がかゆくてもそのままにしておこうと思っていました。
靴下を履き始めて9か月後の11月下旬、お風呂に入ろうと足首をみたら、ぱかって開いて血が滲んでいました。
痛みは全くありませんでした。
次の日は、前日の傷はふさがり、また違う箇所がぱかって開いて同じように血が滲み、
次の日も同じように、前日のぱかって開いた箇所はふさがり、別の箇所がぱかっと。左右同じ箇所です。
薬を塗らなくても、勝手に次の日に傷がふさがっています。
そのうちにこのぱかって開く箇所は経絡上なのだと気がつきました。
足には気血が流れる通路、経絡というものが6つあり、肝臓や腎臓、肺、消化系といった内臓とつながっています。
その6つの経絡すべてから出血が終わらないと、この毒だしは終わらないんだなっと。
そのうち、あまりにも出血する範囲が広くなり、お風呂の中でしか、シルクのレギンスが脱げなくなりました。
ぱかっと開いて血が滲んだ後、透明の体液がでて、それがぴったりとレギンスに張り付いてしまい、お風呂の中で痛い痛いと泣きながらレギンスを肌からはがしていました。
家族は血みどろの私の足をみて、早く病院に行きなさい とか、お風呂は最後に入って!とかそれはそれは冷たかったです(笑)
でも私は、これは2年間飲んだ、ヘルペスの薬、バルトレックスが体からでているのだと思いました。
ヘルペスは一生治らない言われ、普段は神経の中に隠れているのですが、疲れるとでてくるもので、当時はかなり頻繁に発症していてとても困っていました。
ヘルペスで有名な先生に診察していただいて、日本では5日分しか処方されない薬を、1日2回2年間毎日飲めばヘルペスが治るということで、その強い薬を2年間飲み続けていました。
最後の方は解毒の肝臓が悲鳴を上げていると感じならが、2年間飲み終え、年末にストップしたところ、またすぐにヘルペスがでました。
結局、ヘルペスを完治することはできず、大量の薬だけ、体内に残った状態で翌年の2月に冷え取りに出会い、体を温め、自然治癒力が高まった体から、大量の排毒がでたのではと思っていました。
だから、この毒だしは止めてはいけないと、とことん付き合うしかないと思い、毎日耐えていました。
血液は、栄養を運び、体のごみを回収する働きがあり、体液は、血液に色がついていないものと中医学で学んでいたので、この体液から、ヘルペスの薬の毒だしをしているんだなって。
でもヒリヒリとした強烈な痛さで、お風呂に入っている時だけ、その痛さから解放されるので、長い時は3時間ぐらいお風呂に入っていました。
大体、毒だしは1か月で落ち着いてくると書いてあったのですが、11月から始まった毒だしは翌年2月でやっと、足の6つの経絡からの出血が終わり、くるぶしと足の甲の出血を最後に、足のあらゆる箇所から出血して、体が満足したようで、ぱかっと傷が開くのはストップしました。
4か月かかりました。
残ったのは、足のこげ茶の痕。
もう、プールも温泉も行けないとあきらめていました。
でも薬の毒が体からでたのだからよかったと。
あんな大量の薬が肝臓にあれば、将来は肝臓がんの可能性があったのかも。
これが10年前の毒だしのお話です。
毒だしする体
今は足もすっかり綺麗に治り、毒だしする体になってしまったので、
少しでも食べ過ぎたり、変なものを食べると体からドクターストップがかかります。
通常は口内炎とかできると思いますが、私は食べ過ぎると、舌に大きな血豆ができます。
見た目もグロテスクで、ごめんなさいと体に謝って少食にします。
石川県ではあまりにも食べ物が美味しく、胃がんで死んでもいいやと思い、食べたいものを食べていたら、
帰りの飛行機内で、上昇後20分後に左の鼓膜が破れました。
食べ過ぎです。。。
モデルナワクチンも去年10月に打って、年末、寒かったので、冷え取りをしたら、去年の12月末から、今年1月に強烈な毒だしがありました。
2回目の副作用がきついと聞いていたので、事前に解熱剤を飲んで、熱も、腕の腫れもなく、よかったなっと思っていました。
でも実は、接種後の熱や腕の腫れの副作用は、体が正常に戻るために大切なことで、それを解熱剤で、とじこめてしまい、やっぱり体から出たかったものが、年末に一気にでました。
10年ぶりの今回の毒だしは出血はないのですが、湿疹のかゆみがひどすぎて、起きていると掻いてしまうので、今年の1月はずーと寝ていました。
このような感じで、冷えないように心がけていたら、自然治癒力が高い体になっていました。
現在は自分で温める力もつけた方がいいのではと思い、必要に応じて、冷え取り靴下やシルクのレギンスを履いています。
「病状がない=健康」ではない
大抵の人は「症状がでないのが健康」「症状がでるのは病気」ととらえがちですが、どうゆう状態が本当の意味での健康と言えるのでしょうか?
真の健康の目安を挙げます。
① 顔色は薄く、肌に艶がある
② シミ・ホクロ・魚の目がない
③ 髪が生え、白髪が少ない
④ 疲れにくく、回復が早い
⑤ 心がしっとり穏やか
⑥ 呼吸が深い
⑦ こまめに動く
⑧ 何を食べていいかがわかる
⑨ 睡眠・食事・排便のことでクヨクヨしない
⑩ 暑さ、寒さ、空腹が苦痛でない
⑪ 化繊を身に着けたくない
⑫ 体臭・口臭・足の臭いが少ない
⑬ ふけ・垢があまり出ず、肌着の汚れが少ない
⑭ 虫に刺されにくく、刺されてもすぐに治る
⑮ 適応力が強い
病気じゃない人が健康というわけではないのです。
病気は発病する以前に、自覚症状がない潜伏期間があります。この時は検査をしても正常な数値がでるので、一般的には「健康」とされます。
例えば人間ドックで大丈夫だった人がその2か月後に胃がんがわかったり、病気の潜伏期間中でわからなかったということもあります。
40代の知人男性も毎年人間ドックで異常なしでした。
ある日、しゃべる内容がおかしいので家族が病院に連れて行ったところ、
脳腫瘍と膀胱癌がみつかりました。
銀行の頭取になり、極度のストレスで、元々あった小さい癌が年齢が若いため、急に大きくなり転移したのか、緊急の手術となりました。
私たちの体には自然治癒力がそなわっており、常に体を正常は状態に保ち、病的な状態を治そうとしています。
ところが冷えがあると、その働きは弱められ、ゆがめられたものになってしまいます。
そうすると、足元をいっそう冷やしたくなったり、お腹いっぱい食べたくなったりと、健康を損なうものが好きになっていきます。
すると病毒は増加し、体にたまっていきます。そして限度を超してしまった時に初めて、病気が目に見える状態になります。
このようにしてたまりすぎてしまった毒が血管の中や尿にでてきたり、腫瘍細胞、ポリープ、潰瘍という具体的なものになった状態を「病気」といいます。
毒をためるだけため、あっけなく世を去ってしまう人がいます。
一方、体の毒をしょっちゅう出して、長生きする人もいます。
主な毒だしの症状
水荒れ、しもやけ、傷、いぼ、水虫、突き指、骨折、やけど
頭痛、耳鳴り、中耳炎、鼻血、鼻水、口内炎、喉の痛み、咳、痰、歯痛、シミ、そばかす、あざ、涙目、じんましん、眼底出血、肩こり、首コリ、関節の痛み、吹き出物、筋肉痛、骨折、脱腸、体臭、口臭、膝痛、吐き気、腰痛、こむらがえり、水虫、生理不順、生理の多量出血、痔、下痢、ほくろ、いぼ、魚の目、白髪、脱毛などなど
今回は体を温めたらこんなこともありましたと、私の事例を紹介させていただきました。
私は自分の体が温まって、気持ちがいいなと思ってやっていました。
冷え取り健康法は、数ある健康法の1つです。
体を温めても何も変わらない人もいれば、1年後に毒だしが始まる人もいます。
こんなに毒だし大変なら、つらい症状が出る前にすぐに病院にいくよ っていう人もいらっしゃると思います。
何を選択するかはあなた次第ですが、もし、ちょっと興味があるけど、何からスタートしたらいいかわからない人に、冷え取り情報を掲載しておきますね。
冷え取りスターター情報
毎日、夜だけ、週末だけとその人にあわせたやり方があると思います。
私は、始める時、何をしていいかわからなかったので、とりあえず冷え取りの本を6冊と、あらゆる状況を想定した靴下や靴とか20万円ほど冷え取りグッツを購入しました。
ロングスカートと合わせるスリッポン、スニーカー、スカートとあわせる冷え取りショートブーツ、夏の麻の靴下、冬のウールのレッグウォーマー、膝上のロング靴下、シルクの腹巻など。
結果、使わないものが大半でした。。
取りえず、やってみたい人はこのぐらいのスタートでいいと思います。
・4枚入り靴下
・シルクスパッツとコットンスパッツ
・1サイズ上の紐のついたスニーカー
・シルクの下着
穴があくので、スパッツはナチュラルハウスの2千円ぐらいのぼろシルクを購入していました。
夏は無印やユニクロの1千円のコットン100%のスパッツ。
冬は下半身が冷えないようにウールのスパッツを履いていました。
慣れてくると
・靴下を6枚や8枚に増やしてみる
・寝る時は湯たんぽを使う
・レギンスの枚数を増やす
などすると、体に変化が起こるかもです。
時々、何も変化がないとおっしゃる方がいるのですが、よく見ると靴下履いているだけだったり。
上下の温度差による冷えの解消で体に変化が起こるので、靴下だけでなく、下半身を温めるスパッツを履いてみると違うかもです。
足先だけを温める目的であれば、冷え取り靴下のみで大丈夫です。
私が購入したショップは下記のお店です。
靴下:うたたね・正活絹、マーマーなブックスアンドソックス・五本指家族など。
冷え取り靴下のショップは沢山ありますが、あまり安いのは品質がよくない時があります。
ゴムがきつくて痛いか、薄すぎてすぐに破れたりとか。
1枚目のみの購入も可能ですので、4枚セットで最初は購入して、その後、破れた靴下のみを購入することもできます。
次回は3年連続日本一のサウナに輝く 佐賀県御船山楽園ホテルの“らかんの湯”をご紹介しますね。
お楽しみに!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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