【エッセイ】電子ペーパーのAndroidタブレットで目の奥の痛みを減らす

　うわ、こんなに長時間スマホを使ってしまった、と思ってくよくよすることはありませんか。僕はあります。いやね。目の奥が妙に痛いなとか、首が痛いなとか思うことが続いて、スマホを使っている時間がホーム画面に表示されるアプリを入れたんですよ。
　そしたらやっぱり２、3時間も使ってしまっていて、忙しい忙しいなんて言いながらけっこう暇だな、と自分でも思ったりしたんですけど。とにかくこりゃどうにかしなきゃならない。
　そこで考えたのが、スマホを見ないでタブレットを見ればいいじゃないか、ということなんです。はい、本末転倒ですね。とはいえ、ここでトリック登場です。
　スマホは液晶画面だけど、僕の使っているタブレットは電子ペーパー画面なんです。だから同じ時間見ても疲れにくい、と言うか、時間も短縮すればいいんですけどね。
　今僕が使っているのはBOOXのLEAFと言うタブレットです。これ7インチぐらいの、わりと普通の Android タブレットなんですけれども、画面が電子ペーパーなんです。これでメールチェックもできるし、ニュースも天気も調べられます。
　これを激しく使うようになってから、スマホを使っている時間が1日10分以内になりました。極端。あとはトータルのデジタル時間が減っていくといいんですけどね。
　BOOXは普通にはお店に売っていないし、Google Play を入れるのにちょっと手間取るなど、使うのが難しい部分もあります。しかも普通のスマホやタブレットに慣れてる人にとっては動作速度も不可解なほど遅い。
　でも、人間何にでも慣れるんですよね。RAM が2 GB しかないんですけど、それに合わせた体感にだんだんと変わっていくのが面白い。結局、同時に複数のアプリを使わなければいいことじゃないですか。まあこの考えも本末転倒なんですけど。
　総じて言えば、わりと面白いガジェットかと。とはいえ高速で動く Android タブレットで、なおかつ画面が電子ペーパー、というのが出ればいいのになあ。