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文系営業でもChatGPTを使いこなせる?素人がいろいろ試してみた結果

こんにちは、こじです! 
なにかと話題のChatGPTですが、みなさんは活用されていますか?

私はあんまり使っていません……。文系だし、エンジニアじゃないしなぁとなんとなく苦手意識を感じてしまっています。

「よし、避けて通ろう!」と思っていたある日、弊社の情シスから「会社アカウントでChatGPT使ってみてもええで~」とありがたい(?)お話が。

やるか……と触りはじめたら、なんかすごくて便利(語彙力)でした! 素人でも営業に活かせそうだなと思ったのでまとめてみます。


まず、ChatGPTって何だ?

ChatGPTについてあれこれ調べるより、この動画を見ればOKとおすすめされたnote 深津さんの動画がこちらです。

動画で紹介されている「深津式プロンプト・システム」は難しい部分もありますが、ChatGPT(AI)にわかるように質問文を書かないと、欲しい回答をもらえませんよということは理解できました。

あとは、ChatGPTは検索エンジンではないので、2021年9月までのデータに限られることは知っておくべきだと思いました。

深津式プロンプト・システムの要点を自分なりに解釈してまとめるとこんな感じです。

1.ロール(役割)を明確にする

「あなたはプロのコピーライターです」「あなたは優秀なセールスパーソンです」など、具体的な役割を与える。

2.目的を明確に伝える

「バズるブログ記事のタイトルを作りたい」「取引先へ謝罪するメール文を作成したい」など、表現方法を指定すると適切な文章が生成されやすい。

3.要望を具体的に伝える

「文字数は300文字程度」「小学生にもわかるように」「PREP法を用いて簡潔にまとめる」「適度に改行を入れて読みやすく整える」など、制約条件を追加する。

例えばこんな感じ…

あなたは優秀なライターです。20~40代のビジネスパーソン向けに「グループウェア」に関する解説文を書きます。以下の制約条件をもとに解説文を作成してください。

# 制約条件:
・文字数は400文字程度
・結論を先に書く
・適度に改行を入れて読みやすく整える

するとこんな回答が得られました。

グループウェア:ビジネスパーソンの効率化ツール

グループウェアは、20~40代のビジネスパーソンにとって欠かせない効率化ツールです。業務の効率向上やチームコラボレーションを強化するための優れたソリューションです。

グループウェアの主なメリット:
1. タスク管理:プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握し、タスクの優先順位を設定できます。
2. カレンダー共有:チームメンバーのスケジュールを調整し、会議や予定を効率的に組織できます。
3. ドキュメント管理:ファイルの共有やバージョン管理が容易で、情報の一元化が図れます。
4. コミュニケーション:メッセージング機能やコラボレーションツールを使い、円滑なコミュニケーションを実現できます。

これらの機能により、業務プロセスの最適化と生産性向上が実現できます。また、クラウドベースのグループウェアは、どこからでもアクセスでき、リモートワークの際にも非常に便利です。

総括すると、グループウェアは現代のビジネス環境において不可欠なツールであり、効率的なタスク管理、チームコラボレーション、情報共有に貢献します。20~40代のビジネスパーソンにとって、業務の効率化を実現するための優れた選択肢と言えるでしょう。

単純に「グループウェアの解説文を300文字で書いてください」と命令するより、ぐっといい感じです!

セールスメールを作ってみる

営業の業務のなかで苦手な作業、それはメール作成です。「お世話になります。」以降がまっっったく出てこないんですよね……。

セールスメールはもはや書きたくないレベルです。

押し売りにならず、感じが良くて、興味を持ってもらえそうな文章って難しすぎやしませんか。悩んでる時間がもったいないので、ChatGPTでセールスメールを作ってみました!

プロンプトはこんな感じ

あなたは優秀な営業担当者です。自社の勤怠管理システムに対して資料請求をした新規の見込み顧客にお礼を伝えるとともに、面談のアポを取る目的でメールを送信します。以下の制約条件をもとにメール文を作成してください。

# 制約条件:
・挨拶文から締めの言葉まで、簡潔でわかりやすく
・アポの日程候補は3つ提案する

すると、いい感じにメール文を作ってくれました。

「拝啓」「敬具」はいらんのよ……😅

少し手直しは必要ですが、このまま使えそうですね!

受付突破のトークスクリプトは作れる?

なかなか言葉が浮かばないトークスクリプト作成もやってみました。

勤怠管理システムを売ります。電話で見込み顧客にアプローチするための自然なトークスクリプトを作成してください。

んん?というところもありますね・・・

プロンプトがあっさりしすぎてるのかも…?

もうちょっと制約をつけたほうがいいんですかね。ん~こんな感じならどうでしょう?

あなたは優秀な営業担当者です。勤怠管理システムを売るために電話で見込み顧客にアプローチします。まずは受付突破するための効果的なトークスクリプトを作成してください。

いい感じになりました!

営業資料、というより構成案は作れそう

営業資料も毎回悩みますが、ChatGPTでいい感じに作れたら最高です。

以下の情報を使用して、「営業リスト作成ツール AkalaList」を顧客に紹介し、興味を引きつける営業資料の構成案を作ってください。

情報:
・500万社以上の法人データベースにより営業リスト不足を解消
・各企業のIR情報や官公庁の統計資料など、インターネット上で一般公開されている情報を収集し、独自の技術でデータベース化しています。
・AIを活用して収集・データベース化した企業データを、さらに様々な条件で分類して検索精度をアップ
・たった30秒で誰でも簡単に使えます。情報収集と営業リスト作成の手間が省けます。
・無料プランに登録するだけで、毎月300件の営業リストが無料!

良さそうです👍

構成案だけで良い場合は、「構成案を作ってください」と入力すると良さそうです。

以下の情報を使用して、「営業リスト作成ツール AkalaList」を顧客に紹介し、興味を引きつける営業資料の構成案を作ってください。

情報:
・500万社以上の法人データベースにより営業リスト不足を解消
・各企業のIR情報や官公庁の統計資料など、インターネット上で一般公開されている情報を収集し、独自の技術でデータベース化しています。
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なんだか見たことのない形式で回答されたけどヨシ!

どちらの回答もタイトルがちょっとダサいので、タイトルだけ「売れっ子コピーライター」のロールで考えてもらったほうが良さそうですね。

情報をまとめる系のものは、どれだけ情報を与えられるかで回答の質が左右されるので、結果的に手間がかかるかもしれません。ケースバイケースです。

市場調査には不向きかも?

前述の通り、ChatGPTの情報は2021年9月までのものなので、「最新トレンド」的な話題は回答できないことがあります。

例えば…

営業リスト業界のトレンドを要約してください。

と入力すると謝られてしまいました。

競合分析も得意そうです。

「勤怠管理システム KING OF TIME」の分析をしてください。強みと弱み、ユーザーの口コミも分析して簡潔にまとめてください。

情報の少ない企業やサービスだとうまく回答が生成されませんでした。

文系でもChatGPTが役に立つ!

ChatGPTは優秀ですが、必ずしも正しいかといえばそうではありません。それを踏まえて、自分でチェックすることが大切です。

  • 事実かどうか

  • 不快感、不信感を与えないか

には注意して、ChatGPTの回答を修正したり補足したりすれば、営業業務がぐんと楽になりそうです。そういうことなら、文系も理系も関係ありませんね。

▼生成AIを使った営業メール作成術も解説しています!



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ChatGPTはどんどん活用してみよう!

ChatGPTに限らず、生成AIは会社が許可してるならどんどん使ってみるべきだと思います。メリットだらけですし。

デメリット面をよく理解すれば、ここで紹介した使い方以外にもいろんなことに活用できるようです。

ChatGPTを使ったからといって劇的に営業活動が変化するわけではありませんが、ちょっと迷ったり、考えが出てこないときに助けてくれるのはうれしいですね👍