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君はどう生きる(生徒への語り)

こんばんは。
こうじ先生と申します。
今日のテーマは壮大です。
私が中3の担任をするときに必ずする語りです。

これはあくまでも私の見解で、全員に当てはまる答えのようなものではありませんので、気軽に見てください。

死をイメージする

大体80歳で亡くなると仮定しましょう。
あなたが死ぬとき、何を考えるでしょうか?
一度、想像してみてください。

それは後悔ですか?
それとも幸せを噛み締めていますか?

私は「あぁ、幸せな人生だったなぁ」と思い返したいなと思っています。
人生の意味を考えるなら、自分が死ぬ時にどうありたいかを考えることが大切です。

何が自分の幸せかを考える

どう生きたら幸せな人生だったと思えますか?

偏差値の高い高校に受かることですか?
お金持ちになることですか?
安定した職に就くことですか?
社会に縛られず自由に生きることですか?
結婚することですか?

これは一人ひとり違います。
だからこそ正解はありません。

もし高校受験に落ちたとして、そのことで死ぬときに後悔すると思いますか?
私はそうは思いません。

私は大学受験では第一志望には受からず、第二志望の大学に進学しました。
落ちたその瞬間はすごく悔しいし、人生のどん底に落ちた気分でした。
しかし、私は今教員として働き、結婚もし、幸せな人生を送っています。

人生のゴールは「受験に受かる」ではないのです。

もちろん、だから受験勉強しなくてもいいよと言っている訳ではありません。
ただ勘違いしてほしくないだけです。
今している勉強は受験のためだけのものではないということを。
全ては幸せになるためにやっていることなのです。

考え方次第で世界は変わる

自分に起きる出来事のほとんどはコントロールできません。
受験の合否もそうです。
努力はできますが、結果まではあなたの力ではどうにもなりません。
どれだけ頑張っても落ちる時は落ちます。

大切なのはその後です。
私も大学受験に落ちた時、とても落ち込みましたが、第二志望の大学で一生懸命頑張ったから今の幸せな人生があります。

もし私が受験に落ちた時、「あれだけ頑張ったのに、第二志望の大学では意味がない」とやる気を失っていたら、今教師をしていないかもしれません。

コロナ禍の行事もそうでしたね。
たくさん制限がかかりましたが、何とか実施できました。
どう感じましたか?

なんで縮小しないといけないのか!?
コロナ禍でできる最大限をやりきれた!

同じ経験をしても、考え方で価値は変わります。

大切なのはいかに「ありがとう」と思えることを増やすかです。
感謝の数だけ人は幸せになれます。
感謝は考え方の問題です。

感謝できることなんかない!というのはあなたが気づいていないだけです。
必ずあります。
それをたくさん見つけられる人は必ず幸せな人生を送ることができます。
感謝を見つけて、幸せな人生を送りましょう。

こんな長い話を聞いてくれてありがとう。


ここまで読んでくださってありがとうございます。
今回は「どう生きるか」というテーマでした。

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