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短編小説#11 二つの道

1人の男性は、小説家を目指してペンを握った。

1人の女性は、ピアニストになりたくて鍵盤を沈めた。

1人の男性は、愛する人とのことを思い、夢を諦めた。

1人の女性は、夢を諦めて、経営を学んだ。

1人の男性は、会社の同僚と新しい会社を建てた。

1人の女性は、子供が欲しくて妊活を始めた。

1人の男性は、守るもののために仕事を頑張った。

1人の女性は、仕事を辞めて、生配信を始めた。

1人の男性は、夢を諦められなく、ペンを握った。

1人の女性は、夢を叶えたく、ピアノの動画配信を始めた。

1人の男性は、初めての我が子にたくさん泣いた。

1人の女性は、2度目はちゃんと我が子に会えたことに多くの涙を流した。

1人の男性は、子供の成長を手記に残した。

1人の女性は、我が子の育みを動画で流した。


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1人の男性は一つの小説を完成させた。
タイトルは「愛した人の旋律」

1人の女性は一本の動画をあげた。
題名は「愛した我が子が旦那のペンで初めて文字を書いた。」


2人の男女は、2人で夢を叶えた。

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