記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

本紹介📚生きることが贖罪



#私の中にいる 

《内容》

母子二人暮らしのアパートで発見された、女性の変死体。亡くなっていたのは母親、そして殺してしまったのは、日々虐待を受けていた小学生の娘だった。事件以降、“人”が変わったような言動をとりはじめる少女。何かが、おかしい。原因は過度の精神負荷による、解離性同一性障害……多重人格のせいなのか。では――「私の中にいる」のは、誰? 『人間に向いてない』で注目の著者が、読者に突きつける社会の底。

《感想》
第一声は「多くを考えさせられる。」でした。
やはり小説は、自分だったらどうだろう、この人はどうしてこんなに楽しい、苦しいのだろうと登場人物の目線と、自分だったらどうかの目線に立てて、人の感情に関心を持てるようになるのが良さだと思います。

今回は虐待を受けていた娘、母になれない母、ただただ力を行使する男、人の気持ちに迎合するお年寄り、解析し分析し問いかけるカウンセラー。
本当に多くのキャラがいます。
ただ何度も思います。
女性に対しての性の酷使は胸糞悪い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?