何もかも中途半端…

私が大学生活を遊び呆けていたため留年を繰り返しました。
ちょうど弟の大学入学が決定した年、私の2年の "留年通知" が出ました。
1年生を２回した後進級、2年生も２回目が決定という結果です。
そこで考えました。このまま行くと大学卒業まで8年かかる…
ということで4年目の2年生をする前に、大学を中途退学することを決意しました。

神田にある料理屋で修行

フレンチの出身である大将がいる「和風 親父フレンチ」のお話を働いていたバーに来店されるお客様から紹介を受け、働き始めました。
埼玉県浦和市に住んでいた大将をマークⅱ のライトバンで早朝４時に迎えに行き、そのまま首都高速を飛ばし早朝の築地市場に食材の買い出しに行っていました。
店に着くと朝一の仕事が「ロイヤルミルクティー」を淹れること。
そしてランチの準備に、ランチを営業。１５時からは銀座の「肉のハナマサ」へ買い出し、夜の営業はお客様が引くまで…
毎日、料理技術を習得するために寝る間も惜しんで働きました。

高校・大学の親友が病院へ…

大学を中退した後も、よく遊んでいた親友が卒業間近となり、就職も決まったようでした。その親友が急に入院。順天堂大学病院なので、神田の店からすぐそこ。
僕はイタリアに行くお金を貯めていたのですが、自動二輪に乗りたくって免許を取るために貯めていたお金を全て使ってしまいました。お店が休みの前日はバイク出勤。夜の営業が終わってからバイクを走らせ夜間ツーリングをして、地方の美味しい農海産物を早朝の市場に出向きよく食べてました。

ローマからの打診

そんな遊び呆けている僕が、父と一緒に出かけることがありました。
イタリアに行きたいって、準備はできているのか？もちろん回答は "NO"…
実はイタリアのローマ行きの話を父の友人からオファーされていたのです。
まずはパスポートも準備できていない始末。あぁ、また中途半端が露呈した…
さらにローマ行きの話を順天堂大学病院に入院している親友のところへ相談に行ったら「もう少し、あと３ヶ月待ってよ」と言われた。
結論：３ヶ月待ってからイタリアに行く！（あらら…）