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コージーに生きる

社会人3年目の2020年12月、僕は新卒から勤めていた会社を退職した。退職にいたった理由は、自分に誇りをもてていなかったからだ。

仕事は甘くない。結果が出ないのはしかたない。ときとして仕事の愚痴を言ってしまうのも、しかたないかもしれない。

でも、自分自身を嫌いになるのは、しかたなくない。僕は人生の時間の大半を嫌なことに捧げてしまう自分を誇りには思えなかった。

こうして僕はニートになった。変えるべきは、会社ではなく自分であると、分かっていた。

そこで、生まれ変わるために、新しい名を名乗ろうと考えた。2021年、コージーの誕生である。

なぜ「コージー」と名乗ったのか。本名「幸治」を少しカジュアルにしただけにも思えるが、理由はそれだけではない。

「コージー」という名前は英単語「cozy」からきている。「cozy」は「居心地の良い」という意味。シュークリームが美味しい「コージーコーナー」と同じ「cozy」だ。

どのように生きたいか。迷ったときに何を大切にしたいか。そう自分に問いかけたとき、出てきた答えが「コージー」だったのだ。

僕は、居心地良く生きていきたい。違和感を感じる場所にい続けたくない。つまらないと思いながら、つくり笑顔を浮かべたくない。僕は笑顔がぎこちないけれど、そんな僕でさえ自然と笑ってしまうような空間に身を置きたい。

ただし、これは、楽をするということとはちょっと違う。僕が言いたいのは、つまりこういうことだ。

自分の居心地くらい、自分で守れ。

コージーじゃない仕事や場所、人からは離れる。人生とは、コージーを追い求める旅。これからもコージーに生きていく。

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