ほとんど全て些事

何かきっかけがあったわけではないのだが、言わせてほしい。

人生って、自分自身が健康に生きて、人を殺したりしなければ、それだけで100点だと思うのだ。

誤解を恐れずにいえば、残りは全部些事だ。勉強ができるできないとか、仕事で成果が出る出ないとか、モテるモテないとか。一見とても重要に思えるけれど、実際のところ、極めてどうでもいい。

心身健康に生きて、誰かの命を奪うようなことさえしなければ人生は100点だ。

もちろん夢を叶えたり、好きな人と結ばれたりするのは素晴らしいことだ。そうやって101点、102点を目指す人は好きだし、僕自身もそうありたい。

でも、やっぱりそれはあくまでプラスαだと思うのだ。まずは自分自身の健康。そして人を傷つけないこと。ここまでできれば、100点満点の最高の人生であるということは肝に銘じたい。

とすると、人生なんてほとんど全て些事だ。朝ごはんにパンを食べるかご飯を食べるか。結婚するか独身でいるか。月収50万円を達成するかしないか。はっきり言って、たいした問題ではない。

些事にこだわり、些事に悩む。そういうところが人間らしさでもあるが、しょせん些事は些事。そのことも頭に入れておきたい。