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落ち着いてるけど、落ち着いてない【#14何があってもマイペンライ!】

僕は実年齢よりも上に見られることが多い。現在29歳。老けて見えるのかとショックを受けるけれど「落ち着いているので、30代だと思った」と言われる。

先日、ライティングゼミのメンバーと初めて直接顔を合わせたときも「落ち着いてる」と言われた。100人中95人くらいが、僕の第一印象を「落ち着いてる」と言う。

思えば、小学生の頃からずっと言われている気がする。落ち着いてる。落ち着いてる。落ち着いてる。

いったいなんなのだ。むしろあんたたち、どんだけ落ち着いてないんだよ。

彼らは別にそれほど悪い意味で言っているわけではないと思う。けれど、昔から同じことを言われすぎて「落ち着いてる、落ち着いてる、うるせえんだよ」と思ってしまうこともある。

だからなのかもしれない。見た目は落ち着いて見えるかもしれないけれど、中身は絶対に落ち着かないぞ、となぜか心に誓っている。

今年30歳になるというのに、全然落ち着いていない。貯金はないし、家庭もないし、キャリアもまだ築けていない。今後の人生設計が全くと言っていいほど見えていないのだ。

10年後どこで暮らしているのか。結婚しているのか、子どもはいるのか。仕事は何をしているのか。収入はどれくらいあるのか。

全く予想ができない。あまりにも見えなさすぎてちょっぴり不安もある。けれど、見えたところで不安は尽きないのだろう。しかもどうせ人生は想定通りには進まない。

それならば、この不安定な人生を楽しもうと思う。今はトラベルライターになるという夢を追いかける。29歳、まだまだ落ち着くつもりはない。


※この記事は2024年3月26日にTwitterにて公開したものです。

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