コスト大荒れ予報につき、収益ポイントをしっかり持つ事が大切
今年も相変わらず年末感があんまりないのですが、もう気がつけば年越し間近ですね。
さてさて、いろんなことがあったりしましたがいかがでしょうか?
そしてこれから令和4年に入っていきますがどういう世界になるのでしょうか。
需要と供給の話で、今モノの値段がものすっごく上がっているのはご周知の通り。
さらには在庫がない状態。半導体や鉄鋼、木材などですね。
色んな価格はどんどん上がっていきます。
そしてそれは全てにおいて上がっていきます。
そんな中で重要なのは稼げるポイントをちゃんと自社で持つことができるかどうか。
こんな話があります。
建築会社で、建物を建てるために土を掘ります。特に大きいビルを建てようと思うと、この地震国家。
深〜い固い地盤に釘を刺さなければ安定はしません。
そして掘る時に出た土というのは残土と言ってお金を払って処理をしなければならない。
通常はこの残土を処理してくれるところに交渉をして値段を下げてもらうかという、どっちが利益を減らすかの話し合いになります。
通常はここまでの話。
さて、この土というのは必要なところには必要なのです。
つまり普段は廃棄物としてみられているものが時には大切な資源となります。埋立地を作る時など、土の品質が良ければ資源になります。
つまり今度はこの土が、収益になったりもするのです。
もしくは廃棄コストがゼロになるか。
そう考えることによって、競合ではなし得ない利益が生み出されて、人に還元したり、お客さんに還元したり、内部留保したりと強い企業になっていくのです。
こうやって稼げるポイントを持っているかどうかが(もちろん今までも大事でしたが)これからの勝負の分かれ目になるのかと思います。
理屈は分かるけどじゃあ実際にどうしたらいいの?というところですよね。
仮に美容室だと、カットをした際の髪の毛って基本的に破棄するものですが、そこから筆にもできたりヘアドネーションできたりしますね。
もちろんこの辺はもう嫌というほど擦られているところですが、こういう視点で見ていくと色々できそうです。
飲食で今パッと思いつくもので言えば、残飯でしょうか。そこから、肥料に変えて取引先の農家さんに寄贈してみるだったり。
※断られそうですが。
そんなに大袈裟にしなくても良いかもしれませんが、ただ工夫は必要です。
いらなくなるものをちょっと視点を変えて必要なものにするという事が自然にできてくれば、コスト大荒れの世界もスイスイと続けていくことができるのではないでしょうか。
他が持たない収益ポイント(コストゼロ化)を持つ事が大事ですというお話でした。
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