足利市くびれの左右差解消!開いた肋骨を締めるトレーニング
足利市でパーソナルジムをしている小泉です。
肋骨が開くことを、リブフレア(rib flare)と言います。
図のように、肋骨が浮き上がっている状態。
女性は構造的に肋骨が開きやすく、産後の女性はとくに腹筋が弱い方が多い。
やみくもに腹筋運動をやるのではなく、骨格などの構造から整えていきます。
もう1つ、くびれには左右差ができやすい特徴があります。
肋骨の浮き上がりに左右差があると、くびれにも左右差ができてしまいます。
くびれの左右差の解消
くびれづくりのトレーニング
こういった手順で話を進めていきます。
この記事では、PRI(Postural Restoration Institute)と言う呼吸法をベースにアレンジしています。
くびれの左右差の原因
原因は、呼吸が浅いこと。
きちんと吐けないので、肋骨が開いたまま固まってしまいます。
さらに呼吸にも左右差があり、慢性化するとさまざまな悪影響があります。
姿勢が悪い
例えば姿勢。
オープンシザースシンドロームと言う姿勢になること。
デメリットは、腹筋が緩んでしまうこと。
図を見てもわかるように体幹周りがスカスカになるので、腰痛や肩こりの原因になります。
他にもこんなデメリットが。
反り腰姿勢になる
腹筋が弱くなる
筋緊張が強くなる
自律神経の乱れ
体幹が弱い
なぜ肋骨が開くのか?
図の赤丸の部分が浮き上がってることを、トレーニング用語でリブフレアと言います。
リブ(肋骨)フレア(開く)。
原因は、呼吸が浅いこと。
基本は腹式呼吸なので胸やお腹が膨らむのはいいのですが、肋骨が上に挙がるのはNGです。
特に、吐く量が少ない人に多い。
ちゃんと息を吐けているかのチェック方法がこちら。
肋骨が開いたままでは風船が膨らまないので、ぜひ試してみてください。
肋骨を締めるとこんな効果が
姿勢の改善
深い呼吸
筋緊張の緩和
お腹の引き締め
体幹強化
みためだけでなく、身体の内側にも変化を感じる方が多いです。
ドローインはリブフレアになりやすい!?
ドローインなどお腹を凹ませるクセがあると、リブフレアになりやすいです。
ロングブレスダイエットがその例で、腹直筋に頼ったブレス(吐き方)をしてると肋骨が開きやすくなります。
これまでに参加したどの呼吸セミナーでも、よくない呼吸法として挙げられるほど。
お腹が硬くなると、横隔膜の動きが悪くなります。
努力性の呼吸になりやすいので、お腹は柔らかくしながら呼吸するのがコツです。
アウターマッスルよりもインナーメインを目指そう
ざっくり言うと・・・
お腹を凹ます→アウターマッスル優位(表層筋メイン)
肋骨を閉じる→インナーユニット有意(深層筋メイン)
呼吸は持久系の運動なので、瞬発系メインのアウターはなるべく使わない方がいいのです。
くびれに左右差がある場合のトレーニング
もしも肋骨の開きに左右差がある場合はこちらを。
身体の中には、もともと左右非対称な部分があります。
特に肋骨の周りを覆う横隔膜は、左右で3倍以上差があります。
左右で付着部も異なるので、左右差が気になる方は1つ目のエクササイズとして行ってみてください。
肋骨を締める
簡単な方法として、腕を伸ばすこと。
吐きながら両腕を天井へ向かって、なるべく遠くに伸ばしてみましょう。
やってみるとわかりますが、肋骨にギュッと収縮を感じませんか?
もしわかりづらければ、ストレッチポールの上でやるとわかりやすいです。
この両腕を伸ばすことが、肋骨を締める最大のポイントとなります。
くびれ左右差の解消~横向き~
まずは、横向きに寝た状態で。
左側を上にして行うことで、動きの悪い左側の肋骨を締めやすくなります。
動きの悪い方をメインで動かすので、比較的やりやすいエクササイズとなります。
くびれ左右差の解消~仰向け~
次に仰向けで。
左右一緒に行うのですが、動きの悪い左側を強調するため壁を足で押します。
左右均等に肋骨を動くように、右手はバンザイ。
くびれ左右差の解消~立位~
最後に立って行います。
立つと固定点が減るので、かなりやりづらくなります。
しかし日常では身体を起こした姿勢で過ごすことが多いので、この状態でもしっかりと左右均等にできるようにしましょう。
くびれが左右整ったらトレーニング
コンディショニングで肋骨が、正しいポジションに収まったらトレーニング。
当ジムで行っているトレーニングをご紹介します。
クランチ(腹筋運動)
ハンドプランク(体幹)
プッシュアップ(前鋸筋)
ベリーリフト(横隔膜)
広背筋のストレッチ
クランチ(腹筋運動)
腹筋運動。
両腕を伸ばすことで、肋骨を締めやすくしています。
ハンドプランク(体幹)
両腕を伸ばして行うプランクです。
プッシュアップ(前鋸筋)
腕立て伏せ。
エンドポジションで両腕を伸ばすことで、前鋸筋を鍛えることで肋骨の引き締めにつながります。
ベリーリフト(横隔膜)
呼吸が浅い人は、お腹は動くけど背中が動かない人が多い。
背中を丸めるときに両腕で床を押すことで、肋骨が締まった状態で呼吸。
お腹が動かないようにして、強制的に背中で呼吸をすることになります。
広背筋のストレッチ
肋骨が開くと背中が硬くなるので、広背筋をストレッチもメニューに入れています。
このストレッチだけで改善するわけではないですが、上記のエクササイズがうまくできなときにコレクティブ(修正)として行いましょう。
まとめ
肋骨が開いてるのが気になるなら、両腕を伸ばしましょう。
肋骨が締まりやすくなります。
両腕を伸ばして行うトレーニングを紹介したので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
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