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子どもを夫に預けて出かける

今日は久しぶりに、正確には昨年の10月ぶりに、子どもを夫に預けて1人で出かけている。

どうしても見たい企画展があり、まぁ子どもを連れてきてもよかったんだけど、ゆっくり見たいので頼まれてもらった。

息子は2歳9ヶ月。
お菓子はなんでも食べるし、「お腹すいた」とか言うようになったので、もう私があれこれとご飯のことを心配しなくてもだいたい大丈夫。

あとは、ちょろちょろと動き回るので、身の安全だけを守ってほしい。

子どもを夫に預けて1人で出かけるのは、生まれてからというもの、まだ3回目とか4回目くらいなんじゃないかと思う。

はっきり言ってかなり少ない。

男性の育児参加だとか、イクメンなんて言葉も少し古臭く感じる昨今で、なかなかの不参加具合だと思う。

とはいうものの、夫の仕事上、仕方ないと理解している部分もある。
夫は月曜から土曜までが仕事。休みは日曜だけ。おまけに祝日も、基本的には仕事が入る。

そんな数少ない休息日に、子どもを押し付けて出かける方が非難されそうだ。

また、夫はかなり不器用だ。それに気が利かない。
細かいことが気になる私は、人に任せるとなると、あれもこれも注意点を書き出したり教えたり、本当に大丈夫かなぁと心配したりして逆に気が休まらない。

つまり、残念ながら、信用があまりない。

妻から信用されない気の毒な夫は、なにもうちだけではなく、そう少なくないと想像するが、
街で赤ちゃんを抱っこして出かけている単体パパを見ると、「素晴らしいですね!」などと声をかけたくなってしまう。

最後に、夫が子どもを連れて遊び場に行くなら、私も行きたい、という気持ちが強い。
平日仕事で、バタバタと朝と夜の時間だけが過ぎていく日常では、外で遊んでいる子どもの可愛い姿を写真に収めるチャンスは土日にしかやってこない。

貴重な休みを愛しい子どもと過ごさないで、他にしたいことは実のところあまりない。

そういったわけで、
「ママだって1人の時間が欲しい!」というスローガンの雑誌には、普段は冷たい視線を向けつつ、でも今日に限っては出かけているという矛盾を体現している。

企画展が魅力的なのも理由だが、
正直に言うと、
先月12月、夫は趣味の活動とか、仕事の忘年会とか、友人との忘年会とかで、ほとんどの週末を不在にしていて、その鬱憤が溜まっていたのだ。
土曜もワンオペなら日曜もワンオペが続き、そのせいで体調を崩したと言っても過言ではない。

今日は念願の1人時間であり、憂さ晴らしに他ならない。
「ママだって1人時間が欲しい」という貼り紙をイタズラで背中に貼られても、私は怒らない。


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