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半袖が嫌なのは感覚的なもの

先日のnoteにて半袖のTシャツをどうしても着なくて格闘した様子を書いた。

その日は結局、保育園で熱を出してしまい呼び出されたのだけど、先生たちも熱中症を疑っていた。

幸い、お茶も飲めてるしオシッコも出てる。
迎えに行った時はスヤスヤと寝ていた。
よく気がついてくれて保育士さん達に感謝しかない。

これから本格的に暑くなるし、その日以降、どうにかこうにか半袖を着せたいと私は焦るようになった。

毎朝半袖を出しては嫌と言われる。
それでもまだ過ごしやすい日は長袖で過ごした。
3枚程揃えた7部丈のTシャツをヘビーローテションする。
それすら息子は袖を引っ張って伸ばそうとしている。

先日の3歳児健診の発達相談で、
そういえば最近困ってる事といえばと、
この事を伝えた。

たぶん、嫌な事に理由は無い。
感覚的に嫌。
本能的に嫌?

感覚的に嫌な事を無理強いすると、
トラウマになってしまう。

でも!
半袖にしないと熱中症になっちゃうじゃない!泣

嫌な食べ物だったら無理強いしないで別のものを食べさせてた。
でも洋服については、嫌だからといってこのまま長袖長ズボンで真夏を過ごすわけにはいかないのだ。
それこそ生死に関わってしまう…

途方に暮れてしまう。
「ハンソデ」というキーワード1つで、
私が泣けてしまう。

いったい何が嫌なのさ
スースーするから?
守られてないから?
誰かに嫌な事された?

息子は「嫌だ」を存分に私に対して発揮してくれるけれど、一方、保育園なら、もしかしたら頑張って着てくれるかもと期待をこめてお着替えのセットに半袖を仕込んだ。

それを敏感に察知した息子は別れ際泣いていた。

朝は無理だけど、保育園の昼のお着替えのタイミングで無事にTシャツに着替えて過ごせることがこの数日続いた。

お迎え時、半袖姿で機嫌よく過ごしてる息子を見て涙が出そうになった。
似合うじゃん!とすごい褒める。

さて、問題は今日だ。

5月の常識を覆す暑さ?
朝から日差しが強い。

相変わらず
「イヤダ、ナガソデきる」と言う息子に、
もし視覚で訴える事が有効ならと
クレヨンで絵を描きながら説明する。

それがこちら(笑

ほら、これがね、今日のお日さま。
すごい強い、暑い。
◯くん長袖暑い、お顔真っ赤になっちゃう。
ほっぺもおでこも真っ赤。
おててもあしも痒くなっちゃう。
汗かいてうぇーんうぇーん。
暑くてたおれちゃう。

続いてこちら


ほらね、半袖きて、短いズボンはくの。
すごい涼しい!
お外では帽子もかぶるよね。
これでお日様強くても大丈夫。
◯くん元気!
楽しく遊べるよ。


殴り書きの太陽に、私の脅迫観念が現れている。

でも!
着てくれたのです!
今シーズン初めて家で!
保育園で一度着たやつならと、
「コレニスル」と納得してくれたのです!

私自身の苦労のことより、
息子が嫌な事を頑張ってくれたことが嬉しい。

辛いかもしれない、
ママは無理強いしてるかもしれない。
ほんとうにすまない。

でもね、今日長袖着てたら死ぬぞ。


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