日記と短歌 5/30

深夜の腹痛から1日が始まった。寝ようと思ったのに吐き気で起こされて一人で戦った。つらかった。明日は一日頑張るぞう!と珍しく意気込んで寝たのにこういうので全部吹っ飛ぶからもうやってられない。

4日目のカレーか、アイスコーヒーがぶ飲みか、酒か、もしくは全部のせいか。
オールナイト小津の余韻で、友達が持ってきたアイスコーヒーとモンエナとちくわとアイスとアメリカドッグが冷蔵庫に入ったままになっている。ありがとうだし、「食べよー」のタイミングを提示できなかってごめんね。

今日は腹痛のせいでやろうと思ってたことひとつもできずに、生活だけ辛うじて遂行した。
洗濯物を午後から干したり、鶏肉とネギと玉ねぎ炒めて丼にしたり、お風呂を久々に沸かして入ったりした。
というと聞こえはいいけど実はぜんぶバッドエンドで、バスタオルは夜までに乾かなかったし、鶏肉は500㌘くらい腐ってたし、洗顔料は切れていた。
日雇いバイトのの登録説明会を予約したのに行かなかった。
でも全然生きてるなー。

プロクリエイト買った。絵、描いた。少し。
バイトしたくなさすぎて絵で稼げないかなって本気で考えたけど、どうにもきつそうなのでやっぱり個別指導のバイトをちゃんと探す。

つくたん、明日は【本歌取り歌会】だなー、と思いながら文フリで買った本を読んでたら、

(べくべからべくべかりべしべきべけれすずかけ並木来る鼓笛隊 永井陽子)
鼓笛べしべしべしべきり並木べきべき来るべきり隊べりべり鼓/江永泉

「MINNA NO UTA 7×7+1 」『崩壊系列』※カッコの部分は詞書

こんなのを見つけた。これも「本歌取り」ってことだよな……。
本歌の音や字面の面白さだけを抽出して意味を排除している。他にも加藤治郎の「ゑゑゑゑ」の歌とか中澤系の「ぼくたちはこわ」とかも連作に入っていて諧謔みがあって面白い。本歌とセットじゃないと楽しめないっていうのはあるけど、こういう〈敵に回す〉ことを厭わない結果〈敵に回ったところで〉なユーモアが滲んでくるのはかっこいいかも。

明日出すのは今から作るけど別にここに便乗する気はない。
穂村弘の「恋人の恋人の〜」でやろうかとも一瞬思った。
日記が3日続いたのでいつもならそろそろ飽きて終わりそうだけど、明日は今から作る本歌取りの歌を載せたいから書ける気がする。

日記ひとつにつき一首、何か短歌を紹介できたらいいな。




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