📕年末に読んだ植物に関するKindle Unlimited本３冊

2021年1月2日 06:37

年末は、Kindle Unlimitedで木やハーブにまつわる本を読んでいました。
（▶︎参考：Kindle Unlimited無料体験）
面白かった3冊を今日はシェアします。

📕「木に知る・木に学ぶ」

何も語らない木は、言葉の代わりに葉と芽と花で何かを語ります。

それは、私たちが歯や目や鼻つまり表情を見て相手のことを知ろうとするのと同じこと。
まだ、文字がない時代に、人間の大事な部分をそのまま植物の大事な部分に当てはめたのではないか。と著者は書いています。

葉も歯も、確かに同じ「は」で昔の人にとってどれだけ植物が身近で大切なものであったと想像できます。

この本は、そんな私たちがまだ知らない木の不思議さ面白さが解説してあり「木と友達になる」ためのヒントが書かれています。

サクラ、ウルシ、ツツジ、イチョウ、クリ、カキなど特定の樹木に焦点をあてて
その樹木の背景や歴史などが書いてあり、興味深かったです。

そう、それと古い根は樹体を支えるのが仕事で、若い根が水分を吸収する。
葉や芽や花と同じくらい大切な根の役割を知れたのも良かったです。

結論、地球を救うのは木だと思えた一冊。

こちらは、木から葉っぱに注目して書かれた本。
あの薄く小さな葉の中にものすごい機能が隠れているなんてビックリ！！

なぜ、春になると花が咲き、冬になると葉が落ちるか考えたことありますか？
私は、木が気温を感知して花が咲いたり葉が落ちたりしていると思っていました。

実は、葉が夜の長さを測っていて夜の時間が長い、短いで季節を感じているんです。夜の長さを測ることで、気温よりも2ヶ月早く季節の移り変わりを知ることができるんだそうです。

寒くなってから気付くのでは遅すぎる。
木たちは前もって季節を知る必要があります。
だからこそ、気温ではなく夜の長さを葉っぱたちは重要視しているんです。

だから、たまに、暖かくなって花が咲いた！と思いがちですが
暖かなったから咲くのではなく
夜の長さが変化したことで花が咲くのです。

そのほかにも、背の高い木が一番上まで水を届ける方法や、葉っぱの呼吸についてなど。

葉の恐るべき働きをしれます！
これからは葉っぱをみたらもっと敬意を示そうと思えた一冊。

魔女と呼ばれた人たちは、ハーブを扱う今でいう民間療法士（植物療法士）だったそうです。
魔法というのは、「薬草の効果」だったのかもしれません。

そんな魔女と深い関わりのある５２種類の植物たちを紹介しています。
魔女にまつわる神話や言い伝えも交えながら一つ一つの植物を見ていくと

本当に魔女がいるような気がしてワクワクしてきます。

私にとって魔女はジブリの「魔女の宅急便」でした。
今、あの映画を思い浮かべると確かに、キキのお母さんは植物を使って
何かを作っていたような。。。。。

魔女の帽子は、薬草を編んで作ったものだそう。
常にその帽子をかぶって必要な人に処方している風景が目に浮かびます。
その帽子には、どんな薬草が編まれているのか気になる人は要チェック！

魔女の世界について思いふけてしまう楽しい１冊でした。

ちなみに、魔女とハーブにまつわる本はいくつかあります。
ざっと目は通しましたが、どれも面白かったですよ。

以上です。
気になる本がよかったらぜひ読んでみてくださいー。

2021年もたくさん読んで、良かった本はシェアしていきたいと思っていますので
よろしくお願いいたします。

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