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vol.13 コーヒーとか米の研ぎ汁とか

ころの庭では、野菜だけでなくハーブも育てています。

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ハーブは、簡易花壇で育てたり、鉢植えで育てたり。
西洋ハーブは日本の環境に弱いものも多く
できれば目の届く範囲で育てたいので
地植えにしているものは少ないです。
※でも、地植えの方が元気で株が大きくなりやすいと最近は感じています。

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ハーブもできれば自然農で育てたいけれど、
地球からきりとった土を入れただけの鉢植えで
自然農はなかなか難しい。
でも!
私が目指す自然農の定義

お金を払わなくても、持続的に用意できるものだけで
栽培する方法

これを、ハーブにも活用したいと思って試行錯誤やっているところです。

そこで目をつけたのが、植物を育てたことがある人なら一度は、目に触れる機会がある下の2つについて考えてみることにしました。

そして、みみずコンポストその後についても少し
(期待はゼロでお願いしますと先に結果だけお伝えしますw)

米の研ぎ汁で水やり

一度は、聞いたことがある人が多いと思います。
植物を育てる目的でなくても、米の研ぎ汁をお風呂に入れるとか
米の研ぎ汁で洗顔するとか。米の研ぎ汁最強説ありますよね。

今回は、植物に水やりのように与えると良いのかということを
調べました。

検索🔍 米の研ぎ汁 肥料

米の研ぎ汁は、米ぬかが薄く溶けたものなので考え方としては米ぬかと同様の考え方でよいと思います。
米ぬかそのものが栄養になるのではなく
米ぬかが微生物に分解され発酵することで植物の栄養になるので
米の研ぎ汁そのものは液体肥料のような役割にはなりません。

また、研ぎ汁の中にあるデンプンが土を固まらせてしまい、発酵ではなく腐敗してしまうそうです。
そして、毎日のみずやりがわりに与えてしまうと
微生物の分解が追いつかずカビなどが生えてしまったり
植物が枯れてしまうと書かれたサイトも結構見かけました。

結論必要ない。与える場合は、研ぎ汁に過度な期待をしない。
植物は根から研ぎ汁を吸うことはしません。
たまに思い出したら月1度くらい、与えてみるのは良いかもしれません。

鉢植えだと微生物がしっかり働いてくれる環境は整えにくいので
直植えしているハーブ用の花壇などに与えてみるのは良いかもしれません。

ただ、研ぎ汁まいたら大量のありが発生したというコメントもありましたので、覚悟を持って自己判断で!

コーヒやハーブティの出がらしを栄養に

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1日の中で、朝コーヒー2杯、仕事用にハーブティを煎れていますが、
その出がらしを有効活用すれば「お金を払わずに」植物を育てることができます。

これについては、米の研ぎ汁の項目を読んでいただいたらお察しかと思いますが、植物の根はコーヒーを食べません。ハーブティの出がらしもたべません。

繰り返しになりますが、微生物が分解し発酵する事で
植物の栄養となりますので、発酵する条件が揃えば良いかと思います。

検索🔍 コーヒー出がらし 肥料

検索結果は、コーヒーそのものが栄養になるのことはなく
発酵させることで堆肥として使用することができるそう。
しかも、コーヒーは良い堆肥になってくれるそうです。
嬉しいことに虫などの発生を抑える働きも期待できるそう。

※ダイソーに売っている堆肥の原材料にコーヒーが!

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植物を植えている土に
コーヒーかすを入れてしまうと、コーヒーかすに含まれている窒素が土壌の栄養に必要な微生物の分解をシャットアウトし、植物の成長を妨げるため注意が必要です。

結論:コーヒーは堆肥にして、植物を元気にしよう!
面倒な時は、諦めてお部屋の乾燥させて消臭剤として使いましょう!

コーヒーを堆肥にする方法

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STEP1
木枠やバケツなどにコーヒーと米ぬかを1:1で入れる
腐葉土など入れても可

STEP2
1日1回かき混ぜるのを最低3ヶ月繰り返す

STEP3
雨が入らない、風通しの良い場所で作りましょう!

みみずコンポストのその後(期待ゼロで!)

オチにぴったりの最後のみみずコンポストの結果ですが
「わかりません」。ではダメですか?

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実はあれからも、野菜くずなどを投入していたのですが
野菜くずはみみずに食べられることもなく、カビてしまって
いました。

一度、掘り返してみたところみみず2匹を発見したので
全滅しているわけではなさそうです。

とはいえ、結局米の研ぎ汁もコーヒーも直接与えるのはNGで
発酵させる必要があります。
その手間を考えると、ミミズさんに食べていただくのが
一番早いのではないかと思うのです。
ただ、ミミズも育てなくてはいけません。

・専用ボックスで発酵させて堆肥にする(毎日かき混ぜる手間)

・みみずコンポストで堆肥にする(ミミズのことを考える手間)

あなたはどちらをとりますか?


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