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23.12わたしは畑で毒を育てている!?レクチンフリーの畑を作る
動くことができない植物は、鳥や虫から自分の身を守るため
一番大切なタネと芽に毒を作り命を繋いできた。
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その毒は、レクチンといって
当たり前だが植物の敵である私たち人間にも悪影響を与えている。
レクチンは、動物に真っ向から対抗していこうじゃないかという植物の意志の表れなのだ。
今回は、レクチンフリーをゆるーく始めてみます報告と
自然菜園で育てるわたしの畑のゆるレクフリー計画をご紹介
参考書籍→
この4つを食べなければ病気にならない
食のパラドックス
レクチン
豆類、じゃがいも、植物の葉や種子に含まれるタンパク質の一種。
抗栄養素の働きが、見えない体調不良の原因になっている。
グルテンもレクチンのひとつ。
植物たちの生存戦略である毒は
タネの表面と発芽したばかりの芽に多いそうだ。
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レクチンが多い食べ物と言われるのが
⚪︎種を食べるもの
・玄米などの全粒粉穀物、とうもろこし
・豆類
⚪︎ナス科の植物
・トマト、ピーマン、ナス、じゃがいも
⚪︎ウリ科の植物
・スイカ、カボチャ、きゅうり
などがある。
・全粒穀物よりも精製された穀物
・スプラウトよりも収穫時期を迎えた野菜
・発芽玄米よりも玄米、玄米よりも白米
の方が、レクチンの影響が少なくてすむ。
レクチンが多いと言われている植物は、みんなが健康に良いと食べているもの。
特に、小麦粉、豆類のレクチンは最強レベルだそう。
まさか健康に良いからと積極的に食べていたものが、自分の体調の悩みの原因かもしれないと知った時はショックだった。
わたしのゆるレクチンフリー生活
大豆の収穫から、レクチンという成分のことを知り
せっかくなのでレクチンフリーを実践してみることにした。
・・・といっても小麦粉を避けるって結構むずかしい。だって、ほぼ毎日なにかしらの食べ物には小麦が入っている。
夏はゴーヤやズッキーニの揚げ浸しを食べたい。ポテサラが大好き!と完全なものはできないけれど
避けた方が良いと言われる食べ物は、嗜好品と割り切ってたまにいただくことにしつつ以下のルールを決めてやってみることにする。
こちらで半年後、実体験を共有します!(と宣言して継続できるよう自身にプレッシャーをかける。)
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ゆるレクチンフリーのルール
・穀物は米、あわ、きびのみ
・乳製品は食べない
・豆類は食べない(科学的に解明されていないがエンドウは抗栄養素の影響を受けないとのことなので、エンドウはOKにする)
・じゃがいもは食べない
・トマトは皮をむき、種をとって加熱して食べる
・その他のナス科、ウリ科の野菜はたまに食べてもOK
・小麦粉のお菓子もやめて、カカオ75%以上配合のチョコなどを
・お酒は飲む!!!
穀物でも「あわ」「きび」は、レクチン含有が多いといわれている外皮がないので比較的その影響を受けにくいと言われている。
※ちなみに白米は、小麦食べるよりはマシというだけのもの。
こんな感じのゆるゆるルールでまずはスタート!!
畑をレクチンフリーに
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さて、わたしの畑はというと
夏は特に積極的に取らない方が良いと言われている植物たちでできている。
トマト、ピーマン、じゃがいも
きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ
そしてそれらをサポートする枝豆、インゲン、落花生。
豆以外は嗜好品としていただくのであれば
わざわざ手間暇かけて育てる必要はないのではないかということと
毎年夏は、体調を崩すことが多く、畑が荒れ放題になりろくに収穫もできないことが続いているので、夏の畑はできるだけ手をいれずに済む野菜にしたいと思っていたところだったので
ここで、がらりと夏野菜の計画を変更することにした。
わたしのレクチンフリー畑計画
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まず、トマト以外のナス科、ウリ科の野菜は育てるのをやめる。
夏のメインとなる野菜たちですがここはすっぱり切り替えよう。
トマトは加熱用だけチャレンジしたい。(もう種を買ったし。)
この夏から育て始めたジャガイモ。アンデスレッドで作るポテサラに感動したばかりだが、栽培をやめる。
マメ科は納豆用の大豆のみ栽培。
宇宙芋!?菊芋!?畑に何植える?
わたしのレクチンフリーの畑は以下の通り
ライ麦・大麦・エンバク
秋冬の緑肥として、不耕起畑の耕運機として必要なものなので
種まき、種とりは継続していく。
また、夏の緑肥として「あわ」「きび」を導入。こちらは脱穀が簡単なので白米と一緒にいただく予定。
ジャガイモ
ここ最近ポテサラが大好きだけど、ジャガイモ栽培はやめ
その代わりに
・サツマイモ(ヒルガオ科)
・菊芋(キク科)
・長芋(ヤマノイモ科)
・宇宙芋(ヤマノイモ科)
で代用。宇宙芋が気になると思うがこちらは春が来て育てた時に改めてご紹介したい。
ナス科、ウリ科
加熱用のトマトのみ栽培
マメ科
畑の栄養と言われる豆科は、冬のエンドウは継続で栽培し続けて
夏は大豆のみ栽培する。
来年の夏に、大豆を畝に入れた方が他の野菜が育つのか検証してみて
変わりがないようであれば、大豆栽培もやめていく予定ですすめていきたい。
最後に
このレクチンという成分の存在を知ってますます植物に尊敬し好きになった。植物とはなんと賢いのか!!
わたしたちは
植物はあなたが嫌いだし、彼らとそのベビーたちは武装しており
危険である。
ということを自覚すべきである。
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