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(11月)ホクホク甘い、これぞ本当のにんじんを堪能

今週も野良仕事びよりでした。
ローゼルの種をひたすら収穫したり、にんじんの収穫に悪戦苦闘したり
土にたくさん触れることができました。

11月25日🌞 20℃-6℃ ローゼル種とりの準備

葉が落ちたローゼルを収穫し、
乾燥させるために、干しておく。さらにカラカラに乾燥させて種を取る。



ローゼルは、CO2の吸収量が多いことがわかっている。
CO2吸収効率が高いため,温暖化防止に役立つ植物として注目されている。

同じ、アオイ科のオクラはそうでもないのがまた植物の面白いところ。
来年用にたくさんの種をとろう。

それから、ライ麦が順調すぎるくらい成長しているので麦ふみをした。

麦ふみは、年内1回と年明け後1回
麦のど根性精神でより丈夫に成長してくれる大事な作業だ。

ライ麦、1週間もすれば元に戻っている。

初めて麦ふみをした時は心が痛んでいたことを思い出す。

どんなに踏まれても前を見て歩こう!そんな無言のメッセージを受け取っているようで、心がやさぐれがちな冬にはなくてはならない作業になった。


11月30日🌬15℃-6℃ にんじんの収穫

11月29日まで半袖で過ごし、汗をかいていたのに
11月最終日に、突風とともに冬がやってきた。
冬をまだかだまかと待っていた、TOYOTOMIのストーブにやっと火が灯った。

自然菜園では、本赤金時にんじんの収穫どきを迎えた。

土からのぞく深い赤色が、可愛らしい。
微笑みながらニンジンの葉っぱを持って思いっきり引っこ抜いてみたが
葉がちぎれるだけで、びくともしない。


抜かれてなるものか( *`ω´)

葉も一緒に収穫したかったので、少し残念に思いながらも
ちょっと手強そうなニンジンを前に、気合いを入れて引っこ抜いてみるが
ダメだ。。。。

何度も挑戦してみたが、手の皮がむけて
私の手だけではダメだと判断。スコップを持ってきて穴を掘るが
やっぱりびくともしない。
格闘の末、下が折れた状態だけど無事にんじんを1つ収穫できた。

寒いし手も痛いし、心も折れかかったので、今日は1本だけで終わることにした。

2019年秋に自然栽培をはじめて以来
育てることができなかった、大根、小松菜、カブが今年は収穫できそう。
3年目にしてようやく土が育ってきたことを実感している。 

去年は年明けてから収穫したはずのブロッコリー。
早速収穫が始まっています。
今週の野菜たち。

収穫したにんじんとブロッコリーは
刻んだりするよりも、そのままを味わえるように、
Kindle Unlimitedの「野菜丸ごと!世界一カンタンな野菜のレシピ」を参考に作ってみることにした。


<にんじんの丸ごと塩ステーキ>
にんじんに塩をまぶして、オリーブオイルで軽くソテー。
ふたをして弱火で10分蒸し焼きにするだけ。
分量などの詳しい内容は「野菜丸ごと!世界一カンタンな野菜のレシピ」でご確認ください。

本のような美しい見た目にはならなかったけど
そこは自然農の野菜たちが味でカバーしてくれた。

間引き菜のカブのソテーを添えて

にんじんの甘さが、にんじんのレベルではなくて、別の食べ物を食べているみたい。
にんじん臭さも気にならず、そんな好きではない野菜のはずなのにあっという間にたいらげた。満足満足。

とれたての新鮮な野菜。いびつでスーパーでは絶対売っていない愛らしい野菜を余すことなく堪能できてすごく満足な11月最終日を過ごすことができた。





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