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統合医療学会 静岡大会まであと2ヶ月です!

 いよいよ今年の統合医療学会が2か月前に迫ってきました。一般演題の採択もひと段落し、ここからが本番です。コロナ禍によるオンライン開催が開け、満を持しての対面開催第1回です。統合医療、その周辺に関心のある方、是非とも静岡大会にお越しください。本年の大会ホームページはこちら!

 我々JIMCから今年は、2演題の発表です。ジャングルカンファレンスの開催形態も大きく変更しましたので、少し演題は少ないですが、来年には以前のような数で臨もうと思います。
 本年は、私としては3つのシンポジウムに関係しており、例年通り、統合医療カンファレンスも開催予定です。ジャングルカンファレンスを基にして、統合医療における連携の在り方を、カンファレンスを通して実現化していく実践的なものを予定しておりますので、是非ともご参加ください。実際のカンファレンス開催のコツやキモもお話したいと思います。

 加えて、本年11月に、学会の認定制度委員会主催で、基礎医学の実力判定、もしくは日々の学習のメルクマールとなる「基礎医学検定」を開催します。本年はパイロットテストですが、その報告と次回への意見交換会を企画しました。多彩な分野が集う統合医療において、共通言語となる基礎医学の重要性は言うまでもありません。その学習の目標となるような検定試験にしたいと考えております。

 3つ目は純粋に学問的なシンポジウムです。統合医療というものは各自がそれぞれのイメージで、それぞれの領域を扱ってきましたが、全体として、一体何なのか、という「そもそも論」を議論していく「シンポジウム:統合医療学総論の構築」を企画しました。
 エビデンスがあるということ、ないということ、その根本から、京都大学の哲学教授である、伊勢田哲治先生にご講演頂きます。エビデンスの強い治療法だけが統合医療だ、とか、スピリチュアルセラピーこそが統合医療だ、とか、色々な考えがあると思いますが、ここで改めて、科学哲学など周辺学問を考慮しながら、統合医療とは何かを再考するシンポジウムにしたいと考えております。「そもそも論」に興味ある方、是非ともご参加ください!


統合医療の哲学
ジャングルカンファレンス 理論編

小池弘人
平成出版 2017-10-07

配信元:静岡グランシップ


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