想いや考えを伝えること
こんにちは。こいけです。
自分の想いや考えを伝える。
わたしは人前で話すのはどちらかというと苦手。仕事ではそう見えないようにしているけど、本来の自分はできる限り木陰にいたい奥手タイプ。
(よく営業部門の部長をやれてたなと…)
そんな木陰人間でも、自分の想いや考えを伝えることはとても大切なことだと思っている。
だからこそ苦手意識は持ちながら、人に伝えることを意識している。
(まだまだだけど…)
伝えることで得られるメリット
今回は想いや考えを人に伝えることで具体的にどんなメリットがあるのかを整理してみる。
フィードバックがもらえる
当たり前の話だけど、自分の想いや考えに対して率直なフィードバックがもらえるのは最大のメリット。
フィードバックをもらうことで、自分の価値観を客観視できる。
フィードバックをもらうことで、自分の考えがシャープになりさらに持論が磨かれていく。
共感者ができる
わたしは表彰者スピーチ等でいい仕事してるなと思った人にメールを送ることがある。その考えステキだねと率直に伝えたいのだ。
こちらは初めましてのつもりでも、相手から思わぬリアクションが返ってくることがある。
ある女性からはこんな返信がきた。
「実は学生時代に就活のセミナーでこいけさんと話して入社を決めたんです。その時感じた会社の強みを、3年経った今は自分が現場側で感じることができていて、本当に良い選択ができました。」
…寝耳に水。
彼女のスピーチに触れなければ、わたしがメールを送ることはなかったし、就活時代のエピソードを知る由もなかったと思う。
当時は彼女がわたしの話に共感したが、
彼女が自分の想いを言葉にしたことで、わたし自身も彼女の想いに共感したんだ。
共感者がエバンジェリストになる
またある時はこんな返信がきた。
「昔こいけさんが壇上で話していた◯◯の話、すごく共感していて、新しく入社するメンバーに必ず伝えているんです!」
ん。そんな話したかも。
いずれもメンバー時代、発言してから3年以上も経過していたが、その人たちの記憶には残っていたのだ。
自分の発したコメントが、ある人の入社のキッカケとなり、ある人の大切にしたい価値観に共鳴する。
そして、自分の発言を第三者から聞き直すことで、自分が大切にしている価値観を捉え直すことができる。
応援者ができる
自己紹介でも触れたが、わたしは約15年の営業畑のキャリアから、企画職に異動している。
前職を含め、これまで営業しか経験してこなかったわたし。意を決して上司に伝えた想いを、すんなり受け入れてもらえたことにとても驚いた。
こんなことなら悶々と悩まずもっと早く伝えておけば良かった!と思う一方で、あのとき伝えなければ異動することはなかっただろうし、今頃転勤していたかもしれない。
自分の想いを伝えることで、応援者を生む。
それにより異動のような新たな機会をもらえたり、新たなプロジェクトを任されたり、人を紹介してもらえたり。
そういうチャンスが舞い込むキッカケになるので、応援者が増えると結果的に成したいことに到達する可能性も高まる。
伝えることで生まれるループ
自分の想いや考えを伝えることで、弾み車と化し良いループが生まれる。
ただし下準備は必要
NO準備ではチャンスを棒に振ることも。
そもそも自分の大切にしたい価値観や軸がどんなものなのか、日頃から言語化しておくことが重要。
ちなみにわたしの場合は、「内省」と「妄想」。
自分の仕事を振り返り、何を良いと思い、何を嫌だと思うのか。その理由を深掘りしていくことで、自分が大切にしている価値観が見えてくる。
そういうことをひとり妄想しながらぶつぶつ呟いている。
子育て中の今はなかなかひとり時間が取れないので、悶々とデトックス欲が高まっている。そんな自分が無理やり言語化の機会を作りたいと思ったのも、このnoteをはじめるキッカケの一つでもあったりする。
自分の想いや考えを伝えること。
続けることでゴールデンループと化す。
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