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結果を出すためのテイスティング勉強法

はじめに

今年もいよいよソムリエ・ワインエキスパートのテイスティング試験、本番が迫って参りました。ワインテイスティングの勉強方法もますます多様化してきているように思います。

実際にワインをテイスティングしながらコメントの練習をしたり、品種個性の特徴を確認していると、筆記の勉強とはまた違い、際限なくワインが必要になり、たくさんのお金がかかってしまいます。実際私自身も多くの資金を投入してきました。(その投資があったからこそ今に繋がっているのは間違いありません。)

やればやるほど焦りは増していく。テイスティングとはある種そういうものなのです。世界にこれほどたくさんのワインがある中で、その全てを理解できる、ましてやブラインドで言い当てることができる人など、まず存在しません。

筆記試験のようなはっきりとしたゴールは存在しない。そう頭を切り替え、全く違う試験であることをしっかりと理解して進んでいくことが大事です。

そうした中、どういった方法でトレーニングを進めていけばいいのか。ソムリエ歴20年、講師歴13年の経験の中から、そのポイントをお伝えしていきたいと思います。

テイスティングのトレーニングをする際に気をつけたい5つのポイント

これは以前執筆したnoteでも少しお話しさせていただいたことなのですが、テイスティングの試験に初挑戦する際に陥りがちな避けるべきトレーニング方法があります。私自身もこれで失敗を経験しました。

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