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【英語Q&A #17】 「一度でいいから海外にいっておけよ。 マジで世界が変わるから。」 こんな言葉をよく聞きますが、具体的にどう変わるのかを説明できる人が、今まで一人もいませんでした。 どなたか具体的に説明できる人はいませんか?

僕が初めて海外に行ったのはアメリカでの1 年間の交換留学でした。そこで僕は新しい自分を発見することになり、それが僕の「世界」と世界観を変えました。

僕の場合は、①人見知りをせず、積極的に他者にアプローチできる自分、②グループの中心・主役になる度胸、③奇抜なイベントや行動を楽しむ自分、④自分の特技や能力を出し惜しみしない自分、⑤自然体でいられる自分、を発見し、それによって周りの世界がもっと楽しく、刺激的で、ワクワクしたものになりました。

これらの①~⑤の性格は僕の本来の性格だったと思います。でも、日本にいたときの僕は内向的で控えめな印象だったと思います。日本ではその「晃一像」が強すぎて①~⑤の行動をとると、周りは「晃一君どうしたの?今日はなんか変だよ?」と拒絶反応を起こし、それでなかなか内向的で控えめな自分の殻を破れませんでした。

アメリカは僕にとっては完全な新天地で、日本での「晃一像」が全くなかったため、①~⑤の自分を出しても周りはそれをすんなりと受け入れました。1年後、それが当たり前になって、日本に帰っても前の内向的で控えめなあり方に戻ることはありませんでした。

これが海外で世界が変わるカラクリなんだと思います。だとすると、海外に行っても、住んでも、自分が変わらないなら世界が変わらない場合もあると思います。

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