現代人を健康から遠ざける3つの要因

あなたは自分自身は健康だと思っているでしょうか。

もし、「健康だよ、病気じゃないし」と思っているのなら、それは健康の本質ではありません。

健康は病気ではない、というのは、人間は鳥ではない、というのと同じです。否定では定義にはならないですよね。

真の健康とはどんな状態かというのは、僕がノートにあげていく内容を実践することで体感することができると思います。

前回の投稿でも書いた通り、健康を手に入れるためのステップは、発見フェーズ、最適化フェーズ、持続フェーズとありました。

発見フェーズについて深堀りしていきます。

発見のフェーズで最初にするべきことは、問診票を通して自分の健康レベルについて現状を把握する、ということです。私のヘルスコーチプログラムで利用している問診票は、イェール大学、ハーバード大学、カナダの医療機関など各所で実際に使用されているものをグレードアップしたものを利用しています。問診票自体は公開できないのですが、5,000円の体験セッションを申し込んでくれた方にはプレゼントしています。


あなたを健康から遠ざけている3つの要因について

①不足

まずひとつ目は「不足」について。

例えば50年前のほうれん草といまのほうれん草を比べると、ビタミンが50分の1にまで減少しています(農水省などのHPで確認することができます)。この傾向は大方どの作物にも当てはまります。それほど土壌が枯渇しているのです。

ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、アミノ酸、あらゆる栄養素が足りていません。

また、酸素不足も大きな影響があります。多くの現代人が姿勢や運動不足、マスクなどによって慢性的な酸素不足になっています。酸素が不足すると細胞の炎症サイクルが回り出し、あらゆる病気の根源的な原因になる可能性があります。


②毒素 

つぎに、毒素についてです。毒素には、環境毒素と生物毒素があります。

環境毒素というのは重金属や化学物質のことです。化学物質は年間数千種類というレベルで新しい物質が作られていますが、多くは人への影響を十分に調べられないまま流通しています。

農薬はおそらく日常的に摂取している毒素の代表です。日本は世界一農薬が消費されている国です。また欧米各国では健康に及ぼす影響から禁止された成分や製品も市場に流通しています。

日本人は魚を食べるので、水銀レベルが高いことが多いです。歯の詰め物の影響も受けます。

中国製の食器や調理器具を使うと、鉛に暴露する可能性があります。

パーソナルケア製品にも、沢山の化学物質が含まれており、それは皮膚を通して吸収され、肝臓や腎臓などに影響を与えます。

生物毒素としては、カビや細菌によるものや、ウイルスなどがあります。

このように、何気ないところで多くの毒素に晒されており、適切なデトックス法やそもそも毒素を避けるライフスタイルを取り入れる必要があります。

③ストレス 

3つの健康から遠ざける要素の最後は、ストレスです。

人間関係、経済面など現代人においてあらゆる事柄がストレス要因になります。また、心的ストレスだけではなく、怪我や過労、そういった身体的ストレスもここに含まれます。

身体的・心的ストレスから解放されるには、人によっては生活にレジャーを取り入れる必要があるかもしれません。また別の人には休暇やリラックス、家族との時間が必要になるかもしれません。

大事なことは、自分自身の体や心を客観的に観察して、安らぎを与える時間をスケジュールに組み込むことです。

これらの3つの要因が組み合わさると、あなたの細胞には炎症が発生します。この炎症こそがあらゆる病気の原因なのです。そしてこれは20万件を超す論文で報告され証明されています。

3つの要因について掘り下げましたが、あなたはこう思うかもしれません。

「様々な見えないリスクがあることはわかった。しかし誰もが同じような環境で生活しているのに、健康レベルに差が出るのはおかしい」

これについては、遺伝子のバケツ理論というものがあるので紹介します。

人は生まれながらにもった遺伝子によって自分の耐用レベルが決まっている、というもので、それをバケツに例えた理論です。バケツに毒素やストレス、不足が溜まり、溢れたところで体の不調や症状として出てくるとイメージしてください。

そしてこのバケツは、一人一人大きさが違い、大きなバケツを持って生まれた人は、小さなバケツを持って生まれた人より、症状が出てくるのは遅くなります。しかし、それは健康ということではなく、体の中で着実に病気は進行していることが、これも論文で報告されています。

ぜひ、今が何の症状もないからと、現状のまま生活を続けるのではなく、一度あなたの生活の中に隠されたリスクについて考えてみてください^ ^

体験セッションを申し込みたい方は、ご連絡ください。


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