<【解説】プロダクトプレイスメント>映像コンテンツにおいて、最近アツいと思うマーケティング手法

毎度のことですが、全然、ブログを書けてませんでした。記事の冒頭の9割りは書けてませんでした、すみません。的な内容な気がします。

理由は毎度同じで、忙しい大変、なんとなく質の良いものを書きたいとか、まぁ言い訳しかありません。今日からまた頑張ります。
今日はプロダクトプレイスメントについて書きます。

【プロダクトプレイスメントとは?】

プロダクトプレイスメントは、広告手法の一つで映画やテレビドラマの劇中において、役者の小道具として、または背景として実在する企業名・商品名(商標)を表示させる手法のことを指す。
なお、劇中の犯罪者や嫌われ者の悪者が使用している場合は、逆効果にもなりうる。これを意図的に行うことでイメージダウンを狙うものは「アンチ・プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる。
「逆プロダクトプレースメント」という用語は既に作成された映画やドラマのシーンをCMに流用する手法を指す。 

誕生は1955年公開のハリウッド映画『理由なき反抗』といわれる。劇中でジェームズ・ディーンがポケットから櫛を取り出し整髪するシーンが何度も出てくるが、これを観た当時のアメリカの若者たちから「ディーンが使っていた同じ櫛はどこで買えるのか?」と映画会社のワーナー・ブラザースに問合せが殺到した。
これが新しい宣伝ビジネスモデルになると気づいた各映画会社は、以降一般企業との「劇中広告でのタイアップ」を始める。これが「プロダクトプレイスメント」と呼ばれ、一般化した。現在、アメリカではPP専門の広告代理店が数十社存在する。
引用:wikipedia https://tinyurl.com/yycj5osf

【なぜプロダクトプレイスメントを取り上げているのか?】
<プロダクトプレイスメントを意識するようになったきっかけ>
新海誠監督の「君の名は」を見てから、世の中に存在するブランドの物が出ていることが目につきました。さらに、「天気の子」では7社とコラボして、CMでも「天気の子」のキャラクターが出てくるのが印象的でした。

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ここ最近も、Netflixで人気の「愛の不時着」でもいろんな企業の製品が出てきました。ネットに転がっている画像から拾ってくると・・・
「サブウェイ・BBQチキン・Galaxy Note 10・ジャガー・LAND ROVER(RANGE ROVER)」などなど結構見つかります。

ユンセリの着るハイブランドな衣装も印象的でした。


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【なんで今プロダクトプレイスメント?】
なぜ、私が、映像コンテンツにおいてプロダクトプレイスメントがアツいと思うかと言うと2つ理由があります。

1つ目は、広告体験が他の手法より好意的に受け入れられる可能性が高いと思うためです。
イーライフの調べた情報だと、ネットに出る広告に対して3/4の方が不快に思ったことがある。そして、不快になる理由は中断される、無関係の広告が多いためとあります。

https://webtan.impress.co.jp/n/2018/06/05/29463

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従来のCMはTVもネットも視聴を中断して見せることが多く、おそらくほとんどの広告は見られない、不快、忘れられることが多いと思います。しかし、プロダクトプレイスメントであれば能動的に見る、中で何度も登場するアイテムは好意的かつ、無関係のものではないので受け入れられやすいのではないかと思うためです。

2つ目の理由は、これはnetflixの決算であったことですが、広告それ自体がレッドオーシャンであることです。
特にネットで広告を打つ、ネットのCMを流す場合、顧客データにあったCMを打つことが多くなります。
そこで必要になる顧客データはGAFA系の企業が多く持っているため、独自で広告システムを作るのではなく他社プラットフォームに乗る必要があります。

独自で完結せず、他社プラットフォームが必要で、さらに個人情報の取り扱いも面倒になってくる中で、コンテンツを中断させて不快なものを見せるくらいなら、コンテンツの中にスポンサー商品を入れてしまった方が良い体験につながると思いました。
https://techcrunch.com/2020/01/22/netflix-is-still-saying-no-to-ads/

【まとめ】
広告が飛ばせるような時代、個人情報の取り扱いもどんどん複雑になりそうな時代に、プロダクトプレイスメントのように視聴者に好意的に知ってもらい、購買につなげる手法がより増えていくのではないかなと思いました。

継続してnote描けるように頑張ります!

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