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新経連(三木谷さん)のコロナ対策をあえて斜に構えてトレース#マーケティングトレースvol.3

毎週マーケティングトレース頑張ろうと思っていたのに、続かないものですね。もう描きたいものを書かない、無理やりこじつけて書く習慣から身につけていこうと思います。
※例によって画像は、みんなの〜から拝借。素敵な写真ですが内容と一切関係ありません。
※コロナに関する話ではなく、それに対する組織の動きや、働きかけをあえてポジショントークとしてみる、マーケティング的にどうなのという観点で見てみます。国や世界から見た日本、をどうしていきたいか、という意思、責任のあるかただとは重々承知していますし、発表を揶揄するものではないです。(念のため)

1.新型コロナウイルスに関する新経済連盟の動き
2.PESTで三木谷さんの状況を整理
3.中国での2002年ごろのSARSでの出来事
4.まとめ

1.新型コロナウイルスに関する新経済連盟の動き
猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、新経済連盟が下記の動きを取っています。


楽天・三木谷氏が率いる新経済連盟が新型コロナウイルス対策に関する声明を発表「非常事態宣言を出すべき」
https://this.kiji.is/604855951438513249?c=427849843378390113

この発表が良い悪い、ではなく、これによって楽天が恩恵をうける、この後のシナリオが用意されていたらこうなるんじゃないか?を考えてみます。

その中でも、下記の内容について、楽天のマーケティングという観点で見てみたいと思います。
(1)加盟会員企業の在宅勤務/テレワークを促進するための枠組みの構築
(2)加盟会員企業に対して、以下のことを要請
・在宅勤務/テレワークの促進
・不急、不要のイベントの開催のコントロール

2.PESTで三木谷さんの状況を整理
【Politics政治】
小池都知事、三木谷新経連代表にテレワーク拡大促す
感染拡大を防ぐため、政府から新経済連盟側にアプローチがありました。
※にわかですみません、なのですがともかくピークをずらす、感染速度がはやいから一気にみんながかかる状態を回避する、という狙いだと思っています。

【Economy:経済】
・感染を防ぐ、拡大を防ぎつつも経済活動は止められない
・世界的にも、懸念からの株安に
パンデミック懸念で世界連鎖株安止まら

【Social:社会】
・未だ在宅、リモートで働く習慣はない。
・満員電車は解消されず感染につながるリスクが高い?
・狭い国土で訪問営業が未だに根付いている。一部オンライン商談もあるが大手、大手向けの営業、クロージングは対面が多いのでは?

【Technology:技術】
当然のことながら、技術的には今すぐにでも在宅でも仕事はできる。(もちろん会社にその仕組みが入っているかは別)

3.中国での2002年ごろのSARSでの出来事
さらに中国の2002年ごろにSARSが起きました。以下、めっちゃわかいやすいブログの引用です。中国系の情報が欲しい方は、メルマガも出しているそうなのでチェックしたらいいと思います。

中華IT最新事情

SARSのアウトブレイクから始まった中国のEC革命
中国にECサイトが登場したのは1998年だが、本格的な普及が始まったのは2003年だった。きっかけは2002年に起きた中国南部でのSARSのアウトブレイクだ。香港がその中心地となり、8096人が感染をし、中国内外で774人が死亡した。これにより人々は街に出るのを控えるようになった。そこで注目をされたのが自宅で買い物ができるECだった。アリババはこの2003年にECサイト「タオバオ」をスタートさせている。
タオバオとは「宝探し」の意味で、すぐに爆発的な人気となった。従来のECサイトと異なり、売りたい人と買いたい人をマッチングさせる仕組みであったために、商店から個人までが出品をしたため、大量の商品が驚くほどの低価格で出品されている。近所では買えない珍しい商品も出品されている。利便性よりもエンターテイメント性に多くの人が惹かれたのだ。

つまり、感染をおそれた人たちが、ECを使うようになり爆発的に利用者が増えました。
経済活動もなるべく家でとなれば、生活も外に行かないで済む方法に切り替える人は少なくないのではないでしょうか?

4.まとめ
まとめます。
大前提として、コロナの被害を抑えるために在宅やイベントの中止は必要なもので、家族のいる身としては、まず親が感染しないことがなんだかんだ一番大事だと思っています。なので大賛成です。頑張れ三木谷さん。

ただ、ウイルスの拡大により人の生活が無理矢理にでも変わる時に、儲ける、儲かる人たちがいるのも確かだと思います。
そして、なんだかんだその恩恵に預かれるのは日本最大級のECサイトや楽天西友ネットスーパーを持つ楽天なんじゃないかなとも思っています。


さらに、買い占めなどいろんな「不」が出てきているなかで、楽天が受給をコントロールすることで必要な人に必要なものを届けることができたら、楽天の立場はさらに強くなると思いますし、これを機にECを使わなかった人がECを使うことで起きる課題すらチャンスに変える力があると思います。

これ以上、ウイルスが拡大してほしくないし、しないたいめの動きを不眠不休で取られると同時に、在宅が増える、ECの需要が増えるシナリオがあったりしてなぁと思った話でした。

※最終的に公開しますが、病気、災害系はうーん、その当時にやるのは気が進まないし、やらない方がよかったです。気持ち的に。結局5年後10年度この出来事を分析して株買ったり、ブログ書いたりする可能性がないわけでもないし、なんならSARSでアリババが〜なんて記事で学習欲が満たされてすらいるのに今、こういうことを話題にするって難しいですね。

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