【diary 21】2023/08/13（日）

今日は中学時代の同窓生の女性とゴルフの練習に行きました。久し振りに妻以外の女性とのデートのようなことをするので、少し心が躍っていました。

彼女を11時に迎えに行き、最近できた韓国料理のカフェでランチをしました。その場所は僕らの子供時代に地域で唯一のモスバーガーだったところで、そのことも話の種になりました。

メンズにとって、カフェでのランチは往々にして挑戦であり、今回も御多分に漏れず店内は女性客で一杯でした。いつもなら居心地の悪さをかみしたり、「これが女性の長寿の秘密か」とか独り言ちながら立ち去ったりするところです（気にしなければよいのですけど）。しかし今回は彼女がいます。彼女との会話に夢中で、周りのことなど全く気になりませんでした。

高校の厳しさ、大学での恋愛デビュー、広島からの帰省、保険業の挫折、そしてコーヒーショップへの道。中学を卒業してからこれまでの、僕の知らない彼女をたくさん教えてくれました。人生は思い通りにはいかないことが多いけれども、それでも自分の道を見つけて前に進む。彼女の口調の端々には、その覚悟が見えました。昔の彼女とは違った、何か新しい一面でした。

猛暑日の中でのゴルフの練習はただただ汗だくで、僕は早く切り上げたかったのです。しかし彼女はやる気を見せてくれて、ボールを追加で購入していました。それがとてもうれしかった。これからもゴルフ仲間そして同窓生として、少しでも彼女の人生に彩りを加えることができればと思います。

母の小さい車で彼女を家まで送る帰り道、次回は年始にまたやりましょうと約束しました。車は小さくても、今日再構築した友情は大きいのです。また彼女の人生劇場の続きが見られるのを楽しみに思いながら帰路に着きました。