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つらつら2022ふりかえり

 家族が寝静まったリビングで、コーヒーを淹れてゆたっと座れるなんて、何日ぶりだ。思い出せない。12月中旬から子どもたちが相次いで胃腸炎発症。コロナとインフルエンザに気を取られていたけれど、冬はもともと病気が多いことを迂闊にも忘れていた。胃腸炎になったら大人はともかく、子供はテロリストよろしく、ところかまわずげーげーするもんだから、洗濯と除菌に明け暮れた。気をつけたつもりだったが結局夫も発症、私はクリスマス直前にアンカー選手としてそのバトンを受け取ったのだった。噂の寒波が直撃した地域だったので、おそらく人生初の積雪量を更新した。それに伴ってはじめてタイヤにチェーンを任せたり衣料品を買い足したりと、沖縄帰りの我が家にはまぁまぁの洗礼を受けたクリスマスだった。ただでさえ長い今年の冬休みをうちの子たちは、3日ほどフライング突入してますから。おさんどんはしんどいどんですが、まぁ病人のご飯を作るよりは、元気な人達のご飯のほうが作り甲斐があるってもんです。なにかしら、食べて生きよう。
 
 1月のことを思い出そうとすると、遠い記憶すぎて泣きそうになる。去年の今頃はまだ沖縄にいて、半袖でお正月を迎えた。沖縄で過ごす2度めの冬、はじめての年は匂いがきつくて食べられなかった月桃の葉で包まれた「ムーチー」が食べられるようになっていて、自分の順応性に驚いた。

 2月、またコロナが増え始め、PTAのラスト行事だったイベントが相次いで中止。島から帰られるか、本気で不安になる。会社の昇進試験を受けることになる。社労士の勉強でパンパンになっている脳みそに追い打ちをかける。社労士試験で鍛えられた、疑い深い心が役に立ち、上司いわくの好成績で新天地でも働けることになる。お仕事ってありがたい。

 3月、長女の保育園卒業。2年間とは思えない濃密な思い出、お友達とのやりとりに感動する。息子も次女もそれぞれ大親友との時間を慈しんでいた。次沖縄に呼んでもらえる日はいつだろうか、すっかり故郷となった島との別れが恋しいまま、現在9ヶ月が経過。空港でゆっくりするつもりが、夫の同僚に横断幕用意され、逃げるように搭乗手続き。キャパオーバー。

 4月、2年ぶりマイホームに帰宅。家賃とローンの2重払いの終焉。全員が新生活。2年ぶりの桜にテンションが上がる。次女が朝から夕方まで駆けずり回っていた保育園から、幼稚園に馴染めず、悩む。悩み続け、最終的に私が秋頃就業体系を変えることで落ち着く。

 5月、夫またしても単身赴任。短期とはいえ、どんだけマイホームに縁のない男なんだと哀れになる。ワンオペの日々。勉強スタイルに大きな変化。ご褒美にこっそりパソコンを買う。帰ってきた夫にはもちろん後日嫌味を言われるので、今後はオープンにしてから買おうと思う。

 6月、こちらで絵本活動再開。沖縄より窮屈に感じるしくみ。職場では変な人から執拗な嫌がらせに会い、すっかり5月病。嫌な人がいることによるパフォーマンス低下実感。ワンオペで運動会2箇所終了。更に強くなってしまった。終わった頃に夫帰宅。どんまい夫。

 6月のことを思い出したらどんよりしてしまったし、寝ます。続きはきっとまた明日。おやすみなさい。

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