新たな"場"の創出。 KOIA 2021年の取り組みまとめ
2021年4月に立ち上がった一般社団法人吉備高原オープンイノベーション協会(KOIA)。
本記事では2021年にKOIAが初年度に取り組んだ事業についてレポートさせていただきます！
キーワードは "場づくり" "橋渡し”
設立後、理事メンバーを中心に様々な企業・個人様に入会のご案内をさせていただき、社員20・会員13・賛助会員9の企業及び個人の皆様にご加入いただきました。ありがとうございます。
協会は、吉備高原都市内の国際オープンイノベーションセンター(OIC)に拠点をおいておりますが、様々な会場で３つのイベントを開催しました。
それぞれどのような "場”となったのか、簡単にお伝えします。
設立記念総会・記念講演会
2021年7月21日(水)、OICにて設立記念総会を開催いたしました。
総会に先立ち会長、来賓の方々に挨拶をいただき、総会では新任理事・監事の選任、予算計画の説明が行われました。
社員総会の後、大前創希(オオマエソウキ)様を講演者としてお迎えし、「空」の新たな可能性という題でドローンの将来性について記念講演をしていただきました。
講演の詳細については後日改めてnoteでご紹介させていただく予定です。
公開まで少しお待ちください。
KOIA START UP GATHERING
2021年10月8日(金)、吉備高原都市にあるきびプラザ３階大ホールにて「KOIA START UP GATHERING／コイアスタートアップギャザリング」を開催しました。
オープンイノベーションが生まれる仕組みをつくるため、まずは、人・情報が集まる場をつくろうというのが本企画の趣旨で、当日は約50名の方にご参加いただき、県下4社のスタートアップ・スモールビジネスの事業紹介を聞いた後、意見交換会を行いました。
事例を紹介してくださったのは、Solid Love(ソリッドラブ)の栃原悠希さん、陸エビJAPAN(オカエビジャパン)の岡田輝喜さん、佳豊庵(カホウアン)の太田佳美さん、Cone・Xi(コネクシー)の高木大地さん。
「この場にいる人 全員が参加者」というグランドルールのもと、内容の審査ではなく、参加者同士のコミュニケーションを取ることを重視し、発表の後はグループに分かれ自由に意見交換をする時間を作りました。
協会としてもこのような会ははじめてで、どのような形になるのか期待に胸を膨らませながらの運営でしたが、皆様のご協力もあり、参加者同士の距離も縮まった活気のある場に。事業紹介いただいたスタートアップの皆さんが岡山県下の企業さんと繋がり、新規販路開拓やPRの場の創出等に繋がる"橋渡し”として機能しだすきっかけの場となりました。
第3回岡山国際オープンイノベーションシンポジウム
2021年11月5日(金)、ANAクラウンプラザホテルにて、2019年より年に１回開催し、これまで実行委員会形式で開催してまいりました国際オープンイノベーションシンポジウムを、本年より協会が主催させていただきました。
3回目となる今回は、メインゲストにイノベーションについて数多くの著書も出されている紺野登先生をお招きし、「PLACE BASED INNOVATION 〜“場”を起点とするイノベーション〜」というテーマにて基調講演。
その後、ダイヤ工業の代表取締役社長の松尾浩紀様、中山靴店グループ代表の中山憲太郎様、荻大島船団丸代表の坪内知佳様に地元企業の取り組み事例としてお話いただき、中国学園大学副学長 杉山晋策先生にモデレーターをお願いしてパネルディスカッションを行いました。
オンライン・オフラインあわせ約100名の方にご参加いただきました。
頂いた来場者アンケートでは、
・紺野先生の視座の高いお話が非常に勉強になり、刺激を受けた
・地元企業の事例紹介が面白く、全体的に大変充実した内容だった
・パネルディスカッションにライブ感があってよかった
など、参加者の方々から前向きな反応が返ってきており、主催側としては安堵しております。
協会では、来年度以降も年に１度のシンポジウムを予定しておりますので、ご興味がある方は是非ご参加ください。
2022年の取り組みについて
2022年も協会は、積極的な "「場」づくり"と "橋渡し" をおこなっていきます。
今週末の3月26日(土)には、スタートアップギャザリングがきっかけとなり繋がったSetouchiStartups(セトウチエリア初のVCファンド)とキックオフイベントを開催します。
さらに、５月には総会とイノベーションを推進している団体、自治体、大学との合同イベント、また10月には４回目となる岡山国際オープンイノベーションシンポジウムを企画しています。
詳細はnote等を通じて発信していきますので、関心を寄せられた方、是非イベントにご参加いただけたらと思います。
皆様のご参加お待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？