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芸人とゴミ清掃員の二刀流、滝沢秀一さんの本。『このゴミは収集できません』。


お笑い芸人のマシンガンズ 滝沢秀一さんの著書 『このゴミは収集できません』を読みました。


日頃の清掃員としての観察が鋭く、
とくに家庭ゴミから推測する探偵にも勝る
プロファィリングに興味をそそられました。


お金持ちの地域の出すゴミと
それ以外の地域の出すゴミの違いがある。


ゴキブリ専用ゴミ(ゴキジェットなど)が
わりと多い傾向があるのが
川沿いで古い民家が多いところの気がする。
など、清掃員の目線でみた経験にへぇ~と
驚きながらうなずいていました。


あと新居を探す場合、その土地のゴミ収集所を見ることをおすすめしています。
(地域の方たちがどんな方々かがわかるそうです)


さすが芸人さん!
仕事現場であった様々な出来事も ユーモラスに伝えています。




そして、普段ゴミの現状を目の当たりにされているので、ゴミ問題にも触れています。


東京の埋め立て地があと50年しかもたない
そうです。




滝沢さんが提案されているのが
3つあります。


①  リサイクルをして、ゴミを減らすこと


資源ゴミは資源ゴミに 決められた日に
分別して出すことだそうです。

ゴミを分けるだけで、再利用可能となり
社会貢献になります。




②   買うまえに本当に必要なものかもう一度、思い返すこと。
必要だと思って買ったなら大事に使うこと


僕らの時代は、買うときに捨てることを
考える時代にしませんか?とおっしゃっています。



③  生ゴミの水分をなるべく切ってください


生ゴミの80%が水分だそうです。
水分が少ないほど、清掃工場で可燃ゴミがよく燃え 燃やすエネルギーが少なくすみます。




本の中のエピソードでも、清掃車でのゴミの撹拌中に、ゴミの液体がかかることがあると書かれています。(なかなか強烈な臭いがとれにくいそうです)




わたしも含めて、まだまだできることは
ありそうです。




滝沢さんの良さは、この提案をしてくださっているにもかかわらず、ストレスにならない程度でなるべくと言っているところです。




できる範囲で、まず1歩からしていきます。




ここまでお読みいただきまして ありがとうございました。



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