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脳科学で実践する、クリエイティブな集中力を意図的に創る秘訣

さぁ皆さんもクリエイティブに生きて人生を楽しみましょう!
今日は、集中力が続かないと悩む方のために、明日から使える、クリエイティブな超集中力を発揮するための秘訣をお伝えします。

何かをやろうとしてもやる気がわかない事ってあると思います。
そんな悩みを脳科学の観点から私が実践している事をお伝えします。
「やらなくてはならない事がたくさんあることは分かっているのに頭がフワフワする」
「無理矢理やろうとして始めてみたけど途中で飽きて良いアイデアが出てこない」
「締め切りが近いのにもう少ししてから始めようと思っていたら、もうあと2時間しかない」
私も集中し始めるとのめり込むのですが、なかなか手がつかない案件やプロジェクトもよくありました。大抵そういったものは、途中でやめるか、そこそこで終わる事が多いです。
皆さんも仕事や勉強において同じ悩みがあるんじゃないでしょうか。

ところで皆さんは、こんな事を考えたり耳にしたりすることはないでしょうか?
「最近、集中力が続かないんだよねー。歳のせいかなー。脳の力が衰えてきたんだよなー」
ところが、最新の脳科学では、集中力の低下は年齢に原因があるわけでないと言うことが分かってきています。

今回のクリエイティブパーソンになるための秘訣はこちらです。
1. 集中力を高める為の前提知識をお伝えします。
2. 集中力を発揮する為にやるべきではない事を理解できます。
3. 集中力を爆上げする具体的な実践方法を解説します。


超集中力を身につければ、人より多くの事を効率よくこなせるし、アウトプットの質も格段に上がります。そして何より楽しみながら短時間で質の良い作業ができたら最高ですよね。そんな状況を意図的に作り出す方法を見ていきましょう。

1.「集中力を高める為の前提知識


皆さんが抱える集中力を発揮するための解決策については様々な事が言われていると思います。その中には勘違いしている事もあるかもしれません。
「外部の情報を遮断する」「糖分を補給する」「無理せず休む」
しまいには「声に出す」「フォーカス何たら手法」「指回し体操」「アルファ波」を出すなどと書かれているところもあります。
実際その状況になると休めないから困っているんではないでしょうか。休むのではなく習慣を変える事が大切です。
時間管理アプリ、砂時計、バランスボール、サプリメント、高機能イヤホン、アロマキャンドルなど、環境を整える事は取り入れて悪いものでは無いですが、信用できる情報と信頼できる物であるかが大切です。
これらの事を実践しても中々集中力が上がらない理由は集中力とは何かを理解していないことも原因です。そもそも集中力とは何かと言われても、例え超集中を発揮するスポーツ選手や職人でも、集中力の専門家でも無い限り中々正確に答えられる人は少ないと思います。

そこで、ここでは集中力とはの問いに、[脳が認める最強の集中力:林 成之]からの引用により、次の2つの事と定義します。

A :やるという気持ちの力
B: やると決めた事を最後までやり切る力

その上で、「脳には集中力を生み出す仕組みがある」と考えます。
その仕組みを理解する事で、どうすれば集中力を発揮できるのかが分かってきます。
まずAの「やるという気持ちの力」に関して、集中力には感情が大きく関わってきます。
自分が大好きな趣味だったり、自分が面白いと感じるものは何時間も続けて没頭し、気付いたら時間が過ぎていたという経験が皆さんにもあるのでは無いでしょうか。
つまりは、集中できない人は「集中できる条件が揃っていないから集中できていないに過ぎない」という事がわかります。
大抵の場合、集中する能力は皆に備わっています。
集中力を発揮するための、条件を揃えるだけで格段に集中力を高められます。まず集中力が続かない理由は以下の通りです。

・気持ちのどこかでやるのはイヤだと感じている
・こんな事をやって何の為になるのかと思っている
・がんばってやったところで、どのくらいの評価につながるか判断できな

人間の脳は「イヤだ」「面白くない」「辛い」と思っていることには集中力が発揮できないようになっています。このような感情がわくと脳は考えたり、覚えたりする事をやめてしまいます。日々膨大な量の情報に接している脳は、不要な情報は排除しています。「イヤだ、面白くない」といった情報は脳にとっては不要な情報の為、情報から身を守る自己防衛の為に情報を排除するシステムとなっています。
しかし私たちは、脳がどの情報を残してどの情報を排除するか分かりようがない為、このシステムは、無意識のうちに働いています。そしてついついこんな事を言ってしまいます「飽きたなー」。結果、自分は集中力が続かないと思い込んでしまいます。

つまり裏を返すと集中力とは、「自分が決めた目標」に向かって「やってやる」と考え「全身全霊で取り組む」このような例えの事です。
その為「損得」で物事を考え「成果主義」でイヤなことに取り組むことは、最も集中力を作りにくい環境と言えます。日々の生活で当てはまる人は、まずはこの事実を知り、環境や条件が悪かったんだと認識してください。

2.「集中力を発揮する為にやるべきではない事」

ここでは、集中力が続かない人の特徴についてお伝えします。あなたに当てはまるものはないか良くチェックしてみてください。
無意識において集中の低下をもたらす最大の原因は「否定が含まれる言葉」「後ろ向きな気持ち」です。繰り返しになりますが「イヤだ」「面白くない」「辛い」などの言葉が含まれると防御機能が働いてしまい脳が集中力をダウンさせてしまいます。
実際私たちの周りでもとても多くの「否定語」を耳にします。誰かに会った時に良く使う言葉として「調子はどうですか?」「元気ですか?」と言った事があります。そう聞かれた時にあなたは何と答えますか「あまり調子良くないです」「最近ここが悪くて」とついつい否定の言葉を言ってしまいがちです。実際、尋問ではないので正確に答える必要はないので必ず否定語で答えなくてもいいはずです。

「それは無理」「疲れた」「だって」「でも」が口癖になっている人がいますが、軽い気持ちで「大変だ」「できない」「私なんか」と口にする事が多い人は自ら集中力を低下させています。
そんな人は、否定語をなるべく使わないように心がけてください。
実際自分が発する否定語も、他人から聞く否定語も効果は同じだとしても、他人が言っている事は無視できますが、自分の言葉は無視できません。
また集中力は、思うだけでもレベルの低下を引き起こします。「面倒臭そうだ」「すごく大変そうだ」「やりたくない」と思うとその時点で集中力が落ちて取り組む意欲がなくなります。
皆さんも何かに取り組んでいる際にも、「疲れたー」「もうこれ以上は無理」と思った瞬間に集中力が途切れてしまう経験があるでしょう。
良くある例として、スポーツでは、ネガティブな想像がきっかけで集中力が切れて流れが変わる事があります。
チームでのプロジェクトでは、一人のネガティブな発言により皆の集中力が途切れてしまいクリエイティブの質を下げてしまいます。実際ミーティング中でも、「これはここがダメなんですが聞いてください」と否定から話始める人がいますが、集中力が下がるし、そもそもそんな人の話を聞きたくないですよね。
ビジネスでも、毎回集中力レベルの低下を引き起こしていたら、短期では良くても長期的に見ると、ネガティブなチームとポジティブなチームでは集中力の点ではかなりの差が生まれます。

高いパフォーマンスでクリエイティブな発想をしたければ、一瞬でも気を抜いてしまえば質の高いアウトプットが生まれない為、否定語を使っているという人は気をつけてください。また、そんなのいきなり無理だよという人も減らすだけでも効果がありますので、是非試してみてください。
実際私は超集中力を発揮している時は、これをやれば「あんないい事がある」「こんな結果につながる」「自分の為になる」とどこかでワクワクしながら進めています。仮にやりたくない作業の場合でも超スピードで終わらせれば「次のやりたい事ができる」と肯定的に切り替えて集中しています。

おまけで集中力が途切れてしまうNGワードがあるのでお伝えします。
それは「だいたいできた」「まあいいか」です。
皆さんも一度は経験があることとして、ミーティングなどで話している最中に、「あれっ、何について話していたんだっけ?」となる場面はないでしょうか。これは物忘れが激しくなった訳ではなく脳の仕組みによるもので、資料を見返していると「そうそうこれこれ」と話が戻ります。脳の特性の一つに新しい情報に反応するという事があります。おそらく誰かが途中で違う話題を振ってきたり、あれもこれも伝えなきゃと別の事を考えながら話していると、違う情報が脳に入ってきて、本来伝えるべき情報に対する集中力がなくなっている為です。

話を戻すと「だいたいできた」「まあいいか」という言葉がなぜNGワードかというと、この言葉を発すると脳が、これ以上やらなくていいと理解し集中力を途切れさせてしまうのです。そのタイミングで別の事を考えてしまうと新しい情報に反応する脳の特性が働き、やっていたことに戻ってやろうとしても中々集中力が出てこなくなり最後までやりきる事が難しくなります。
最初にお伝えした通り、集中力とは「やると決めた事を最後までやり切る」事も大切な事なのです。クリエイティブな発想が湧いたら、超集中のうちに最後までやり切ってください。

3.「集中力を爆上げする具体的な実践方法」

私が集中力を発揮する為にすぐにでも実践している具体例を3つ紹介します。
1つ目は、腰骨を立てて美しい姿勢を保つことです。
姿勢だけと思うかもしれませんが、姿勢を保つことで大きくパフォーマンスが変わる事が分かってきています。
一流のスポーツ選手、できるビジネスマン、スタイルを保っている人は、皆美しい姿勢をしていると思いませんか。
まず正しい姿勢でいると体が疲れない為に、脳も疲労を覚えず、集中力を発揮できる上に維持する事もできます。体の軸が傾くと目線が傾き体幹も安定しない為疲れやすくなります。またモニターなど集中している対象に対して
左右に入って来る情報にズレが生じてしまいます。外から入ってくる情報にうまく対処できず物事をうまく判断できなくなります。脳のバランスが崩れると集中力の他に思考力や反断力もにぶってきてしまうので、まずは基本からおさえましょう。

私が高校の時に教わり実践している方法に腰骨を立てるという方法があります。ただ背筋を伸ばすのではなく、腰のあたりを意識して伸ばして安定させるイメージです。
・腰骨を立てて背筋を伸ばす
・目線を水平にする
・左右の肩甲骨の高さを地面と水平にする

2つ目の方法は、机の上を綺麗にするです。
日常では、今すぐにパフォーマンスを発揮しなければならない場面があり、待ってはくれません。そんな本番で100%の力を発揮するために予め準備を整えておくのです。
また次の事にすぐに取り掛かる事ができない原因の一つにデスク周りの環境があります。どうせ色々な事に手を出して終わらないのであれば、集中して一つ一つ完了させていきましょう。
すぐ手の届く範囲に、今やることと関係のない資料、雑誌、漫画、スマホなどが置かれている。こんな場合は、集中できないのもあたり前です。脳にはあたらしい情報に瞬時に反応するという性質があります。今まで耳だけを塞いでいたという人も、デスク周りに目を向けて見るとさらに集中力レベルをアップできます。

3つ目は、ここからが最後の仕上げと気持ちを切り替えるです。
仕事の最後や、あと少しでゴールというところで集中力が切れてしまうという事が良くあります。あと少しで終わるという時に、他の人と話をしてしまったり、スマホでメッセージを確認したばっかりに、結局終わらず帰るのが遅くなってしまったという経験はないでしょうか。
その理由は、あと少しとゴールを意識する事で安心して気持ちが緩み集中力が途切れてしまう事が原因です。
終わりが見えると必ずゴールを意識してしまいますので、そんな時はゴールから意識をそらすのではなく、ここからが最後の仕上げと気持ちを切り替えて遂行しましょう。事実ゴールが見えても、まだ少しやる事が何%か残っているという事です。最後の仕上げでクオリティーが大きく変わると考え、ここからが大事と意識しましょう。

上記三つの事は当たり前のことですが、中々できている人が少ないのも現場です。超集中でクリエイティブレベルを上げたい人は、是非リセットするつもりで試して見てください。

最後に伝えたい事は、楽しくない事をやり続けても効率は上がらないし、損得ばかりを考えて行動していると、壁にぶち当たった時に瞬時に対処できなくなります。クリエイティブな思考で成功を掴む為には自分のやりたい事ができる環境に身を置く事も最も大事なことではないでしょうか。そうすれば自ずと集中力が切れて手を抜く事もなくなります。


私の活動は、KoH TのInstagramで是非見てみて下さい。
https://www.instagram.com/koh_t_official/

引用
[脳が認める最強の集中力:林 成之] 「トップ1%の桁違いな脳力の源は自分を操る集中力だ」

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