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そんなにビックリせんでも…

アラサーオープンリーゲイ
久々にゲイだとカミングアウトして
めちゃくちゃビックリされたお話。

仕事で月1会うか会わないかくらいの
お客さん。えらく僕のことを
気にかけてくれる方なので
カミングアウトしたら
ビックリされた。
以下会話内容

「お兄ちゃん、歳は?」
「34です」
「へー。独身?」
「はい、独身です」
「彼女は?」
「いないっすね~
   僕恋愛対象男なんで」
「またまた~ w
    冗談でしょ?(笑)」
「ホントですよ」
「え……(驚愕)…ウソだよね…?」
「あ、ホントですホントです」
「え?……」
「あっ僕こういうこと
   オープンにしてるんですよ。
   全然恥ずかしいことだと
    別に思ってないので」
「あー…そうなんだ…
   じゃあ…頑張って!」
「ありがとうございます!」

相当動揺してたんだろうか…
豆鉄砲喰らった顔って
こういう顔のことなんだ
と笑ってしまう所だった。


上京してオープンリーゲイとして
生活し始めて6年目。最近は
初対面の方にカミングアウトしても

「僕ゲイなんですよ」
「へー!そうなんだ~!」

という何気ない会話として
終わるのがデフォルト。
もはや、いい意味で
感覚がバグってきてる。
だからこんなにビックリされて
初心を思い出したというか
自分のメンタルマジで
強くなったんだなと
少し誇らしくなった。

今回のことで改めて思ったこと

このお客さんを
非難するわけではないのだけど
この方はおそらく
ゲイとかレズビアンとかは
テレビの世界の人間で
自分の周りにはいません

と本気で思っているタイプの
人だったんだろう。
だからたまに会う
フツーの見た目の
フツーの男が
同性愛者なわけがないと。

「LGBT」
というワードが認知されるように
なったことは喜ばしいことだけど
まだまだ
「自分の周りにはいません」
と本気で思っている人は多いみたい。

だから自分は
それは違うというアクションを
できる範囲で行いたい。
そのために
「彼女いるの?」
と聞かれたらこう答えます

「いません。ゲイなので」と

こんな身近にもいるんだぜ
という”気付き”を与え、
そこからほんのちょっとでも
考えるきっかけになればと…
そういう想いで

それが活動家でも何者でもない
一般人ゲイとしてできる
唯一の使命ではないでしょうか

めちゃくちゃカッコつけましたが
ぶっちゃけただただ隠すの
めんどいってのが本音です(笑)

ではでは!










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