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なぜ劇伴音楽のレビューを書くのか

意識的にアニメや映画の劇伴音楽についてのレビューをしたり、ツイッターで感想を言ったりしている。

それは

・違和感に気づく能力
・違うパターンを想像する能力
・それを言語化する能力

を強化するため。

違和感に気づく能力

劇伴の違和感に気づくことができる人はどれくらいいるだろうか。

とくに劇伴って、なんとなく合っていれば記憶にも残らない。

通常は、すげーいい曲だとか、印象的な使われ方をしたときにはじめて意識する程度。

作品をよりよいものにするために、ちょっとでも違和感やよくない部分があったら、それを感じ取るようにする。

そして、全体の整合性とか現場のシステムまで想像し、なぜそう思うのか、なぜそうなったのかを考える。

違うパターンを想像する能力

なんとなく聴いているだけだと、そういうものだと思って受動的になってしまう。

他の可能性があるんじゃないか、もっとよくできないか?ということを考えながら聴く。

もし自分でこの仕事をやるとしたらどうするか。そこまで落とし込む。

仕事だと、監督や演出やディレクターと自分が考えているものが違ったりする。

別のパターンを求められたときに、そのパターンでもベストなものを作れる想像力も必要だ。

言語化する能力

言語化することで感覚を普遍化し、応用できるようにする。

よくない部分はあまり表立っては書かないようにはしたい。書いても、本人が見て問題ない程度にする。

というわけで、なるべく書いていきたいと思っている。


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