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嫌だった少年野球が小学生の長男を大きく成長させてくれた

長男の少年野球が終わった。
といっても、練習はまだあるが、公式戦は全て終了。
野球チームに入って、約3年半、いろんなことがあったなぁ。
ピッチャーをやらせてもらったが、ファーボールの連発で、マウンドで泣きながら投げたこと。
思うようなプレーが出来ず、自宅の2階で一人泣き叫んでいたこと。

初めて長男が野球をやりたいと言った時、正直やめてー汗と思いました。
仕事、家事、育児でいっぱいいっぱいで、これに野球が加わったらどうなるの。
弁当、お茶当番、タオルをかぶって応援。
私が勝手にイメージしていた野球ママ像。
考えただけでキャパオーバー。

でも、長男の野球に対する思いは変わりませんでした。
私に少年野球の母が務まるのかという不安と小3にして、自分で夢中になれるものを見つけてきた息子への尊敬ともいえる感情が入り混じった気持ちでした。

そして、野球漬けの日々が走り出しました。
土日だというのにいつもと同じ時間に起床。
家族で出かけたり、ショッピングに行ったり、旅行することもなくなりました。
真夏もグラウンドに日傘、帽子で一日中張り付き、冬は風が吹き荒ぶグラウンドで応援。
お弁当やお茶を作ったり、氷を作ったり。
休みの日くらいゆっくりしたいと思ったことも何度もありました。

でも、息子は少年野球を通じてかけがえのないものを得ることが出来ました。
チームメイトを思う気持ち、追い詰められても逃げずに立ち向かう姿勢、目標に向かって地道に努力するということ。
ベタな感じになっちゃいましたが、息子の姿を見て、私が体感したことです。
得たものが多すぎて書ききれません笑

息子が少年野球を通じて学んだことは、私や父親だけでは到底教えることが出来ないことです。

息子たちのチームを応援している父、母も子供達の試合を通じて、いろんな気持ちになりました。
ミスをしたチームメイトを励ます者もいれば、あからさまに態度に出す者もいます。
声を張り上げている者もいれば、声を出さない者も。
頑張れば勝てると思っていても勝てないことも。
子供たちは社会の縮図の様なこの場所で、それぞれが、それぞれの思いを持ち、戦っていました。
この世は厳しい、でも、子供たちの戦う姿を見ていると、厳しい中でも勝利という目標を持ち、輝くことの素晴らしさを教えてもらいました。
子供たちは、自分とは違う他者を受け入れたり、受け流したり、我慢したり、させたりしながら勝利という目標を目指していました。
こんなこと、親では教えることは出来ません。

大変だったけど、楽しかった、いろんな思い出をありがとう!少年野球!

となるところですが、まだ次男も三男もいるので、私の野球ライフはまだまだ終わりません汗

#少年野球
#野球
#coron

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