見出し画像

鶴亀杯で見つけたいVol.4「勝手にこの夏の俳句が好きです。」賞(7月4日、7月5日、7月6日)

気が付いたら、8月の一週目が終わってしまっていました。でもまだまだ夏。

夏を俳句を通して体験するのはなかなか新鮮な出来事です。

鶴亀杯の俳句はこちらで見ることができます。



✨7/4(月)1人🎐3句より一句、この夏の俳句が好きですを叫びました。


131.氷原を 走れ!ペンギン一輪車

とても楽しい、お腹のところでツーっと氷を滑りそして冷たい海へストーンと泳ぎこむ姿を思います。地球の温度が上がる傾向にあるなか、これからもペンギンさんたちが暮らせる環境がありますようにと思いながら、クーラーをガンガンかけている矛盾、、、

できるだけ涼しく電気を使わないでも過ごせるように心がけなければと思う一句でした。


俳句の作者の方はどなた!!詩人の方でしたFoliage Poetさん。



✨7/5(火)2人🎐6句より一句、この夏の俳句が好きです!を叫びます。

135.蝉の声変わる時間に今日香る

蝉の鳴き声というのは夏の初めを知らせる音であったり、ご近所の様子を合唱団のように

自然に合わせて見事に季節を彩る声だと思います。クーラーをかけて締め切っていると聞こえない声ですが夕方窓から風を入れるとき、雨が降る瞬間、見事な連携で近所の蝉たちの音が聞こえます。

香るというのは雨の香りでしょうか、雨の時は蝉も潤いに体を休めているようです。


俳句の作者の方はどなた~(⋈◍>◡<◍)。✧♡月子さんでした。






✨7/6(水)1人🎐3句より一句、心に残る俳句をえらびました。

142.殴る蹴る無戸籍の子に西日落つ

無戸籍、日本の中にはいくつもの闇があります。日本に縁故の薄い人達はこの御句にあるように、無力でされるがままに暴力にさらされてその日を暮らしていることもあるかもしれません。日本人でないというところだけですでに線引きしているでしょうとそういうところが自分の中にもありませんかと聞かれているような御句でした。

俳句の作者の方はどなた! MITEI NARICO(ミテイナリコ)さんでした。

まだまだいろんな夏!あります。
つづく